【仕事でも旅行でも重宝！】長渡陽一著『読む! 書く! 聞く! 話す! ゼロから１人でアラビア語 [ダウンロードデータ付き]』2025年6月17日刊行

株式会社あさ出版（代表取締役：田賀井弘毅、所在地：東京都豊島区）は長渡陽一著『読む! 書く! 聞く! 話す! ゼロから１人でアラビア語 [ダウンロードデータ付き]』https://www.asa21.com/book/b627530.html を2025年6月17日（火）に刊行いたします。

インバウンドの盛り上がりは連日目にするところですが、アラビア語圏からの訪日客数も年々増加傾向にあります。

アラビア語は、エジプトやモロッコなど20カ国以上で使用され、話者は約3億人にものぼります。

また、スペイン語に次いで世界で4番目に使用されている言語(母国語以外での使用含む)でもあります。

従来のアラビア語学習本では、話し言葉と文語（書き言葉）が別々に掲載されていましたが、本書はそれらを一度に効率よく学べるように構成されています。

さらに、各項目は「初級コース」「中級コース」「上級コース」に分かれており、自分のニーズやレベルに合わせてアラビア語を身に付けることができます。

アラブ圏の歴史や文化にも言及しており、アラビア語を用いた仕事や、アラブ諸国での滞在にもすぐに役立つ1冊です。

※以下、本書より抜粋編集

アラビア語はもともと、アラビア半島の砂漠の遊牧民や、メッカなどで商人として暮らしていたアラブ人たちの言葉でした。

7世紀にメッカでイスラム教が生まれ、その信者たちがアラビア語とともに世界へ広がりました。

▲エジプトの中学校の社会科の教科書より。赤字はアラビア語が使用されている国の一部。

▼サウジアラビアの国旗にも使われているアラビア語。国旗にはシャハーダ(イスラム教における信仰告白)が書かれています。

アラビア文字はその見た目から、到底読めない気がするかもしれません。

また日本語や英語にはない「主語が男性か女性かによって動詞や形容詞の形が変わる」などの特徴はありますが、アラビア語も多くの人が話すごく普通の言葉です。

▲話し言葉を使う機会と文語を使う機会　　　イラスト：さわだりょうこ

アラビア語には、「話し言葉」と「文語」があります。現地で話すには「話し言葉」が必要で、看板やメニュー、本を読むには「文語」が必要です。両者の違いが一目でわかるように、本書内の上級コースでは話し言葉と文語を併記しています。

新しい言語を学び始めるとき、「まずは文字を読めるようにしなくては」という先入観に陥っていませんか？　

アラビア文字では母音が書き表されないので、単語を知らなければ読むことができません。

カタカナはもちろん正確な発音ではありませんが、この本ではまずはカタカナで“ことば”を覚えて、覚えたことばをアラビア文字で読むという流れで学習を進められます。

１章　アラビア語であいさつ 　　
２章　アラビア語で自己紹介
３章　アラビア語でお話を読む
４章　アラビア語で日記を読む
５章　アラビア語の文字と発音
６章　ちょっと読んでみたいアラビア語
巻末付録 アラビア語の文法と単語＆単語帳