サイバーテック、マニュアル作成プラットフォーム「PMX」新バージョンをリリース

~強化されたMS Wordの入出力機能など、Version6.1では様々な編集機能が向上~

ITで企業のDXをサポートする株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都渋谷区、以下サイバーテック)は、マニュアルのDX対応を実現し、Webマニュアル作成とPDF組版のワンソース化や多言語マニュアル作成にも強い、国産のマニュアル作成ツール「PMX」のバージョンアップを行い、Version6.1の提供を開始いたします(出荷開始日:2022年7月1日)。

国産のマニュアル作成プラットフォームとして、サイバーテックが提供を行うITツール「PMX」は、2022年2月にメジャーバージョンアップを行い、Version6.0をリリースいたしました。前回のメジャーバージョンアップではユーザインタフェースの一新をはじめとする機能強化を中心に実施いたしましたが、今回のバージョンアップ版となるVersion6.1では、お客様から頂戴した様々なご要望を反映させた形で編集機能の強化を中心に行いました。
サイバーテックは「日本企業による、日本企業のための、日本企業のマニュアル作成ツール」としてPMXをより多くの皆様にご利用いただけるよう、さらに機能強化を継続的に行い、より皆様のDX推進に活用いただける製品にいたします。

今回の「PMX」Version6.1 へのバージョンアップのポイント

MS Wordの入出力機能の強化

MS Wordの取り込み時において、ルールに基づいたトピックに分割しPMXに取り込むことが出来るようになりました。また、MS Word出力においては、ライブラリを強化したことにより、MS Wordベースによるマニュアル作成フローが強化されました(オプションとなります)。

リッチな目次編集機能

PDF組版時における目次自動出力機能において、トピック内に設定された見出し情報(hx要素)の階層を保持して出せるようになりました。さらに目次内でマップタイトルとトピックタイトルのスタイル変更など、より充実した目次のレイアウトを実現いたしました(オプションとなります)。

データ出力時の多彩な設定変更や機能追加

相互参照のパターン追加をはじめ、「トンボ付与、用紙の縦横の調整」といった、スタイルシートで調整が必要であった出力項目の設定がUI上で簡単に行えるようになりました。また、HTML、PDF、MS Word出力時のファイル名も事前に設定することが可能となりました。

マニュアルコンテンツ全体の複製

トピックやマップの複製を行う際には、属性情報の複製や、テンプレートの複製が可能となっておりましたが、今回のバージョンアップにて、任意のコンテンツのトピック・マップ・素材を属性情報ごと一括複製することが可能となりました。本機能により、より多彩なマニュアル作成フローに対応することができます。

「PMX」にロゴを変更

2022年4月6日付プレスリリース「サイバーテック、マニュアルからDXに取り組む企業の支援体制を構築~マニュアル作成ツールのブランドを「PMX」に統一、DX対応のメッセージを強化~」にてお伝えしていた通り、本バージョンから製品名が「PMX」に統一されます。また、PMXのロゴやメニューの名称などが変更となります。

マニュアル作成ツール「PMX」とは?

DTPソフトやMS Wordを使った属人的な制作フローではなく、ワークフローによるチーム・ドキュメンテーションを実現する、画期的な国産のマニュアル作成ツールです。複雑な多言語マニュアルの作成~改訂運用も、コンテンツの標準化と共通化により、重複コンテンツの一元化を実現し、クオリティを向上させます。変化に強いXMLデータベースでコンテンツを一元管理することにより、PDF組版とWebマニュアル出力をワンソースで出力可能です。赤入れや手戻りが無くなり、制作業務のカイゼンによる効率化と配信スピード向上・翻訳コストの削減や、改訂時のヌケモレ防止による品質向上を実現いたします。

共同制作

権限設定とワークフローで役割を分担、テレワークにも最適!

「PMX」では、エンジニアへのライティング依頼やファクトチェック依頼も、ワークフローによりスムーズに進めることができます。
「PMX」は非常にシンプルな操作性を実現しており、Webブラウザだけで操作できるため、テレワークとの親和性が高く、特別なツールのインストールは不要です。

多言語化

コンテンツの部品化と機械翻訳でリーズナブルに多言語展開!

多言語マニュアルの作成~改訂運用は非常に煩雑です。「PMX」では言語情報も含めた形でコンテンツの部品化と共通化を行うため、多言語マニュアルの品質向上を実現します。
また、Tradosなどのコンピュータ支援翻訳(CAT)ツールとの連携をはじめ、Google翻訳などの機械翻訳も活用することができます。

組版と電子化

ワンソースからPDF組版と電子マニュアルを一括出力!

「PMX」では、変化に強いXMLデータベースでコンテンツを一元管理しているため、HTML形式による電子マニュアルや自動組版によるPDFをワンソースで出力できます。
また、動画も素材として利用できるため、動画でサッと理解することが求められる、オペレーションマニュアルなども作成できます。

「PMX」が向いているドキュメント・コンテンツ

◎製造業様
マニュアル全般(操作マニュアル・取扱説明書・サービスマニュアル)・規格票・技術標準文書・作業指示書

◎ソフトウェア
ユーザーズガイド・リファレンスマニュアル・オンラインヘルプ・FAQ・運用保守マニュアル

◎金融・サービス業様
業務マニュアル・事務規程集・契約書・報告書・オペレーションマニュアル・約款・規約

◎教育・出版業様
デジタル教材・プリント・副教材・問題集・学習参考書・定期刊行物・加除式書籍

「PMX」システム概要図

マニュアル作成ツール「PMX」は、基本機能に加え、代表的なコンピュータ支援翻訳(CAT)ツール「Trados」との連携や、サイバーテックが提供する、AIによる校正支援(ゆらぎ検出)APIとの連携をはじめ、様々な外部ツールとの連携が可能となります。国内シェアNo.1のXMLデータベース「NeoCore」を内蔵することで、コンテンツの一元化と高速検索を可能としました。

「PMX 6.0」システム概要図

「PMX」基本機能一覧(※はオプション)

・XMLデータベースによる、多言語コンテンツ管理(トピック、マップ、素材、属性、バージョン)
・コンピュータ翻訳支援(CAT)ツールとのシームレス連携 ※
・素材データ管理(画像、動画、Excelファイル)
・トピック作成編集エディタ
・マップ構成編集(新規作成・改訂)
・MS Word/ FrameMakerデータの取り込み ※
・Adobe InDesign連携 ※
・Webマニュアル(HTMLアーカイブ)/ PDF / MS Word / XML による出力
・ワークフロー機能
・AI(人工知能)による、校正支援(ゆらぎ検出) ※
・セキュリティ/ユーザー管理/グループ管理/アクセス管理

サイバーテックは、DXの推進がますます進む今後の情報化社会において、企業内ドキュメントの革新的な生産性向上・再利用促進を目指しています。様々なユーザーの皆様からの声を反映させた内容を盛り込んだ形で機能強化を行い、今回リリースした次世代マニュアル作成ツール「PMX」Version6.1において、マニュアルからDX対応を目指す企業をより強力にサポートいたします。


<株式会社サイバーテックについて>
株式会社サイバーテックは「ITによる社会貢献」を目指し、1998年の創業から一貫してWeb技術に携わってきました。外資ベンダーが多いIT業界の中、純国産ベンダーとして、マニュアルに代表されるテクニカルドキュメントや構造化文書、Web分野・AI分野への情報化投資において、高い費用対効果とDX対応を実現するソフトウェア製品とITサービスを企業の皆さまに提供いたします。

商号:株式会社サイバーテック(CyberTech Corporation)
代表者:代表取締役社長 橋元 賢次
設立:平成10年(1998年)9月8日
本社所在地:〒150-0044 東京都渋谷区円山町20-1 新大宗道玄坂上ビル7階
資本金:5,000万円
URL:https://www.cybertech.co.jp/

事業内容:

  1. ドキュメントソリューション~マルチメディア対応と効率化の実現
    マニュアルの共同制作・多言語化・組版と電子化を実現するクラウドサービス「PMX」を中心に、企業のDX化を推進し、生産性アップと品質向上を実現します。
    URL: https://www.cybertech.co.jp/xml/

  2. Webソリューション~アクセスUPと運用コストの削減を両立
    Webサイト運用保守サービス「サブスクWeb運用」を中心に、Webサイト構築・リニューアルからCMS導入~コンテンツ移行といった、Webサイトに求められる様々なサービスをご提供いたします。
    URL: https://www.cybertech.co.jp/websol/

  3. ITアウトソーシング・BPO~プロフェッショナルサービスが1人月10万円~
    AI向け学習データ作成「セブハイスペックアノテーション」を中心に、オフショア開発や英語サポートを、フィリピン・セブ島に有する自社拠点にて、日本人窓口で高品質かつリーズナブルにご提供します。
    URL: https://www.cybertech.co.jp/ito/

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社サイバーテック 管理部 広報担当:薮田
〒150-0044 東京都渋谷区円山町20-1 新大宗道玄坂上ビル7階
TEL:03-5457-1770 FAX:03-5457-1772
URL:https://www.cybertech.co.jp/ メール:info@cybertech.co.jp

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