マイファームと自然電力、資本業務提携を締結
~ソーラーシェアリング事業で連携~
株式会社マイファーム(本社:京都府京都市、代表取締役:西辻一真、以下「マイファーム」)と、自然電力株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:磯野謙、川戸健司、長谷川雅也、以下「自然電力」)は、2023年5月17日をもって、資本業務提携契約を締結したことをお知らせいたします。
資本業務提携の背景について
マイファームは、「自産自消ができる社会」を理念に、これまで農業教育、農業技術開発及び研究(R&D)、地域活性に関する事業を多岐にわたって行ってきており、それらの知見と農業人材ネットワークを持っています。
自然電力は、再生可能エネルギー発電事業に加え、地域活性推進事業や、農業とエネルギーを組み合わせた営農型太陽光事業(以下、「ソーラーシェアリング事業」)など、持続可能な社会を創る取り組みを行っています。
それぞれの知見を活かし、事業連携を推進することで、得意分野を生かした相乗効果が得られると考え、資本業務提携に至りました。両社の持つ強みや情報・ネットワークを生かし、農業が抱える社会課題の解決に取り組んでいきます。
具体的な提携内容について
マイファームと自然電力は次の2点において業務提携を行います。
- マイファームが運営する農業学校「アグリイノベーション大学校※」が輩出する農業人材を、自然電力が運営するソーラーシェアリング事業における農業従事者としての斡旋・紹介等
- マイファームから自然電力への、ソーラーシェアリング事業に使用する用地の斡旋や紹介等
※アグリイノベーション大学校について(https://agri-innovation.jp/)
「あなたの農業人生が決まる学校」をテーマに、農業技術と経営を学び、それぞれの農業人生を歩むための総合力を手に入れる社会人向け農業学校。多種多様な背景を持つ人材が累計2000人以上卒業しており、全国で活躍しています。
今後の目標について
協業によりすでに垂直型のソーラーシェアリング設備を活用した新しい営農モデルでの生育試験をプロジェクトとして準備しています。今後も日本全国において「農業経営における収益改善」や「持続可能な農業」などを推進するために、新しい技術を活用した営農モデルの確立を目指していきます。
株式会社マイファームについて
2007年9月設立。「自産自消(=自分でつくって自分で食べる)」を理念に掲げ、体験農園や農業学校事業、農産物の生産、流通販売事業、自治体・法人コンサルティング等に取り組んでいます。農にまつわる「ヒト・コト・モノ」という側面からアプローチし、多事業を展開することで、様々な生活行動の変容を促し、自産自消ができる社会を目指しています。
自然電力株式会社について
2011年6月設立。「青い地球を未来につなぐ」を掲げ、太陽光・風力・小水力・バイオマスによる再生可能エネルギー発電所の開発・資金調達・アセットマネジメントを手掛けています。2016年より海外事業にも注力しており、東南アジア・ブラジルを中心に開発・発電事業を展開しています。また、2019年からはエネルギーテック事業に参入し、自社開発のEMS(エネルギー管理システム)により、マイクログリットやVPPの構築やEVのスマート充放電サービス等を提供しています。これまでグループとして国内外で1ギガワット以上の再生可能エネルギー発電事業に携わっています。
株式会社マイファーム
本社所在地:〒600-8216京都府京都市下京区東塩小路町607番地 辰己ビル1階
代表者 :代表取締役 西辻 一真
設立日 :2007年9月26日
資本金 :100,000,000円
事業内容 :耕作放棄地の再生及び収益化事業/体験農園事業(貸し農園、情報誌の発行)/農業教育事業(社会人向け新規就農学校、農業経営塾)/農産物生産事業および企業参入サポート/流通販売事業(農産物の中間流通・通信販売)/ソーラーシェアリング等エネルギー関連事業
自然電力株式会社
本 社 :福岡県福岡市中央区荒戸1-1-6 福岡大濠ビル3F
代表者 :代表取締役 磯野謙、川戸健司、長谷川雅也
設 立 :2011年6月
資本金 :5,123,001,966円 (資本準備金含む)(2022年10月末時点)
事 業 :太陽光・風力・小水力等の再生可能エネルギー発電所の発電事業(IPP)、事業開発・資金調達、アセットマネジメント、デジタル事業等