東急不動産の学生レジデンス「キャンパスヴィレッジ」 近畿大学と産学連携、学生目線での魅力向上プロジェクト ユーザーサイドから見た効果的な販促活動、入居者同士の交流促進策など

グループワーク(左)、中間発表(右)
グループワーク(左)、中間発表(右)

近畿大学(所在:大阪府東大阪市、学長:細井 美彦)と東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡田 正志)は、2022年開業予定の学生向け賃貸物件「キャンパスヴィレッジ大阪近大前」(以下、「本物件」)における「学生目線の販促活動および入居者同士の交流創出の仕組み作り」という2つのテーマに関し、産学連携共同研究を実施します。近畿大学経営学部経営学科教授 布施 匡章ゼミが参画し、学生目線での入居者の販促活動、入居後の学生間のコミュニケーション作りの支援を行うことで、ユーザーである学生から見た本物件の魅力を向上させることが狙いです。
この共同研究を行うことで、東急不動産および本物件の管理運営を担う株式会社学生情報センター(所在:京都府京都市、代表取締役社長:吉浦 勝博)は、近畿大学の学生がメインターゲットとなる本物件において、近畿大学の学生ならではの視点を取り入れ、本物件ならびに他の学生レジデンスにおける更なる品質向上を図ります。一方、近畿大学では、学生が実学として、企業が持つ様々な課題を理解し、課題解決へ向けた対応策を検討する機会が生まれます。また、検討した販売促進策、交流促進策を実際の物件で実行することで、学生の社会実践力を養うことを狙います。

【共同研究の概要】
本共同研究では、近畿大学・布施ゼミの学生34人が、東急不動産および本物件の管理運営を行う学生情報センターが抱える課題の解決策を考え、提案を行います。販促活動については、企業への企画提案から実施まで学生が主体となり行います。

企業の抱える課題に基づき、今回は以下2つのテーマを設定いたしました。
テーマ(1):学生による学生目線の販促活動
本物件の更なる認知向上や、デジタルを活用した広告展開の強化という課題に対して、学生主体で販促策を立案・検討し、実施いたします。

テーマ(2):入居者同士の交流を生み出す仕組み作り
入居者に、大学入学から卒業までの間長く住み続けてもらえる快適な住まいづくりの実践という課題に対して、学生が入居者同士の自発的かつ持続的な交流を生み出す仕組みを考え、東急不動産と学生情報センターへ提案します。

このプロジェクトに関して、昨年内に4回にわたりワークショップを開催し、各テーマにおける施策に関し議論を重ね、検討を進めてまいりました。

<スケジュール>
2021年10月25日 「キャンパスヴィレッジ京都下鴨東」入居者インタビュー会
2021年10月27日 キックオフ、会社概要・事業概要説明、本物件現地見学会
2021年11月8日 コンセプトワーク
2021年11月29日 中間発表
2021年12月20日 最終提案発表
2022年1月~ 販促活動開始

【学生からの提案を実現へ】
2021年12月20日、近畿大学の学生から、これまでのワークショップの内容をまとめた最終提案発表がありました。
本物件専用のInstagramアカウントを通して入居者を募集し、入居後は入居者自身がそのアカウントを運営・活用し、本物件の魅力を発信してゆくという、デジタルを活用した入居者参加型の提案や、キャンパスヴィレッジオリジナル傘を制作し、物件募集HPのQRコードを貼ることで、QRコードからの認知獲得を狙うというユニークな提案もありました。これらの提案をもとに、1月より近畿大学の学生が実際にデジタルを活用した広告を行います。
また交流促進に関する提案として、同じ趣味同士が集うキャンパスヴィレッジ内サークルや、授業教材や過去試験問題をアーカイブしたシェアライブラリー等、学生の興味を惹き、学生からのアクションで交流が生まれていくような提案がありました。今後は提案頂いた各案を本物件に導入すべく、検討を進めてまいります。

【CAMPUS VILLAGE(キャンパスヴィレッジ)について】
キャンパスヴィレッジは、東急不動産が開発し、東急不動産グループの株式会社学生情報センター(本社:京都府京都市、代表取締役社長:吉浦 勝博)が管理運営する学生レジデンスです。
全国で13物件、2021年度末までに関西エリアで新たに5物件が竣工予定です。
キャンパスヴィレッジの詳細はHPをご覧ください。
https://campusvillage.jp/

【キャンパスヴィレッジ大阪近大前】
住 所:大阪府東大阪市友井五丁目506番1(地番)
交 通:近鉄大阪線「弥刀」駅 徒歩12分
    近畿大学徒歩9分
総戸数:251室

【長期ビジョン「GROUP VISION 2030」の取り組みテーマとSDGsの取り組み】
東急不動産ホールディングスグループは、2021年5月11日に長期ビジョン「GROUP VISION 2030」を発表しました。「WE ARE GREEN」をスローガンに、誰もが自分らしく、いきいきと輝ける未来を実現します。価値を創造し続ける企業グループをめざして、重視する社会課題から抽出した6つのテーマに取り組み、SDGsの達成に貢献していきます。

<本リリースにおける取り組みテーマ(マテリアリティ)>
・ウェルビーイングな街と暮らしをつくる
・サステナブルな環境をつくる
・デジタル時代の価値をつくる

<貢献するSDGs>

東急不動産ホールディングスグループ「GROUP VISION 2030」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/group-vision-2030/

【関連リンク】
経営学部 経営学科 教授 布施 匡章(フセ マサアキ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/124-fuse-masaaki.html

経営学部
https://www.kindai.ac.jp/business/


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