シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社 静岡県三島市と災害時の給食支援協定を締結

~地震や風水害に備えて食事提供網を構築~

 事業を通じて社会課題解決を実現する総合サービス企業 シダックスグループで、自治体サービス(観光施設や図書館の運営、学校給食調理、学童保育等の業務)のアウトソーシングを担うシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山田 智治、以下、SDH)は、2025年3月24日(月)、静岡県三島市(以下、三島市)と「災害時における食事等の提供に関する協定」を締結しました。なお、本締結により、SDHが自治体と災害協定を締結するのは24件目(2025年3月24日<月>10時現在)となります。

締結式の様子。(写真左から二番目)三島市 豊岡 武士市長、(写真左から三番目)SDH代表取締役社長 山田 智治
SDHが調理業務を受託している北学校給食共同調理場での調理の様子

 静岡県の東部、伊豆半島の付け根に位置する三島市は、雄大な富士山を臨み、東海道の宿場町として古くから栄えた歴史ある街です。SDHは、2010年4月より三島市の北学校給食共同調理場の調理業務の受託運営を行い、市内の中学校2校へ1日約1,000食の食事を提供しています。また、静岡県内においても、三島市を含め21カ所(2025年3月現在。給食センター・自校式合わせて)の学校給食調理業務を受託しています。

 この度の災害時における食事等の提供に関する協定は、北学校給食共同調理場の給食調理施設を活用し、災害時に市民の皆様へ迅速に食事を提供することを目的としています。

 SDHは、2024年1月に発生した令和6年能登半島地震において、発生直後より全国のスタッフを現地に派遣し受託運営する道の駅で炊き出し支援を行ったほか、グループ内の他の事業会社とも連携し、物資の輸送も含め被災者支援活動を行いました。SDHが培ってきたノウハウと、グループをあげての災害時の支援活動の経験を活かし、三島市においても災害時に迅速に食事提供を行うスキームを構築しました。

 シダックスグループが提供するサービスを通じて地域住民の皆様の幅広い生活支援を行うだけでなく、この度の災害時等における食事提供の協力に関する協定の締結により、三島市とのさらなる地域連携を図ると共に、地域の社会課題解決に貢献したいと考えています。

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