【名城大学】開学100周年記念企画「REALIZE AWARD 2024」を開催/ 加藤大志さん(農学研究科博士後期課程2年)が最優秀賞に輝く

聴衆約130人を前に ファイナリスト7人が熱くプレゼンテーション

最優秀賞に輝いた加藤さんのプレゼンテーション

本学が2026年に迎える開学100周年の記念企画で、学生が入学してから夢に向かって挑戦した取り組みを発表する「REALIZE AWARD(リアライズ・アワード) 2024」が3月13日、天白キャンパスの共通講義棟南で開催されました。ファイナリスト7人が熱くプレゼンテーションを行い、審査の結果、「研究にはロマンがある!キノコって面白い!」と題して「キノコの酵素の1つを世界で初めて見つけたい」との夢を掲げた加藤大志さん(農学研究科農学専攻博士後期課程2年)が最優秀賞(グランプリ)に輝きました。

「助けを求める人の役に立ちたい」「殻を破って、挑戦し続けたい」

「REALIZE AWARD 2024」は昨年に続く2回目の開催で、実現したい夢に向かってチャレンジした学生たちの取り組みを称えるとともに、一歩を踏み出して得た喜びを広く共有してもらおうと企画しました。本学と名城大学附属高等学校、本学が指定管理法人を務める愛知総合工科高等学校専攻科の学生・生徒を対象に募集し、今回は52組がエントリー。書類選考を経て選出されたファイナリスト7人がこの日のプレゼンテーションに臨みました。

会場のS101教室を訪れた学生や教職員ら約130人を前に、ファイナリストたちはそれぞれスポーツや音楽、研究などの分野で挑んだ夢とそれを抱いたきっかけ、その夢に挑戦した過程でどう模索し、どのような学びを得たかなどを、楽器の演奏や球技の実演も織り交ぜるなど自らの言葉やパフォーマンスで個性豊かに披露。「人の役に立つことで支えてくれた人に恩返ししたい」「助けを求める人の役に立ちたい」「殻を破り、挑戦し続けたい」などと語り掛け、プレゼンが終わるたびに大きな拍手が送られていました。

優秀賞の岡山さん
優秀賞の水野さん

終了後、来賓あいさつで名古屋市の中田英雄副市長が「視点がグローバルで世界を向いている。名城大学には素晴らしい人材がいると感じた」と高く評価し、会場からも「素晴らしい夢を追う発表ばかりで、私も頑張りたい」「海外に行くなど7人とも実行力がすごい」などと感想が寄せられました。また、昨年のファイナリストでプロのアーティストを目指す夢を語って敢闘賞を受賞したシンガーのBUZZ(バズ)さん(2024年経済学部卒)が舞台に立ち、楽器を使わず声だけで曲を奏でるパフォーマンスを披露しました。

小原学長「これからも『リアライズ』の精神を持ち続けてください」

その間、小原章裕学長と伊川正樹・学務センター長(法学部教授)、武藤正美常務理事・事務局長、三澤太輔理事、卒業生で2017年3月に行われた開学90周年企画「RISING AWARD」でファイナリストとなった高桑宏介さんと山口春菜さんの審査員6人が、先見性や多様性、表現力などの観点から審査を行い、最優秀賞1人と優秀賞2人、敢闘賞4人が決定。会場参加者の投票で聴衆が最も共感したプレゼンテーションに贈られる「共感賞」も1人が選ばれました。

表彰式では、小原学長ら審査員からファイナリストたちにトロフィーや盾が贈られ、小原学長は農学部の後輩でもある最優秀賞の加藤さんについて「一番厳しく採点したが、キノコの魅力をよく引き出していた」と感想を語り、最後に全体の講評で「どのプレゼンテーションも素晴らしく、甲乙つけがたく審査に苦労した。これからも(開学100周年のスローガンとして掲げている)『リアライズ』の精神を持ち続けて頑張ってください」と期待しました。

表彰式
講評を述べる小原学長

【各賞の受賞者と発表テーマ】

敢闘賞と共感賞の平田さん
敢闘賞の濱田さん(左)
敢闘賞の宮西さん
敢闘賞の滝さん(左)
BUZZさんのパフォーマンス
あいさつする中田副市長
司会を担当した【M-Line】の学生
受付も【M-Line】の学生が担当
全員で記念撮影
NC動画生成サービス
Copyright 2006- SOCIALWIRE CO.,LTD. All rights reserved.