和歌山県産農産物の未利用資源を利活用した共同研究の成果 「和歌山フルーツコーラ」を2月1日(木)から販売開始

和歌山フルーツコーラ
和歌山フルーツコーラ

近畿大学附属湯浅農場(和歌山県有田郡湯浅町)准教授 伊藤仁久らは、日本振興株式会社(大阪府大阪市)、株式会社八旗農園(和歌山県紀の川市)との共同研究により、地方創生や未利用資源の活用を目的として、和歌山を代表するクラフトコーラ「和歌山フルーツコーラ」を開発しました。これまでクラウドファンディングの返礼品としてのみ提供されてきた「和歌山フルーツコーラ」を、令和6年(2024年)2月1日(木)から、道の駅 海南サクアス(和歌山県海南市)などで一般販売します。

【本件のポイント】
●市場流通しない規格外の桃や近大みかんの果皮など、和歌山県産果実の未利用資源をアップサイクルしたクラフトコーラを産学連携で開発
●これまでクラウドファンディングの返礼品としてのみ提供されてきた「和歌山フルーツコーラ」の一般販売を開始
●和歌山県の農産物を利活用した共同研究の成果を、販売を通じて幅広く世の中に発信し、県下の地域産業を活性化

【本件の内容】
本研究は令和5年(2023年)2月からスタートし、クラフトコーラ開発に向けて地域の未利用資源の選定や、カルダモン、クローブなど配合するスパイス比率の検討を行ってきました。
「和歌山フルーツコーラ」は、和歌山県産果実の未利用資源を活用することでSDGsに寄与した健康志向の高いクラフトコーラです。主な原料として、熟れすぎて市場流通しない規格外の桃を使用した株式会社八旗農園の「あら川の桃」ピューレや、通常は廃棄される「近大みかん」の乾燥果皮など、未利用資源を積極的に活用し、フードロス解消に貢献するサステナブルな商品となっています。近大みかんの果皮は、近畿大学農学部農業生産科学科の3年生約50人が、農場実習の一環として収穫、乾燥したものを使用しました。
主原料が桃のクラフトコーラは非常に珍しく、なめらかな喉越しと桃特有の甘くやわらかな風味を感じられるとともに、絶妙な比率で配合した近大みかんの乾燥果皮と12種類のスパイスがアクセントとなり、もう一度飲みたくなる刺激的な後味を演出しています。また、シロップとして炭酸水や牛乳で割るだけでなく、お酒と混ぜてカクテルに使用するなど、さまざまなアレンジで自分だけの味を見つけられるのも魅力です。
本商品は、令和5年(2023年)8月1日(火)から1カ月間実施したクラウドファンディングの調達資金を原資として初期ロットを製造しました。これまではクラウドファンディングの返礼品としての取り扱いのみでしたが、令和6年(2024年)2月1日(木)から道の駅 海南サクアスなどで一般販売を開始します。

【販売概要】
商品名 :和歌山フルーツコーラ
内容量 :312g(250ml:約6杯分)※ 4~5倍希釈のコーラシロップ
販売開始:令和6年(2024年)2月1日(木)
販売価格:1,620円(税込)/単品
     3,564円 (税込)/ギフトボックス2本入
     ※ 八旗農園ECサイトのみ取り扱い
販売店 :(1)道の駅 海南サクアス 産直マルシェ
       (和歌山県海南市下津町小南51-1)
     (2)八旗農園ECサイト https://hakkifarmstore.com
     (3)アナザー・ジャパン
        ※ 2月7日(水)~3月31日(日)の期間限定販売
       (東京都千代田区大手町2-6-3
        TOKYO TORCH銭瓶町ビルディング1階ぜにがめプレイス)
お問合せ:株式会社八旗農園 担当:高平、中浴
     TEL(0736)79-3138 FAX(0736)79-3137
     E-mail:info@hakkifarm.com

【日本振興株式会社】
昭和50年(1975年)、51年(1976年)に四国地方に多大な被害をもたらした台風災害復旧事業をきっかけに創業した建設コンサルタント。ダム建設、河川工事や道路工事といった社会資本整備事業における事業監理部門を柱に、調査設計部門や災害復旧・復興部門など、専門的な知識と経験を必要とする土木技術サービスを提供しています。また、持続可能な社会の実現に向けた社会基盤整備だけでなく、地方の活性化と自然環境保全の重要性を認識し、農業にフォーカスした新規事業をスタートしています。

所在地 :大阪府大阪市中央区難波5-1-60 なんばスカイオ20階
代表者 :代表取締役 伊達多聞
設立  :昭和52年(1977年)3月
事業内容:建設コンサルタント・補償コンサルタント
資本金 :1億円
URL  :https://www.nihon-shinko.com/index.html

【株式会社八旗農園】
日本有数の多雨地帯である、大台ケ原を水源とする紀の川によって育まれた桃栽培に適した土壌で、江戸時代から続く桃作りの伝統を受け継ぎ、「あら川の桃」を栽培しています。また、素材の良さ・加工技術・衛生管理で、いずれも革新的な技術と科学的方法を確立し、安心・安全で高品質の加工品を生産しています。

所在地 :和歌山県紀の川市桃山町元266-3
代表者 :代表取締役 高平昌英
設立  :平成26年(2014年)2月
事業内容:桃の生産と果実加工品の製造
資本金 :998万円
URL  :https://www.hakkifarm.com/

【関連リンク】
附属農場 准教授 伊藤仁久(イトウキミヒサ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1206-itou-kimihisa.html

近畿大学附属農場
https://www.kindai.ac.jp/farm/


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