Mobileye-ITURAN統合システムの販売について

2014-06-02 00:00

ジャパン・トゥエンティワン株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：加藤充）は、Mobileye社（本社オランダ）の開発・生産する後付けできる衝突防止補助装置の販売を２０１１年より行っているが、このたび、イスラエルのフリート管理システムの大手、ITURAN社との協力の下、日本国内において、Mobileyeとの統合システムの販売準備が整ったことを報告する。独自の車載装置から集めた車両の位置や状態、運転傾向や燃費情報といった情報を携帯キャリアのネットワークを使ってクラウド側で管理・分析するシステムITURAN。衝突防止補助システムMobileyeと連携することにより、Mobileyeの警報ログや車間秒数情報をITURANのシステムを通じて、クラウド側にて管理・分析することが可能。車両毎、ドライバー毎、拠点毎、会社毎、時間毎に安全運転やエコドライブといった観点でのレポートを作成・出力でき、リアルタイムの警報、年間に渡る各指標のトレンドなども見て取れるところがポイント。
ジャパン・トゥエンティワン株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：加藤充）は、Mobileye社（本社オランダ）の開発・生産する後付けできる衝突防止補助システムの販売を２０１１年より行っています。このたび、イスラエルのフリート管理システムの大手、ITURAN社との協力の下、日本国内において、Mobileyeとの統合システムの販売準備が整いましたことを報告いたします。
ITURAN社は、１９９５年の設立以来、同システムの開発・販売に専業で、現在は、北米Nasdaq市場に上場、本日時点で約５３０億円の時価総額で２０１３年の年間売上は約１７０億円になります。１００万台程度の車両を全世界で管理し、年間２０万台のシステムを販売している世界のフリート管理大手です。Mobileyeとの連携も既に実現しており、現在までにこの組み合わせにて１０００台規模で販売、世界規模で１万台以上の導入をご検討しているグローバルなお客様も出始めてきています。

ITURANは、独自の車載装置から集めた車両の位置や状態、運転傾向や燃費情報といった情報を携帯キャリアのネットワークを使ってクラウド側で管理・分析するシステム
Mobileyeと連携することにより、Mobileyeの警報ログや車間秒数情報をITURANのシステムを通じて、クラウド側にて管理・分析することも可能
車両毎、ドライバー毎、拠点毎、会社毎、時間毎に安全運転やエコドライブといった観点でのレポートを作成・出力できる。
リアルタイムの警報、年間に渡る各指標のトレンドなども可能

このシステムの導入により、管理者はドライバーの行動を詳細に「可視化、見える化」することができ、運転の状況（ヒヤリハットの発生、車間距離の取り方など）をドライバーと共有することができます。そのデータをクラウド側にて保存し分析することで、１年あるいはそれ以上の期間でのドライバーの運転傾向、運転の癖、安全・燃費グレードなどを把握し、安全グレード別にドライバーを管理し、更に、過労、睡眠不足、加齢、疾病などによる運転能力の衰えなどを把握できる可能性もあります。
現在までの加速度センサーによる第二世代のフリート管理は、急加速、急ブレーキ、急ハンドルを監視し、低Ｇ運転による安全運転を実現していました。今回のシステムは、これを一歩進め、実際の事故との相関性の高いヒヤリハット、車間秒数の取り方などのドライバー行動を管理者と共有し、事故防止への直接的な効果を狙ったもので、これを第三世代フリート管理システムとして、位置づけさせていただきます。尚、現在までに、Mobileyeを単独で御導入のお客様には、ITURANを追加で購入いただき、データ連携・統合することが可能です。