香水の都、南仏グラースの国際香水博物館に パルファン サトリの代表作「サトリ -Satori-」が収蔵
株式会社パルファン サトリ(東京都港区、代表取締役社長:大澤さとり、以下 パルファン サトリ)は、香水の都・南仏グラースにある国際香水博物館(MIP=Musee International de la Parfumerie)に当ブランドの代表作である「サトリ -Satori-」の茶壷型香水が収蔵されましたことをお知らせいたします。
茶壷型香水は、大沢さとり自身の着想によって作り上げたオリジナルの有田焼に、紐飾り、桐箱、真田紐、包み布などの取り合わせにもこだわった、日本の美の粋を集めて2006年に発表した作品です。
収蔵に際し、国際香水博物館 科学責任者/遺産保護担当官はグレゴリー・クーデルク氏は「当館において、ヨーロッパ以外の収蔵品は多くの場合、昔の伝統的な品物であり、販売中の香水を取り上げるのは非常に珍しい。また日本の香水の所蔵はわずかなので、今後増えることを願っています」と語りました。
国際香水博物館(Musee International de la Parfumerie)とは
香水の都、南仏グラースにある100年の歴史を誇る、世界でもっとも権威のある香水博物館です。1918年に私設博物館として誕生し、現在ではフランス文化省によってミュゼ ドゥ フランス(Musee de France)※1の認定を受けています。
50,000点以上という収蔵規模もさることながら、ギリシャ・ローマ時代の香水瓶のコレクションや、マリー・アントワネットの旅行用の化粧道具といった歴史上の貴重な展示、香水の原材料、製法、流通、ボトル、広告デザインなど香水の全てが分かる博物館であり、日本の香道に関する展示コーナーもあります。また2010年からは、約10キロ離れた場所にある、香料用の様々な植物が栽培される2.5ヘクタールの庭園を、国際香水博物館の附属施設として有します。
※1「ミュゼ ドゥ フランス」
2002年1月4日の法律により、地域圏に属する博物館に付与される呼称で、フランス博物館高等評議会による審査の後、フランス文化省により認定されます。公法上の法人、または非営利の個人が所有する美術・博物館が対象で、現在まで1,218の博物館に「ミュゼ ドゥ フランス」呼称が与えられています。
「サトリ -Satori-」について
デザイナーの名前を冠したパルファン サトリのシグネチャー・フレグランス。伽羅(きゃら)の香りを表現しています。同じ重さの黄金より価値のある最高の沈香木・伽羅の香り。その香りが一本の道筋となって香炉から立ち上るさまを、女性の凛とした姿勢になぞらえています。
フランスの匂いの帝王ルカ・トゥリンらによる信頼性の高い香水ガイドブック「PERFUMES THE GUIDE 2018」に掲載され、四つ星(★★★★)という高い評価をいただいた作品です。
タイプ :ウッディ・オリエンタル
トップノート:ベルガモット、コリアンダー
ミドルノート:シナモン、クローブ、カカオ、バニラ
ラストノート:オリバナム、サンダルウッド、アガーウッド
サトリ -Satori- 16,000円(税込17,600円)
「茶壷型香水さとり」について
パルファン サトリがオリジナルで作成した、日本を代表する3種の花、梅・藤・桜の茶壷型の香水瓶に、「サトリ -Satori-」を大切に納めました。
茶壷型香水さとり 100,000円(税込110,000円)
パルファン サトリとは
大沢さとり(フランス調香師協会会員)によるフレグランスブランドです。
2000年に東京でサロンを開いて以来、クリエイティブな作品を次々と発表。パルファン サトリのオリジナル香水の制作販売をはじめ、デザイナーズブランドや企業様向けプロダクツの香りのデザイン、講演やイベント等を行い、スクールでは後進の指導にもあたっています。
L.A.、U.A.E、パリ、アムステルダムなどの海外でも発売され、2016年から世界の香水データベース「フレグランチカ」(U.S.A)にリストアップされるようになりました。2018年には世界中の香水愛好家のバイブル「PERFUMES THE GUIDE」に日本の独立系ブランドとして初めて掲載される、英国フィナンシャルタイムズの「2018年世界の香水ベスト5」に選出されるなど欧州を中心に様々な評価を得ています。また同年、総務省助成事業、日仏共同制作「香りが導く!ニッポンの魅力」に香りの案内人として出演いたしました。