屋久島おおぞら高等学校 新コースを設立
「つながる学科 ジブン探求コース」2022年4月開講
広域通信制 屋久島おおぞら高等学校(鹿児島県,校長:茂木健一郎)は、答えの無い時代(※)における、教育多様化にともない「つながり」を通じて将来を描いて欲しいという思いから、「つながる学科 ジブン探求コース」を開始します。(※)決められた正解ではなく、個々の答えを持つことが重要とされるこれからの時代を、弊校では「答えのない時代」と称しています。
サービス開始の背景
文部科学省の学校基本調査(令和3年度速報時)では通信制高校に在籍する生徒数が調査を始めた1948年以降初めて20万人を超えました。これは高校生全体の約7%にあたり、約15名に1名が通信制高校に通うという計算になります。AIの台頭や従来の終身雇用や年功序列の崩壊といった社会情勢の変化が進む中、大学入試改革や教育現場のICT化で学びの多様化が広がっています。そのため、今まで以上に自分なりの答えを描く力が求められる時代となり高校進学についても多様な学び方が求められるようになりました。屋久島おおぞら高等学校は、『人』『自然』『社会』『世界』とのつながりを通じて自分自身がどうありたいかを見つけて欲しい。その思いから「つながる学科 ジブン探求コース」を開始する運びとなりました。
つながる学科 ジブン探求コース
『人』『自然』『社会』『世界』とのつながりを通じて、「自分自身がどうありたいか」と向き合い「なりたい大人」像をはぐくむコース
オンラインでのサポート
1:卒業までのつながるサポート
日々の学習にて、専用の動画教材を活用しパソコン・スマートフォン・タブレットで、いつでもどこでも学習可能。また、担当教員が生徒を毎月継続的にサポートし、卒業に導きます。
・全教科授業動画のオンデマンド配信。
・担当教員によるオンライン(電話)サポート
2:屋久島つながるゼミ
通常の科目教育では取り扱わない内容を、現場取材などをもとに学ぶオンライン講座(リアルタイム配信/年42 回)
3:つなげる実習オンライン
屋久島つながるゼミで学んだ現場に実際に教員が赴き、オンラインを通じて、取材や調査を一緒に行う双方向リアルタイム実習(年42回)
屋久島でのスクーリング(屋久島つなげる実習)
年1回(※)参加する屋久島つなげる実習(スクーリング)
では、これまでオンラインでつながっていた『人』『自然』『社会』『世界』に直接触れ、五感をフル活用して「直観力」や「共感力」をみがきます。世界自然遺産の島だからこそ感じ取れる唯一無二の体験を通じ改めて自分を認識し、仲間や「つながり」を再確認します。
(※)単位履修状況によっては年1回ではない場合があります
▶新サービスを通して私たちが目指すこと
私たちの学校は、世界自然遺産の島、屋久島にあります。何かのきっかけで与えられた「つながり」中で、興味を持ったものに自分から「つながる」。この繰り返しの中で自分自身の「大切なもの」を発見し「なりたい大人像」をはぐくんでいきます。「なりたい大人」になるために自己成長し続けることで、希望を描く力を身に付けた人へ、生徒たちが成長を遂げることを願っています。
オンライン説明会実施
新サービスリリースに伴い、入学者向けオンライン説明会を実施します
と き 令和3年10月16日(土)10:00~/13:00~ (入学者向け)
令和3年10月17日(日)10:00~/13:00~ (入学者向け)
令和3年11月27日(土)10:00~/13:00~ (教職員向け)
参加方法 以下の学科紹介ページから説明会へのご予約が可能です
屋久島おおぞら高等学校:2005年4月広域通信制高校として鹿児島県屋久島町に開校。8,000名を超える生徒たちが全国各地に在籍。「つながる場所、つなげる場所。なりたい大人になるために。」を教育理念としている。2021年4月脳科学者茂木健一郎氏が校長に就任。