医薬およびバイオテクノロジー企業における医師主導治験の予算は、21％増加

株式会社グローバル インフォメーションは、カッティング・エッジ・インフォメーションが発行した報告書「Investigator Initiated Trial Management (医師主導治験（IIT：Investigator Initiated Trial）管理)」の販売を開始しました。

医薬およびバイオテクノロジー企業は、医師主導治験(IIT)予算を今年は平均21％増加しました。当報告書によると、製薬、バイオ企業は平均730万米ドルのIIT予算を今年計上していますが、資源配分は大手製薬会社とその他では大きく異なります。上位25社の平均IIT予算は、2150万米ドルで、その他は平均120万米ドルとなっています。

「莫大な予算額は、ヒット商品を生み出す多くの機会をもたらすIITの現状を反映しています。」と当報告書の主執筆者であるシニア・リサーチ・アナリストのRyan McGuireは話します。「IITは専門的な製品に注力している小規模企業にも同じく機会をもたらすのですが、実際にはそのための十分な予算がありません。」

IIT予算は、ここ3年間に着実に上昇し、当報告書によれば、この期間における治験責任医師による研究予算は、42％増加しています。また、42％の企業が次回の予算枠で、IIT予算を増加させる計画で、わずか17％の企業がこの予算を減少させる見通しです。傾向としては、上位25社を含む多くの企業が、IIT管理の合理化に現在取り組んでいます。上位25社のうち一社は、昨年の秋に、より組織的なIITチームを設立し、米国の事業部門を監督する決定を下しました。これにより、IITに対しての承認、資金供給、監督といった処理能力がこの企業において大幅に拡大しています。同社の意思決定者は、来年に向けてIIT予算を600％増加する計画です。

医師主導治験（IIT：Investigator Initiated Trial）管理
Investigator Initiated Trial Management

http://www.gii.co.jp/report/cei214214-investigator-initiated-trial-management.html
出版日 2011年09月
発行: カッティング・エッジ・インフォメーション

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