日本一早い茶摘みを行いました。

2023年1月5日 温室栽培したお茶の新芽を摘みました。

関西文化学術研究都市に位置する「福寿園CHA遊学パーク」では、研究の一環として、1年を通してお茶を収穫できる「通年摘採」に取り組んでおります。

この研究成果の披露として、2023年1月5日に日本一早い新茶の初摘みを行い、摘んだお茶の葉は、茶の開祖 栄西禅師の像にお供えし、本年の茶業発展を祈願いたしました。

午後から福寿園宇治茶工房(京都府宇治市)へと場所を移し、摘みとったばかりの茶葉を伝統の手もみ製法で宇治茶に仕上げました。茶師が丁寧に茶葉を揉んで仕上げた宇治茶は、とてもまろやかな味に仕上がりました。
その後、ご来賓の皆様をお招きして、茶室「華松庵」にて手もみ茶の初茶会を開催、出来あがった初手もみ宇治茶を味わっていただきました。

今年も新年早々に蓄えていたエネルギーを一気に放出させるかのように青々とした芽を吹かせてくれました。この若々しいエネルギーに満ちた自然の恵みを私共は頂戴し、日本茶に仕上げています。つまり、お茶は喉の渇きを潤すだけでなく、人を元気にし、生活を豊かにし、人生に潤いを与えてくれます。このような素晴らしい飲み物は他に類をみません。しかも、飲んで良し、食べて良し、香って良し、とあらゆる楽しみ方ができます。
本年も様々なお茶の楽しみや素敵をお伝えできるよう努めてまいりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

●温室での初摘みについて・・・京都品種の「ごこう」を「礫耕(れきこう)栽培」という、土のかわりに軽石を敷き詰め、液体肥料で育てる方法で栽培しています。100㎡の実験温室は、温度・湿度・光を年間を通じて自動調節しています。11月下旬頃から夜間にも蛍光灯を点灯してお茶の木を「深い休眠状態」にさせないことで、通常より4ヵ月芽吹きを早め、その新芽を新年早々に手摘みをして収穫します


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