映像解析AI スタートアップのVAAK　三井住友海上キャピタルから資金調達を実施

映像解析AI「VAAKEYE」事業の拡大、および無人レジ「VAAKPAY」の開発強化

2019-12-26 09:00

　この度、映像解析スタートアップの株式会社VAAK（本社：東京都千代田区、代表取締役　田中　遼）は、2019年12月、三井住友海上キャピタル株式会社（本社：東京都中央区、取締役社長　石上　壽一）が運営する、三井住友海上キャピタル2018V投資事業有限責任組合に対して、第三者割当増資を実施し、資金調達を行いました。

　当社では、2017年11月の設立以来、防犯カメラ映像をAIで解析することで、人間の詳細行動を検知・予測する技術を強みとし、人物行動や異常を自動的に検知し、お知らせする「VAAKEYE（バークアイ）」の開発、およびサービス提供を行ってまいりました。

　これまで、小売店舗の万引きなどの不正削減に貢献してまいりましたが、近年では、更に検知可能な対象と用途を拡大し、事業運営の省人化、警備活動の強化・効率化、テロ対策、おもてなし向上など、さまざまな空間に価値を提供することが可能となりました。

　今回の第三者割当増資により、VAAKEYEの運営体制及び販売体制の強化、無人レジシステム「VAAKPAY（バークペイ）」の開発体制の強化を行い、生活や事業の安全・快適に、一層貢献できるよう努めます。
　今後も当社では、AIの眼で社会課題に取り組み、当社ビジョンである「犯罪や事故のない豊かな社会」の実現を目指してまいります。

■投資ご担当者のコメント

三井住友海上キャピタル株式会社
投資開発マネージャー　細谷　裕一　様

　VAAK社の行動解析技術は、防犯カメラの可能性を一変させるプロダクトであると感じております。カメラが万引き犯を検知し、将来的には無人レジまでをカバーするプロダクトへ成長することを期待し、今回投資に至りました。
　同社に色々な連携先を紹介し、同社のビジョンである「犯罪や事故のない豊かな社会」の実現に貢献していきたいと考えております。本資金調達にてVAAKEYEの更なる拡販、およびVAAKPAYの開発が一層進むことを期待しております。