HTB北海道テレビ「ピンクリボン活動の18年 おっぱい2つ取ってみた その前と後」が2021年日本民間連盟賞 特別表彰部門「放送と公共性」で優秀賞を受賞

本日9月16日(木)発表の2021年日本民間放送連盟賞 特別表彰部門「放送と公共性」にて、HTBがエントリーした「ピンクリボン活動の18年 おっぱい2つとってみた その前と後」が優秀賞を受賞しました。
 日本民間放送連盟賞は、番組、CM、放送技術の向上と、放送活動の発展を図ることを目的に創設された歴史ある賞で、全国の民放各社から応募された番組と事績を対象に年1回実施し、優れた番組、優秀と認められた事績を顕彰しています。
「放送と公共性」は、2006年に特別表彰部門に新設され、放送の公共性を強く意識しながら民放各社で取り組んでいる企画や開発の事績に対して贈られます。HTBの同賞受賞は、最優秀賞を受賞した「市民たちを動かした『政務調査費報道』(2008年)、優秀賞を受賞した「詐欺撲滅キャンペーン『今そこにある詐欺』」(2014年)、「シリーズ『老いるショック』」(2016年)に次いで4回目となります。
今回、優秀賞を受賞したこの取り組みは、HTBが応援し活動を続けている乳がん早期検診の啓発活動「ピンクリボン運動」について、18年にも及ぶ記録をまとめたものです。2003年、一人の乳がん患者との出会いをきっかけに始まったHTBのピンクリボン活動。活動を通し乳がん検診の大切さを訴える中、先頭に立ってきたディレクターが乳がんに罹患。啓発活動にとどまらず、乳がん患者の現実を伝える為、自らにカメラを向けドキュメンタリー番組を制作(「おっぱい2つとってみた~46歳両側乳がん~」)。その後、自社WEBメディアやSNS、YouTubeでローカルに留まらず世界へ番組を発信。ピンクリボン運動の継続、乳がん患者が行う啓発活動への協力、がん教育への取り組みなどを続けています。患者同士の取り組みをつなげる役割を果たすなど、活動は更なる広がりを見せています。
また、この取り組みの核となるHTB制作のドキュメンタリー番組「おっぱい2つとってみた~46歳両側乳がん~」は、2020年日本民間放送連盟賞 番組部門 テレビ報道番組優秀賞を受賞しています。
講評として、「自ら乳がんに罹患したディレクターが、当事者としての問題意識を、冷静な取材者の視点で取り上げており非常に感銘を受ける。他の罹患者とも手を携えて病を乗り越えようとする取り組みは、この活動が公共性を帯びていくプロセスにもなっている」と高い評価を受けました。
HTBのピンクリボン活動の先頭に立ち、「おっぱい2つとってみた~46歳両側乳がん~」のディレクターであるHTBコンテンツビジネス局ライツビジネス部長兼デジタル編集長の阿久津友紀は、この受賞について、「18年前、『がん患者が生きづらい社会』そう一人の患者さんに言われ、衝撃を受けました。自分自身が患者になったとき、より深くその意味が理解できました。「病になるのが許されない社会」も終わりにしたい。がんに限らずこれからも一人でも多くの人が生きやすい世の中になるように活動を続けたいと思います。」と語りました。

18年にも及ぶ活動をまとめた「ピンクリボン活動の18年 おっぱい2つとってみた その前と後」は、第58回(2020年度)ギャラクシー賞報道活動部門で選奨を受賞しています。

HTBでは、9月24日(金)~9月26日(日)開催の「HTBまつり2021 未来へ届け!北海道のチカラ」(https://www.htb.co.jp/matsuri/)で、ピンクリボン活動に関する配信トークイベント「ピンクリボントーク がんになっても慌てない“がん防災”」を行い、更なる啓発に努めます。
(9月25日(土)午後6時~配信 URL:https://www.youtube.com/watch?v=y-qCzBZK2Qs)

「おっぱい2つとってみた~46歳両側乳がん~」(C)HTB
「おっぱい2つとってみた~46歳両側乳がん~」(C)HTB

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