「サインポストがん遺伝子検査」の提供を開始　 ～遺伝子からがんのリスクを知り、 がん予防のための生活習慣を提案～

ノーリツ鋼機グループのNKメディコ株式会社(所在地：東京都港区、代表取締役社長：富永 朋、以下 NKメディコ)と、株式会社サインポスト(本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：山崎 義光(※)、以下 サインポスト)は提携を強化し、サインポストが新たに開発したがん遺伝子検査サービスの提供販売を開始致します。

1. 提携の概要と目的
   NKメディコは2012年より脳梗塞・心筋梗塞の発症リスク検査「LOX-index(R)」を医療機関・健診機関に向けて提供し、予防医療の普及に努めております。「LOX-index(R)」については、2019年5月時点で累計受診者数は20万人を突破、受診可能な医療機関数も1,500施設を超え、同様のリスク検査としては国内トップクラスの規模にまで成長しています。
   一方、サインポストは、大阪大学医学部発ベンチャーとして2004年の設立以来、「生活習慣病予防プログラム」など遺伝子解析を用いた多くの検査プログラムを開発し、オーダーメイド医療の普及と健康づくりを目指しています。生活習慣病予防関連のプログラムについては2014年よりNKメディコでも医療機関・健診機関に向けて販売を行い、既に多くの方に受診頂いております。
   今回、NKメディコではサインポストとの連携を強化し、新たにがん予防の領域における遺伝子解析プログラム「サインポストがん遺伝子検査」を医療機関向けに販売、提供致します。NKメディコの持つ予防医療領域におけるマーケティングノウハウおよび販売力とサインポストの持つ遺伝子検査サービスにおける技術やノウハウを活かし、より多くの受診者に提供できる環境を創っていきます。

2. 「サインポストがん遺伝子検査」について
   本プログラムでは、がんを起こしやすくする関連遺伝子を解析し、がんのリスクと、そのがんリスクを下げるための「生活習慣」を提案致します。
   がんは、がんになりやすい体質の人(遺伝子リスク)が、なりやすい生活習慣(環境因子)を継続することにより、がん細胞が時間をかけて増殖していき、発病に至るとされています。
   男性のがんでは約53.3％、女性のがんでは約27.8％は、生活習慣や感染が原因でがんになったとも考えられており、生活習慣を改善することで発症リスクが下がるといった推計も示されています。サインポストがん遺伝子検査では遺伝子解析により、がんのリスクを知り、注意すべき生活習慣やがん予防のためのきっかけづくりにお役立て頂けます。

※測定している関連遺伝子は国外医学研究の成果により、その遺伝子の働きや統計的な有意差が確認されているものを中心に選定を行っています。
※「サインポストがん遺伝子検査」の詳細は別紙にてご確認ください。
https://www.atpress.ne.jp/releases/184126/att_184126_1.pdf

結果報告書のイメージ

結果報告書のイメージ

結果報告書のイメージ2

結果報告書のイメージ3

3. 今後の取り組みと展開
   NKメディコとサインポストは、今後もがん遺伝子検査の他、さまざまな遺伝子解析によるリスク検査の開発を行ってまいります。両社は今後もさらなる事業連携を行い、医療機関へ検査を広く展開し、受診者様に幅広く検査を提供できる環境を創り、病気の予測から始まる新しい医療を、医療機関を始め予防医療のさまざまなステークホルダーと共に推進してまいります。

設立　　： 2010年7月
所在地　： 東京都港区芝大門2-5-5 住友芝大門ビル11階
代表者　： 富永 朋
事業内容： 予防医療事業、最先端医療の技術開発事業
URL　　 ： http://www.nk-m.co.jp

設立　　： 2004年9月
所在地　： 大阪市中央区道修町2丁目2番5号 イヌイ第二ビル
代表者　： 山崎 義光(元大阪大学大学院内分泌・代謝内科学 病院教授)
　　　　　 ※山崎 義光の「崎」は正式にはタツサキです。
事業内容： 遺伝子検査事業、オーダーメイド医療事業
URL　　 ： http://www.signpostcorp.com/