建築・建設現場の助っ人「建助」、シングルマザーを対象にキャリア支援を開始
全国で建築・建設現場のトータルサポートを提供する、株式会社ファストコム「建助事業部」(本社:東京都中央区日本橋人形町、代表取締役社長:小林栄治 以下「建助」)は、ひとり親世帯の支援団体「NPO法人リトルワンズ」(東京都、小山訓久代表理事、以下「リトルワンズ」)と連携し、沖縄県のシングルマザーを対象にキャリア支援を開始しました。
◆沖縄県内初となる「建設業界」特化型キャリア支援
沖縄県の世帯年収は他都道府県と比較しても低く、こどもの相対貧困率は2016から2022年の調査において29%を上まわっています(※1)。さらに新型コロナウイルスの影響を受けて経済的に困窮する家庭が増加傾向にあり、特に就労経験の乏しい若年層のシングルマザー世帯の経済状況が深刻です。このような状況下において、行政・地域・企業による包括的支援と自立を目指すことができる社会的基盤づくりが必要となっています。
「リトルワンズ」は、2021年休眠預金を活用した「沖縄県シングルマザーの活躍推進基盤構築事業」(事務局:オリオンビール奨学財団)を行う実行団体に採択され、企業と連携したシングルマザーの就労環境整備事業を進めています。「建助」はこの事業に賛同し、キャリア支援体制の構築に協力します。
「建助」は沖縄県内の母子家庭を優先的に採用し、地元での就労の機会と訓練の場を提供します。職種や時間は、本人の状況に合わせ、採用後も「リトルワンズ」は生活面・精神面でも適切なサポートをおこないます。また、就労経験が乏しい若年層のシングルマザーに対しては仕事の経験を積みながら基礎的な社会人トレーニングを行うことで、将来的な自立を伴走支援していきます。
◆需要高まる沖縄県の建築・建設サポート事業に、地元ママ人材を活用
コロナ禍での生活様式の変化により、戸建て住宅需要が増加し、近年沖縄県においても大手ハウスメーカーや建設事業者の新規沖縄進出が相次いでいます。こうした建築・建設需要の高まりを受け、「建助」に対するサポート依頼も増加傾向が続いています(需要の高まりを受け、2021年4月沖縄県浦添市に「建助」沖縄オフィスを開設)。
「建助」は駐車場の手配や現場事務所手配、各種申請など約50種類程のサービスを展開。これらの業務には、土地感があり、地域性の理解が必須であり、なかなかネットだけの情報では業務の遂行は出来ませんない。そこで、県内に詳しい母子家庭のチカラを借り、駐車場の手配や現場事務所の手配など、地域に密着したお仕事をすすめていただきます。
将来的には、建築・建設業界で働く女性のロールモデルを増やします。建築・建設業界は全国的に慢性的な人材不足。女性活躍や建築・建設業の魅力を積極的に発信し、「女性、母親が働きやすい職業」としてのブランディングを進め、建築業界を下支えしてまいります。
【会社概要】
社名:株式会社ファストコム 代表者:代表取締役社⾧ 小林 栄治
本社所在地:東京都中央区日本橋人形町 2-14-10 アーバンネット日本橋ビル 1F
事業内容:建助事業、WEB 事業、映像事業、メディア事業、ヒューマンソリューション事業
設立年月日:2010 年 9 月
資本金:10,000,000 円
在籍者数:73 名
リリース元:株式会社ファストコム
URL:https://fastcom.co.jp/
連携先:NPO法人リトルワンズ
URL:https://npolittleones.com/
協力事業:公益財団法人オリオンビール奨学財団「沖縄県のシングルマザーキャリア支援事業」
http://www.orionbeer-zaidan.or.jp/singleparents/
【参照資料】
(※1)新たな子どもの貧困対策計画(素案) 令和4年2月 沖縄県
https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/iken/r3/documents/hinkontaisaku_keikakusoan.pdf
(※1)令和3年度 沖縄子ども調査 概要版 令和4年3月 沖縄県
https://www.pref.okinawa.jp/site/kodomo/kodomomirai/kodomotyosa/documents/2022_kodomoreportsammry.pdf
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