新たなイノベーションの創出を目指す新研究開発施設 「Yonex Performance Innovation Center」を運用開始

2024-08-19 11:00

ヨネックス株式会社(代表取締役社長:アリサ ヨネヤマ)は、新潟県長岡市にあるヨネックス長岡工場の隣接地に新たな研究開発施設「Yonex Performance Innovation Center(ヨネックス パフォーマンス イノベーションセンター)」を開設し、2024年7月より運用を開始しました。

本施設では、弊社の掲げるパーパス「独創の技術と最高の製品で世界に貢献する」を実現するため、イノベーションを生み出すプロセスの革新に取り組みます。様々なプレー環境を再現する設備と、最新鋭の機器の導入により科学的な分析力を強化し、迅速に製品開発に反映することで、あらゆるプレーヤーのパフォーマンスを支えるものづくりを目指します。

新研究開発施設は25,400㎡の敷地内に3階建ての研究開発棟を備えています。実際の多様なプレー環境でプレーヤーの動作や打球をより精密に分析するため、最新鋭の解析機器を常設した研究用コートに加え、可変式アリーナ(バドミントンコートの場合8面、テニスの場合2面)、テニス世界大会を想定した4種類のサーフェス(表面)の屋外テニスコートも設置しました。また、トレーニング施設等、トップレベルのトレーニングキャンプにも対応できる設備を併設しています。

本施設の大きな強みは、製造工場に隣接していることです。蓄積したデータを活用し、隣接する生産施設と連携して最短24時間以内のスピーディな試作品開発につなげます。重視するのは「失敗のスピードを促す」こと、すなわちアイデアをどんどん試し、多くの失敗をして、そこからの学びを新たな発想につなげる、というプロセスを速く回していく。それによりさらなるイノベーションを生み出すことを目指します。

研究開発は、テニス、バドミントンなどのラケットスポーツから着手し、ゴルフ、スノーボードなど弊社が取り扱うスポーツ分野へと対象を広げていく計画です。さらに今後は、トッププレーヤーのトレーニングやジュニア選手の育成の場としても活用していく予定です。

本施設で新たなイノベーションを追求し、あらゆるプレーヤーのパフォーマンスを支える、革新的で高品質な製品をお届けしていきます。

※現時点では一般のお客様への施設開放は予定しておりません。

Yonex Performance Innovation Center概要

【主な施設紹介】

屋外テニスコート

世界大会を想定した4種類のサーフェス(表面)のテニスコート6面を設置。
ハードコート2種4面、天然芝コート1面、レッドクレーコート1面を備える。

屋内コート

可変式アリーナ(Minoru Yoneyama Arena)

可変式アリーナは、バドミントンコートで8面、テニスコートでは2面として利用可能。

研究用コート(SŌGEN/SORA Court)

研究用コートは、最新鋭の機材を用いてプレーヤーの動作や打球を精密に解析。

トレーニングルーム

ロッカールーム

アスリートやジュニア選手のトップレベルでのトレーニングキャンプにも対応できるように、トレーニングルーム、ミーティングルーム、シャワー、浴室も完備。

  

名称:Yonex Performance Innovation Center
(ヨネックス パフォーマンス イノベーションセンター)
所在地:新潟県長岡市高頭町中山
<研究開発棟:鉄骨3階建て>
研究施設エリア面積:25,400㎡
建築面積:5,109㎡
延床面積:8,581㎡

※現時点では一般のお客様への施設開放は予定しておりません。

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