DACグループ、2022年10月1日で創業60周年 役員の女性比率40％以上で更なる女性活躍推進企業へ！

DACグループ(本社：東京都台東区、代表：石川 和則)は、1962年に創業し、2022年10月1日に60周年を迎えます。当グループは60周年を更なる成長の機会と捉え、より多様な視点、価値観を持った広告会社となるために、2023年12月1日までに役員(執行役員以上)の女性比率40％以上を目指します。

60周年×DACロゴ

7月13日に世界経済フォーラム(WEF)より発表されたジェンダーギャップ指数で日本は146ヵ国中116位でした。(※1)管理職比率は、上場企業の女性役員比率の7.5％(2021年7月末時点／女性役員情報サイト｜男女共同参画局参照)(※2)となっており、「教育」と「健康」の値は世界トップクラスにありながら、「政治」と「経済」の部分で世界に大きく遅れをとっています。
※1 https://www3.weforum.org/docs/WEF_GGGR_2022.pdf
※2 https://www.gender.go.jp/policy/mieruka/company/yakuin.html

当グループが女性活躍に力を入れ始めたのは1980年台後半からです。
代表の石川が広告業界の視察でNYの新聞社を訪れた際、女性社員が颯爽と生き生き働く職場を見て、「会社が成長するためには性別に関係なく、能力をもった人を活かす環境でなければならない」と実感。日本に戻り、女性が働きやすい職場づくりに力を入れ始めました。
制度だけではなく、2012年から3年間、3回にわたって、毎年社員10名ほどが女性活躍の進んでいる北欧の企業視察をし、帰ってきて社内にフィードバックするなど、社員の意識改革も行うことで、会社の経営戦略として女性活躍推進、D＆Iを捉えてきました。

DACグループではグループ全体の従業員の女性社員比率は51.5％と男女比はほぼ半々となっています。管理職(課長以上)の女性比率は43.7％、上級管理職(部長代理以上)の女性比率は33.3％、役員(執行役員以上)の女性比率は25.6％です。この役員(執行役員以上)の女性比率を2023年12月1日までに40％以上にすることを目標としています。

現時点での比率と目標

広告会社として時代の変化を先取りし、柔軟に対応していくためにも多様な視点を持つことが不可欠だと考えます。役員の女性比率40％は、女性を含めた多様な視点・多様な価値観を経営に取り入れるため、まずはその第一歩としての目標となります。

「女性の管理職や役員の割合を上げる」と言ってもただ数字上増やすだけでは意味がありません。女性役員が少ない理由に、結婚・出産などのライフイベントでのキャリア中断や退職などがあります。家事・育児などの負担が女性だけに偏らないような環境づくりはもちろん、男性の意識改革や女性が仕事において経営を担うという覚悟やリーダーシップを持つ必要もあります。

・女性管理職研修
女性の役員候補を集め、定期的に研修を行っています。10月12日からは2泊3日で京都にて、会社経営の自分ごと化をテーマに研修を行います。
・「特定非営利活動法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク」(NPO法人 J-Win)への加入
女性だけでなく、現在男性がほとんどを占める現経営陣も参加、D＆I推進の目的や意義を理解・自分ごと化し、意識改革につなげています。

まずは役員の女性比率40％以上を足掛かりとして、更なるダイバーシティ＆インクルージョンを推進し、多様な人材が様々な価値観を持って働く会社を目指します。世の中に多様な「感動」を提供する会社として次の目標である100年企業を目指します。

社名　： 株式会社DACホールディングス
代表者： 代表取締役社長　石川 和則
所在地： 〒110-0015　東京都台東区東上野4-8-1 TIXTOWER UENO 13F
社員数： 711名(DACグループ総数)
URL　 ： https://www.dac-group.co.jp/