5/30(土)近大卒業生の旭堂南青氏が新作講談「近大マグロ物語」を口演 近畿大学

近畿大学の卒業生である講談師の旭堂南青(きょくどう なんせい)氏が、平成27年(2015年)5月30日(土)大阪・千日前の劇場「千日亭」にて、新作講談「近大マグロ物語」を口演されます。

南青氏は、平成16年(2004年)に近畿大学文芸学部文学科を卒業しました。在学中に耳にした「クロマグロの完全養殖成功」というニュースが強く印象に残っていた南青氏は、「究極のクロマグロ完全養殖物語(熊井英水 著)」などの関係書籍を読み、「歴史を扱う講談にふさわしい。是非この物語を人々に伝えたい」と思い立ち、このたび、「近大マグロ物語」を新作講談として口演することになりました。

「近大マグロ物語」では、水産研究所の前身である白浜臨海研究所を設立した近畿大学初代総長 世耕弘一の「海を耕せ」という理念や、養殖魚ビジネスを開拓し、クロマグロ完全養殖の悲願の前に倒れた近畿大学水産研究所二代目所長 原田輝雄の生き様を紹介。他にも、完全養殖を成し遂げた同研究所三代目所長(現近畿大学理事)の熊井英水など、完全養殖に命をかけた研究者達の人生について熱く語ります。

南青氏は近畿大学在学中、「落語講談研究会」に所属しており、37代目会長を務めました。「落語講談研究会」は、講談好きであった世耕弘一と親しかった二代目 旭堂南陵氏の息子、三代目 旭堂南陵氏が、世耕の思いを受けて創設したクラブです。南青氏は「近大が講談にかけてくれた恩を返したい」と語っています。

【旭堂南青氏プロフィール】
平成16年(2004年)、近畿大学文芸学部文学科を卒業。
卒業と同時に旭堂南左衛門に弟子入り、南青となる。
平成26年(2014年)、フランスパリ日本文化会館にて、フランス語南京玉簾で好評を得る。
現在は、母校・東大阪市立縄手南中学校にて、日本初の講談師アドバイザリースタッフとして講談を通じて礼節・教養を教えたり、上方講談協会にて会計を担当したりするなど、幅広く活躍している。

※本講演の詳細は講演チラシをご覧ください。

旭堂南青氏
旭堂南青氏
「近大マグロ物語」講演チラシ
「近大マグロ物語」講演チラシ

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