純米酒「近大酒（KINDAISAKE）」を3/3（木）から販売 地元の老舗酒蔵と共同で製造し、近大ブランドで地域活性をめざす
近畿大学附属湯浅農場（和歌山県有田郡湯浅町）は、天保11年（1840年）創業の老舗蔵である髙垣酒造株式会社（和歌山県有田郡有田川町）と協力し、附属湯浅農場で栽培した酒米「山田錦」を100％使用した純米酒「近大酒（きんだいさけ）」を令和4年（2022年）3月3日（木）から、和歌山市内の酒店や、養殖魚専門料理店「近畿大学水産研究所」の大阪店・銀座店などの飲食店で販売します。販売は昨年から実施しており、今年は720mLに加えて、新たに一升瓶（1.8L）も製造しました。
【本件のポイント】
●昨年に続き、純米酒「近大酒」を販売、今年は新たに一升瓶（1.8L）を製造
●農学部の学生約30人と教職員が協力して田植えや収穫を行った酒米「山田錦」を使用
●文芸学部の学生が酒瓶のラベルデザインを担当
【本件の内容】
近畿大学附属湯浅農場は地域活性と地産地消を目的に、令和2年（2020年）から酒米「山田錦」の栽培に取り組み、令和3年（2021年）から地元の酒蔵である髙垣酒造株式会社との共同事業により、純米酒「近大酒」の販売を開始しました。やや辛口で雑味のないスッキリとした口当たりと華やかな香りが特徴です。
今年は2年目の販売となり、令和3年（2021年）に農学部の学生約30人と教職員が協力して田植えや収穫を行った酒米を使用し、純米酒「近大酒」720mLに加えて、新たに一升瓶（1.8L）も製造しました。
酒瓶のラベルは実学教育の一環として、文芸学部芸術学科の学生がデザインを担当しました。全14学部のイメージカラーを使って虹色の日本の伝統的な波文様を表現し、文字や数字の一部を米の形にしたラベルは、希望に満ちた明るい未来を連想させるデザインとなっています。
【商品概要】
商品名 ：近大酒（きんだいさけ）
発売日 ：令和4年（2022年）3月3日（木）
販売価格 ：720mL 1,650円（税込）、1.8L 3,300円（税込）
※ 近畿大学水産研究所では、1杯990円（税込）で提供
販売店 ：酒やの鍵本（和歌山県和歌山市手平1-4-26）
松尾酒店（和歌山県和歌山市南材木丁2-25）
株式会社近大アシスト 東大阪営業所
（大阪府東大阪市小若江3-4-1 近畿大学31号館1階） 他
提供飲食店：近畿大学水産研究所 大阪店
（大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館6階）
近畿大学水産研究所 銀座店
（東京都中央区銀座6-2 東京高速道路山下ビル2階）
近畿大学水産研究所はなれ グランスタ東京店
（東京都千代田区丸の内1-9-1
JR東日本「東京駅」グランスタ東京1階） 他
酒類種別 ：清酒 純米酒 アルコール度数：16度
味わい ：やや辛口
精米歩合 ：60％
原材料 ：米（和歌山県産）、米麹（国産）
※ 原料米は近畿大学附属湯浅農場で栽培した山田錦を100％使用
醸造元 ：髙垣酒造株式会社
お問合せ ：髙垣酒造株式会社 担当：髙垣 TEL（0737）34-2109
【酒米「山田錦」】
山田錦は「酒米の王」とも言われ、生産量日本一を誇る酒米品種です。大正12年（1923年）に兵庫県明石市の兵庫県立農事試験場（現：兵庫県立農林水産技術総合センター）で誕生しました。一般的な食用米に比べ、背丈が高いため倒伏しやすく、病害虫にも弱いため栽培しにくい品種です。比較的大粒で、デンプンの隙間によって生じる大きい心白（しんぱく）は吸水性に優れ麹菌（こうじきん）が入り込みやすく、醪（もろみ）に溶け出しやすいことが特徴で酒造りには好適です。また低タンパクのため雑味が少なく華やかな吟醸香とスッキリとした味わいの酒に仕上がります。
【髙垣酒造株式会社】
天保11年（1840年）高野街道筋空海ゆかりの地、金屋（かなや）で創業。有田川上流早月峡谷（はやつききょうこく）に湧く石清水を、いつの頃からか人は不老長寿の「空海水」と呼ぶようになりました。初代髙垣又右衛門はこのまろやかな霊水から酒を醸（かも）すことを思いつき、酒造りを始めました。以来、山里で独自の発酵法を編み出し、伝統の技術に支えられて今も手造りの味を守りつづけています。「紀勢鶴（きせいつる）」、「龍神丸（りゅうじんまる）」、電球の型の瓶に入ったユニークな電球の酒「てんきゅう」など幅広くお客様から愛されております。
所在地 ：和歌山県有田郡有田川町小川1465
代表者 ：代表取締役 髙垣 任世
事業内容：酒造販売
設 立：平成17年（2005年）
資本金 ：1,000万円
URL：http://takagakishuzo.com
【関連リンク】
近畿大学附属農場
https://www.kindai.ac.jp/farm/
近畿大学水産研究所
http://kindaifish.com/
文芸学部
https://www.kindai.ac.jp/lit-art-cul/
