ラグビーW杯2019日本の勝利を支えた「神の手」ストレッチが、家の中で簡単にできると話題!

新型コロナウイルスで外に出られない人も、しっかり鍛えることができます

ラグビー日本代表を支えた「神の手」トレーナー、佐藤義人さんが教える
奇跡のストレッチを紹介した書籍『1分間だけ伸ばせばいい』が発売から10か月で、17万部を突破しました。

ラグビー選手たちが激しくぶつかり合ってケガをしても、次の試合までに全力でプレーができる状態にまで戻す佐藤さんのトレーナー技術。これには、ラグビーファンのみならず、多くの方が驚愕し、称賛しました。

この書籍は、トップアスリートが行っているトレーニング方法を一般の方向けにアレンジした、腰痛、ひざ痛、足のしびれ、肩こり、疲れ、不眠、胃腸の不調など、体のさまざまな不調を解消する方法を紹介したものです。

体の不調は、「多裂筋」と「足指の伸筋群」という2つの筋肉が動かなくなっていることが原因かも

使わない筋肉はどんどん動き方を忘れ、使い方が悪い筋肉はどんどん固くなります。

その中でも「多裂筋」と「足指の伸筋群」は、普段使うことがあまりないために、うまく動かなくなり、痛みやこわばりなど、体の不調の原因となっています。体が硬くなるので、肩こりや腰痛、ひざのいたみ、猫背など姿勢の悪さ、自律神経の乱れ、胃腸の不調など、さまざまな症状に影響します。また、つまずきや転倒はもちろん、ケガの原因となったり、故障を招いたりもします。

「多裂筋」は、背骨に沿って縦に張り付いている筋肉です。
正しい姿勢をつくるのに欠かせない筋肉であり、この筋肉が動かなくなると、背中を反らせなくなり、反らせたとしてもキープできなくなります。

「足指の伸筋群」は、立つ、歩くといった基本動作において重要な筋肉で、やはり悪い姿勢の人のほとんどが動いていません。
足の甲からすねにつながる伸筋群の役割は、足の指を反らすこと。意識して使うようにしないと、なかなか動かない筋肉です。

多裂筋
多裂筋
足指の伸筋群
足指の伸筋群

動かなくなっている筋肉をしつける

動かなくなっている筋肉は、縮めなくなったか、ゆるまなくなったか、のどちらかです。まずは、伸ばしてあげて刺激を与えることが必要です。そうすると筋肉は、やわらかくなり、柔軟性を取り戻します。そして動き方を思い出し、動ける状態が整います。
つまり、動かなくなった筋肉を動けるようにしつけることが大切なのです。

「多裂筋」をしつける「壁ペタ伸ばし」

背筋を正しいポジションで維持するためにとくに重要なのが、上から12番目にある胸椎周辺の多裂筋です。
12番目の胸椎周辺の多裂筋が動かなくなると、体をそる動きだけではなく、体をねじったり、腕を上げたりする上半身の動きも制限されます。

壁ペタ伸ばし
壁ペタ伸ばし

足指の「伸筋群」をしつける「足指グーッと伸ばし」

正しい姿勢を取り戻すには、多裂筋に加えて、足指にある「伸筋群」をしつける必要があります。
はだしで生活することがなくなったことで、足指の伸筋群が動かなくなり、足指が使えなくなっています。
正しい姿勢をつくり、維持するには、足指を使えるかどうかが重要なポイントです。

足指グーッと伸ばし
足指グーッと伸ばし

新型コロナウイルスの影響で、外に出られない方も増えてきています。

実際にクルーズ船に乗船し、船内隔離されていた方が毎日3回、このストレッチを行い、肩こりや疲れや不眠に悩むことなく元気に過ごし下船できた、という感謝のお葉書も編集部に届いています。

このストレッチを実践して、健康な毎日をお過ごしください。

佐藤義人著『1分間だけ伸ばせばいい』
佐藤義人著『1分間だけ伸ばせばいい』

AIが記事を作成しています