「2024国際航空宇宙展」出展について
京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫)は、本年10月16日(水)~19日(土)の4日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催される「2024国際航空宇宙展」に出展します。
本展示会は、国内外の主要企業、政府機関、大使館関係者、業界関係者が集結する、日本最大級の航空・宇宙の総合展示会です。当社は、過酷な環境下でも変形を最小限に抑える特性が評価され天体望遠鏡に採用されたファインコージライトをはじめ、宇宙関連分野のさまざまなシーンで活躍するファインセラミック製品や技術、OCXOなどの電子部品、また航空機部品向けの切削工具など、航空宇宙分野の最先端技術を紹介します。
京セラブースイメージ
■「2024国際航空宇宙展」開催概要
開催日【トレードデー】
2024年10月16日(水)~18日(金)10:00~17:00
※16日(水)のみ12:00~17:00まで
メディアデー
2024年10月16日(水)の10:00~12:00
トレード・パブリックデー
2024年10月19日(土)10:00~17:00
開催場所東京ビッグサイト 西展示棟 全館(小間番号W1-017)
公式サイトhttps://www.japanaerospace.jp/jp/index.html
京セラブースサイトhttps://ele.kyocera.com/ja/topics/ijas_2024/
■京セラの主な出展内容 (予定)
主な展示製品詳 細1
・ファインコージライト部品ファインコージライトは、熱膨張係数が非常に小さく、ガラス系材料に比べて高い比剛性を有しています。過酷な環境下でも変形を最小限に抑える低熱膨張性や高剛性といった特性を生かし、天文宇宙関連の光学ミラーや構造部品に採用されています。また、ファインセラミック技術が評価され小型月着陸実証機(SLIM)に搭載されたセラミックスラスタも展示します。
2
・高熱伝導材料部品グラファイト材料は、特定方向に極めて高い熱伝導率を有し、素材熱伝導率は1,700W/m・Kを誇ります。
エネルギーの高効率化、各種デバイスの高出力化といった課題の達成を実現する高熱伝導材料部品(開発中)を展示します。
3
KYOCERA AVX Components
・OCXO製品など ・その他航空宇宙用電子部品 2023年KAVX傘下となった、65年以上の宇宙産業への実績を持ち、低位相ノイズ周波数制御製品の設計と開発に優位性のある米国Bliley Technologiesの会社紹介と日本市場向け製品を紹介します。
お客様の設計に合わせて、複数の衛星同期発振器を搭載可能な分配機能付きマスターリファレンスオシレーターや、中軌道・低軌道衛星用途に最適な小型・軽量のコンパクト設計の衛星同期機能付きマスターリファレンスオシレーター、低位相ノイズと低加速度感度周波数出力に特長を持ち低消費電力を実現した衛星搭載用OCXOなどを展示します。
4
京セラSOC(株)
・衛星搭載分光フィルター ・eSWIRレンズ 衛星搭載カメラなどに使用される各種光学フィルターと、製造実績の事例を紹介します。
また、赤外光学系で波長900~2500nmに最適化したeSWIR用レンズを展示します。
5
・センシングツール ・航空機部品加工用工具 加工の可視化・監視・分析技術で生産現場をデジタル化するセンシングツールを出展します。加工状態を定量的に判断することで生産工程を管理し、未来の全自動化実現に向け取り組んでいます。その他、さまざまな加工に対応した航空機部品向けの切削工具も多種ご紹介します。