【北海道 東川町】第8回高校生国際交流写真フェスティバル　無事閉幕

今回で8回目の開催となった「高校生国際交流写真フェスティバル」は、世界の国・地域の高校生による写真を通じた国際交流を目的のもと、北海道東川町を舞台に開催。8月26日(土)に無事閉幕いたしました。

フェスティバル期間中に高校生たちが東川町内の様々な場所で撮影した作品の中から各賞が選ばれ、表彰式・閉会式で発表、授与されました。
フェスティバル賞のうち、国内外5名の審査員により選ばれる「写真の町」東川町賞（金賞）を受賞したのは、団体部門 ジァン・マセ高校（フランス）、個人部門　ジェネサノ商業技術教育機関（コロンビア）　セバスティアン カミロ・パッラ ムノズさんとなりました。

また、一般の方によるオンライン投票で決定する特別賞は、団体部門はジェネサノ商業技術教育機関（コロンビア）、個人部門はデザイン専門学校（ウズベキスタン）　マディナボヌ・ナルズッラエワさんが受賞しました。

※団体部門は、学校ごとに６枚組での組写真、個人部門は、個人ごとに１人１枚の単写真を提出します。

Revelation through abstraction／抽象性を通して見た東川

Between the Shutter and the Work／労働とシャッターの間

Reflections of the Ordinary／日常の反映

Happiness／幸福

こんなすばらしい賞をいただき、今とても感動しています。
この大会のことは一生忘れないと思います。暖かく迎え入れていただき、本当にありがとうございます。
この大会のために何か月も準備してきて、ここでの体験は素晴らしいものになりました。

まず初めに、このフェスティバルの参加者、同行者の皆様にお礼を申し上げたいと思います。ここにいることを誇りに思っています。ありがとうございました。

皆さんの目でどんな旭岳を写してくれるかなと期待しており、とても個性的な作品に驚きました。レビューではいろいろな感想を述べましたが、素晴らしい作品が並んでいました。このような機会をいただけたことにとても感謝しています。

日々実力が上がってくる皆さんの写真を見て、大人の責任を感じました。皆さんの才能を発揮するために大人はどんな場所を作るべきなのか、すごく大事なことだと感じました。そのように感じたのは、全20校の参加者のみなさんの力だと思います。今後大変な時があると思いますが、その時、すごく暑かった今年の東川と、この東川で培った熱い心を思い出してくれると最高だと思います。

レビューから審査までに大きく写真が変化している学校が沢山あり、皆さんの写真への情熱やひたむきさを感じました。その情熱をもった皆さんの写真を見せていただき、私自身刺激となりとても楽しく審査をさせてもらいました。受賞されなかった方の中には「なぜ選ばれなかったのか」と不満を持っている方もいるかもしれません。写真は本来優劣をつけるものではなくて、撮る人と見る人の関係性で成り立つものだと思います。皆さんの撮った写真は１枚１枚誰かの心を動かす可能性があり、実際に私たち審査員の心を動かしています。賞がとれた、とれなかったことはあまり気にせず、皆さんの写真の道を歩んで欲しいと思います。

写真は言葉を超えて、世界中の人々に感情やメッセージを伝える力を持っています。今回のフェスティバルでは、多様なバックグラウンドや視点からの作品が審査され、それぞれの個性が輝いていました。これは文化や国境を超えて、私たちの共通の人間性を感じる機会となりました。これからも写真を通じて、世界の多様性や課題に対する理解を深めていってください。

先生、生徒、皆さんの存在と賢明な努力がこのフェスティバルを素晴らしい成功に導きました。そして、各賞を受賞されたチーム、個人の皆さん、本当におめでとうございます！賞は受賞者の皆さんへの称賛であり励ましですが、最も大切なことは、皆さんがこの短い期間で得たかけがえのない素晴らしい友情です。東川は素晴らしいところです。2024年にここ東川で会いましょう。

「写真の町」東川町では、今後も写真を通じて互いに学び、多様な文化や豊かな自然を体感できる国際交流を目指して、開催に向けて準備を進めて参りますので、ぜひご期待ください。

高校生国際交流写真フェスティバル実行委員会事務局
（東川町文化交流課内）　担当：高石・越高・谷地
〒071-1426　北海道上川郡東川町北町１丁目1番1号
℡：0166-82-2111（内線731）
FAX：0166-82-5111