Osaka Shion Wind Orchestra は創立100周年を迎えます
日本で最も長い歴史と伝統を誇る交響吹奏楽団 Osaka Shion Wind Orchestraは 2023年6月1日に創立100周年を迎えます。
日本で最も長い歴史と伝統を誇る交響吹奏楽団「Osaka Shion Wind Orchestra(略称:Shion)」を有する公益社団法人大阪市音楽団(本部:大阪府大阪市 理事長:石井徹哉)は、6月1日に創立100周年を迎えます。1923年の創立以来、当楽団の発展を支えて下さいました大阪市民をはじめとしたみなさまに、心より感謝を申し上げます。
3月18日に創立100周年記念事業の記者発表を、ザ・シンフォニーホール(大阪市北区)にて行いました。各事業内容について説明を行うとともに、音楽監督の宮川彬良および芸術顧問の秋山和慶の両氏に今年の演奏への抱負を語ってもらいました。
創立100周年記念ロゴマークおよびキャッチコピーの発表
キャッチコピー
「これまでも、これからも。」
感謝の心を忘れることなく、「吹奏楽のパイオニア」として音楽文化の発展に貢献してまいります。
ロゴマーク
日の丸イメージの赤とShionオレンジを組み合わせ、100のロゴを作成しています。また五本ラインは五線譜を表し、「日本で最も歴史のあるShionが100年演奏し続けてきた」ことを表現しています。そしてShionの頭文字である「S」も隠れています。「00」部分で8の文字にも見え、縁起の良い末広がりのモチーフとなり、また「∞」(無限大)という終わりが来ない、これからも続いていくというキャッチコピーの「これまでも、これからも。」に繋がるテザインとなっています。
2023年度 定期演奏会および京都定期演奏会、特別演奏会
今シーズンのプログラムも多彩な指揮者やソリストにより、交響曲を中心に吹奏楽のオリジナルにこだわってプログラミングをしています。また、ジェイムズ・バーンズの交響曲全曲演奏という他では味わうことの出来ない、特別な1年をお届けいたします。
第6回を迎える京都定期演奏会では、イギリス人指揮者のダグラス・ボストックが、母国イギリスの作曲家でもあり、吹奏楽の大人気作曲家フィリップ・スパークを取り上げます。
さらに、毎年3月の恒例行事となった全曲行進曲の特別演奏会「MARCH!MARCH!MARCH!」など、バリエーション豊富なラインナップです。
2023年4月23日(日) 第148回定期演奏会
会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:現田 茂夫
大栗 裕:大阪俗謡による幻想曲
N.ヘス:イースト・コーストの風景
J.デイヴィッド:交響曲 第1番「悪魔の聖書」(ギガス写本)
2023年6月4日(日) 第149回定期演奏会
会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:秋山 和慶(芸術顧問)
P.メニン:カンツォーナ
C.ウィリアムズ:ザ・シンフォニアンズ
C.ウィリアムズ:交響組曲
S.スクロヴァチェフスキ:ミュージック・フォー・ウィンズ
F.エリクソン:序曲「祝典」
F.エリクソン:交響曲 第3番
2023年10月8日(日) 第150回定期演奏会(バーンズ・チクルスvol.4)
会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:ポール・ポピエル
J.バーンズ:交響曲 第9番 作品160
J.バーンズ:交響曲 第3番 作品89
2023年11月25日(土) 第151回定期演奏会
会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:齊藤 一郎
P.ヒンデミット(K.ウィルソン編曲):ウェーバーの主題による交響的変容
J.バーンズ:パガニーニの主題による幻想変奏曲
伊藤 康英:古いスペインの歌によるディフェレンシアス
B.マーゴリス:テルプシコーレ
2024年1月28日(日) 第152回定期演奏会
会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:ダグラス・ボストック
【オール・グレインジャー・プログラム】
リンカンシャーの花束
ローマの権力とキリスト教徒の心
マーチング・ソング・オブ・デモクラシー
行進曲「ワムフレイの若者たち」
子供のマーチ「丘を越えて彼方に
コロニアル・ソング
スプーン・リバー
岸辺のモリー
2024年3月23日(土) 第153回定期演奏会
会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:宮川 彬良(音楽監督)
【オール・宮川彬良・プログラム】
音楽劇「ハムレット」より5つの主題
音楽劇「身毒丸」より
祝祭音楽劇「天保十二年のシェイクスピア」より
2023-2024年シーズン定期演奏会
サイトURL:https://shion.jp/2022/11/20/newseasonlineup-4/
2023年8月27日(日) 第6回京都定期演奏会
会場:京都コンサートホール 大ホール
指揮:ダグラス・ボストック
ユーフォニアム:スティーブン・ミード
【オール・スパーク・プログラム】
ユーフォニアム協奏曲 第4番
交響曲 第3番「カラーシンフォニー」ほか
2023年9月16日(土) 特別演奏会バーンズ・チクルスvol.1
会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:ポール・ポピエル
J.バーンズ:交響曲 第6番 作品130
J.バーンズ:交響曲 第1番 作品35(改訂版世界初演)
J.バーンズ:交響曲 第2番 作品44
2023年9月24日(日) 特別演奏会バーンズ・チクルスvol.2
会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:ポール・ポピエル
J.バーンズ:交響曲 第4番 作品103b「イエローストーン・ポートレート」
J.バーンズ:交響曲 第5番 作品110「フェニックス」
2023年10月2日(月) 特別演奏会バーンズ・チクルスvol.3
会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:ポール・ポピエル
J.バーンズ:交響曲 第8番 作品148
J.バーンズ:交響的葬送曲(交響曲 第7番) 作品135
2024年3月8日(金) 住友生命いずみホール特別演奏会「MARCH!MARCH!MARCH!」
会場:住友生命いずみホール
指揮:西村 友
【世界のマーチ】
J.P.スーザ:士官候補生
J.シュランメル:ウィーンはいつもウィーン
C.タイケ:ツェッペリン伯爵マーチ
L.ガンヌ:ロレーヌ行進曲
K.J.アルフォード:シン・レッド・ライン
P.マルケーナ:エスパニア・カーニ
E.F.ゴールドマン:オンザモール
川崎 優:万国博マーチ
【大作曲家のマーチ】
J.シュトラウスII世:喜歌劇「ジプシー男爵」から行進曲
P.I.チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」から行進曲
C.アイヴズ:カントリーバンドマーチ
H.ベルリオーズ:幻想交響曲 第4楽章から断頭台の行進
R.ワーグナー(⻄村友編曲):歌劇「神々の黄昏」からジークフリートの葬送行進曲
L.ドリーブ:シルヴィアから「バッカスの行列」
海外演奏(シカゴ ミッドウエスト・クリニック)
創立100周年を記念して、初の海外演奏を実施いたします。全米はもちろん、世界中の吹奏楽界で最も権威のある音楽イベントである、「ミッドウエスト・クリニック」に招待されることとなりました。この「ミッドウエスト・クリニック」は、1946(昭和21)年から開催されており、今年で77回目を数える世界的にみても歴史のある音楽イベントのひとつとなります。
名称:第77回 ミッドウエスト・クリニック
The 77th Midwest Clinic, International Band, Orchestra and Music Conference
期間:2023(令和5)年12月20日から12月22日 計3日間
会場:シカゴ・マコーミック プレイス
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ市マーティン ルーサー キング通りS. 2301
主催:ミッドウエスト・クリニック委員会
委員長:ロドニー・ドロシー
(インディアナ州立インディアナ大学音楽学部吹奏楽科学科長・主任教授)
ミッドウエスト・クリニックについて
ミッドウエスト・クリニックは、1946(昭和21)年12月7日、シカゴ地区から約120名の音楽指導者が、6時間のクリニック(指導)と新曲の読譜会を行ったのが始まりです。そして1947(昭和22)年の第2回大会では2日間の開催となりました。この大会では、前回大会より参加楽団も増え、参加者へ配布するプログラム誌の発行も行い、この音楽イベントの名称を「ミッドウエスト・クリニック」とし、現在の原型となる多くの内容が決定されました。1950(昭和20)年代にはオーケストラやジャズ・アンサンブルも取り入れられ、1962(昭和37)年には、ミッドウエスト・クリニック初の公式オーケストラ・デーが開催されました。
1963(昭和38)年には4日半へと日程が大幅に拡大され、さらに10年後の1973(昭和48)年にはヒルトン・シカゴに会場を移しました。1995(平成7)年には規模の拡大に伴いミッドウエスト・クリニックは開催史上、最も多くの催しを行うこととなりました。そして2009(平成21)年には、全米でも最大規模を誇るコンベンションセンター「マコーミックプレイス」に会場を移し、すべての実施プログラムと展示会が一体で開催されることとなりました。
ミッドウエスト・クリニックでは、長年に渡り国際的に活躍する音楽指導者に対して、最新の音楽情報だけではなく、新旧の指導法や音楽教育者のための最新の製品・サービスを紹介し、現在では世界最大級の国際音楽イベントとなっています。
ミッドウエスト・クリニック招待演奏の概要
演奏会:2023年12月21日(木)
会場:マコーミックプレイス
指揮:秋山 和慶、ジェイムズ・バーンズ、ケヴィン・セタドール
演奏:Osaka Shion Wind Orchestra
j.バーンズ:交響曲第1番 作品35から第1楽章、第3楽章
大栗 裕:大阪俗謡による幻想曲 ほか
創立100周年記念展示会
楽団所有の楽譜や往時の楽器などを展示し、当楽団のあゆみとともに大阪の100年を振り返る内容になる予定です。今からちょうど100年前の大阪は大大阪時代と呼ばれ、商工業の発展と合わせて芸術や文化も花開き、大阪が最も華やかだった時代です。その大大阪で当楽団が果たしてきた役割や、吹奏楽をはじめとした西洋音楽の歴史をたどります。
会場:大阪市立中央図書館展示場
期間:10月6日(金)〜11月1日(水) 27日間
入場料:無料
創立100周年記念誌の発行
2003年に創立80周年誌を発行して以来、20年振りの発刊となります。今回の編纂のなかで、新たな事実や発見もありました。当楽団の歴史をひも解きながら、我が国の近代化の過程で吹奏楽がどのように市民へ受け入れられていったのか。単なる周年誌にはとどまらない内容になる予定です。
クラウドファンディングの募集
明治以来、約150年と続く我が国の音楽文化を継承するとともに、創立100周年事業を推進するために、この度2023年4月20日よりクラウウドファンディングを行います。
■募集期間
2023年(令和5)年4月20日から9月30日まで
■目標金額
10,000,000円
詳細については後日発表予定。
100周年特設サイト
この特別な1年を記念してスペシャルサイトを開設します。
サイト公開日時:2023年3月18日 20:00
サイトURL:https://shion.jp/100th/
Osaka Shion Wind Orchestra プロフィール
1923年(大正12年)に誕生以来『Shion(しおん)』の愛称で親しまれている交響吹奏楽団。2015年3月に「大阪市音楽団」より「Osaka Shion Wind Orchestra」と改称。クラシックからポピュラーまで誰もが楽しめるコンサートを展開し、各都市での演奏会や吹奏楽講習会、CD録音など、幅広い活動を通して音楽文化の向上と発展のために力を注いでいる。これまでに3度の大阪文化祭賞、日本民間放送連盟賞、日本吹奏楽アカデミー賞演奏部門賞、大阪芸術賞、なにわ大賞を受賞。現在、音楽監督に宮川彬良、芸術顧問に秋山和慶が就任している。
★Shion公式WEBサイトはこちら
【ホームページ】https://shion.jp/
【Twitter】https://twitter.com/OsakaShion
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★ポスター・チラシ設置店大募集!
https://shion.jp/owner/
★「月イチ吹奏楽オンライン」全6曲を好評配信中!
https://shion.jp/monthlyonline/
★Shion公式オンラインショップを開設しました。
https://shionshop.base.ec/
本リリースに関するお問い合わせ
公益社団法人 大阪市音楽団
〒559-0022 大阪市住之江区緑木 1-4-138
フリーコール:0800-919-5508(土・日・祝を除く 10:00~17:30)
広報担当:長尾、田中