平群ブランド認定品! 金時いもジェラート「へぐりっこ」を平群町内の小中学校・こども園の給食で初めて提供

金時いもジェラート「へぐりっこ」(左)と平群ブランド認定マーク(加工品)(右)
金時いもジェラート「へぐりっこ」(左)と平群ブランド認定マーク(加工品)(右)

近畿大学農学部(奈良県奈良市)、奈良県平群町、株式会社テンダーボックス(奈良県平群町)が産官学連携で共同開発した金時いもジェラート「へぐりっこ」が、令和2年(2020年)10月2日(金)に、平群町内の小中学校・こども園の給食として提供されます。

【本件のポイント】
●産官学連携で開発した金時いものジェラートを、平群町内の小中学校・こども園の給食で、平群ブランド認定取得後、初めて提供
●農学部の学生が、原材料の金時いもの生産(生産地:奈良県平群町 近畿大学農学部・平群町共同実習農場)やペーストの加工、商品デザインを担当
●学生は農産物の生産から加工、流通、販売までを、座学だけでなく現場で学ぶことで、より専門的・実学的な知識を習得し、アグリビジネス(農業関連産業)のプロをめざす

【本件の内容】
近畿大学農学部農業生産科学科は、アグリビジネス実習の一環として、奈良県平群町、株式会社テンダーボックスと連携し、平成27年(2015年)に金時いもジェラート「へぐりっこ」を開発し、毎年数量限定で道の駅大和路へぐり くまがしステーション等で販売しています。ホクホクとした食感と優しい甘さが特徴のサツマイモ(金時いも)を使用したジェラートで、アグリビジネス実習を受講している学生が、毎年、原材料の金時いもの生産(生産地:奈良県平群町 近畿大学農学部・平群町共同実習農場)やペーストの加工、商品のPR等を担当しています。これらの実績により、今年2月には、「平群ブランド」の認定を取得しました。この認定取得を受けて、金時いもジェラート「へぐりっこ」を、令和2年(2020年)10月2日(金)に、平群町内の小中学校・こども園の給食にて提供します。

【金時いもジェラート「へぐりっこ」の給食での提供】
提供日:令和2年(2020年)10月2日(金)
提供先:平群町立平群中学校(452人分)、平群町立平群小学校、
    平群町立平群北小学校、平群町立平群南小学校(小学校 計863人分)、
    平群町立ゆめさとこども園、平群町立はなさとこども園
    (こども園 計400名分)
商品のお問合せ:(株)テンダーボックス(担当:金元) TEL(0745)46-1081

【平群町について】
平群町と近畿大学は、平成25年(2013年)に「アグリビジネス実習」に関する業務委託契約を締結し、農学部農業生産科学科の実習を平群町内に設置した実習圃場で行う等、農業・食品関連分野を中心とした連携を実施しています。平成29年(2017年)1月には包括連携協定を締結し、平群町の有する豊かな自然環境、歴史、文化と、14学部48学科を有する本学の知見を生かして、まちづくりや文化学術振興等の様々な分野でのさらなる連携を進めています。

【平群ブランド認定について】
平群町では、平群町の自然・歴史・農産物・くらし等、地域が誇れる一定の基準を満たした“良いもの”を平群ブランドとして認定し、町の自慢できるものとして広く発信することで、良好なイメージの定着を図り、さらには、すべての人々にとって心豊かで幸せであると感じられる地域活性化を目指しています。
金時いもジェラート「へぐりっこ」は、令和2年(2020年)2月にくまがし自家製ジャム(古都華)、くまがし手作り味噌とともに、加工品として新たに平群ブランド認定品目に加わりました。令和2年(2020年)8月時点で、農産物5品目、加工品4品目、文化財等地域資源2品目が平群ブランドとして認定されています。

【(株)テンダーボックスについて】
奈良県生駒郡平群町に本社を置く企業で、手作りイタリアンジェラートの販売・企画・OEMやイタリアンレストラン「mamma」の経営等を手がけています。ジェラートについては、定番商品から季節商品、各地の特産品を用いた「ご当地ジェラート」まで、これまでに編み出したレシピは実に300以上を誇ります。また、平成27年(2015年)1月にジェラートの本場・イタリアで開催された「第36回SIGAイタリア国際ジェラートコンテスト」自由部門にて世界6位入賞を果たしています。平群町産いちご(古都華)を使用したジェラートも、平群ブランド認定品となっています。

所在地   :奈良県生駒郡平群町菊美台1丁目7-33
代表取締役 :華田 宗孝
設    立:平成9年(1997年)3月25日
ホームページ:http://www.tender-box.com/

【アグリビジネスマイスター認定制度について】
時代の流れとともに農業やアグリビジネス(農業関連産業)の形態も大きく変わってきました。作物を作って終わりではなく、「いかに売れるものを作っていくか、付加価値を高めていくか」への発想の転換が求められてきています。
そのような社会のニーズに応える人材の育成を目的に、近畿大学農学部農業生産科学科では、アグリビジネスマイスター認定制度を平成23年(2011年)4月に開設しました。生物現象の知識とともに、農産物の生産から加工、販売までをトータルに学修し、課程修了後に近畿大学農学部からマイスターの称号が与えられます。特徴的なカリキュラムとしては、アグリビジネス実習、アグリビジネス起業論、農業実習等が挙げられます。これまでに計221人を認定しており、卒業生は、自ら就農するほか、農協や農機具メーカー、食品会社等に就職し、農業やアグリビジネスに貢献しています。

【アグリビジネス実習について】
近畿大学農学部農業生産科学科では、アグリビジネスマイスター認定制度を開設しており、その一環で3年生を対象にアグリビジネス実習(通年開催、実習幹事:准教授 大石 卓史)を行っています。本実習では、奈良県平群町の耕作放棄地を再生した圃場を中心に、農産物の作付け計画から栽培、管理、収穫、そして加工や販売までを一貫して学んでいます。令和2年(2020年)度は45人の3年生がアグリビジネス実習を受講しています。

【関連リンク】
農学部 農業生産科学科 博士(地球環境学) 大石 卓史 (オオイシ タカフミ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1245-oishi-takafumi.html

近畿大学農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/


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