【独自調査】花粉症の対策費用は「5000円以下」が63%|花粉症に関するアンケート

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全国的に例年を上回る花粉飛散が予測される2025年。
特に四国や近畿地方では、過去10年で最多クラスの飛散量になる可能性も指摘されています。
本調査では、2025年春時点での花粉症の症状、影響を受ける花粉の種類、さらに対策の実施状況について調査を実施しました。
例年以上に厳しい花粉症シーズンの中で、人々はどのように過ごしているのでしょうか。
参考：http://weathernews.jp/s/topics/202409/300075/
◆調査概要
概要：花粉症に関するアンケート
有効回答数：300人
調査対象：日本在住の男女
調査実施日：2025/3/5～2025/3/6
調査方法：インターネットによる任意調査

花粉症の有無とその程度について質問したところ、「一定の症状が出る」と回答した人が110人（約36.7%）で最多。
次いで「軽い症状が出る」95人（約31.7%）、「毎年ひどい症状が出る」52人（約17.3%）という結果になりました。
今回のアンケートでは、全体の85%以上が何らかの花粉症の症状を自覚しています。

花粉症の原因となる花粉について複数回答可能な形式で質問したところ、「スギ」に最も反応すると回答した人が198人と圧倒的に多い結果となりました。
次点で「ヒノキ」79人、「ブタクサ」56人、「イネ科」39人と続いていますが、すべてを合計しても「スギ」の総数以下となる結果に。
花粉症の症状を自覚しているが、何に反応しているのかは「わからない」と回答した人も38人いました。
アレルゲンは検査によって確定しますが、「症状が緩和すればアレルゲンが何でも同じ」「気にするほどの症状ではない」と考える方も一定数いるようです。

花粉症の症状がつらい時、どのような行為を選ぶ方が多いのでしょうか。
対処法として多かったのは「目を洗う・目薬を使う」179人。「外出を避ける」が91人、「医師に相談」が60人でした。
また、明確な対処をせず「ひたすら耐える」とする回答も70人がしていました。
対処法の質問と関連して、花粉症対策として取り入れているグッズについても質問しています。

最も多くの人が取り入れている対策は「マスク」で236人。
感染症対策と並行して使用している層が多いと考えられます。
次いで「花粉症用の薬（市販薬・処方薬）」が137人、「メガネ・ゴーグル」74人、「空気清浄機」65人でした。

300名の回答者のうち、花粉症の症状に対して薬（またはサプリ等）を使用しているのは190人(63%)でした。
「薬は使わない」と回答した人は110人（約36.7%）ですが、前提として花粉症ではない層が43人含まれています。
花粉症の自覚がある回答者のうち約73.9%は薬・サプリを服用して症状を抑えていると言えるでしょう。

花粉症の薬の購入場所については、「市販薬（ドラッグストア等）」が88人（約29.3%）で最多でした。
一方、「病院で処方」を受ける人も82人（約27.3%）とほぼ同じ割合を占めました。

花粉症対策にかける費用については、「〜5,000円」が最多で190人（約63.3%）。
「 0円（何もしていない）」と回答した層は55人(19%)。
花粉症ではない回答者を除くと、症状があっても対処にお金をかけていない層が12人いるようです。
次いで「5,000〜10,000円」が40人（約13.3%）、「10,000〜20,000円」が10人（約3.3%）と続きました。
「20,000円以上かける」と回答した人は5人（約1.6%）と極めて少数ながら存在します。
症状が重い方は医師の診察によるアレルギー薬の処方やレーザー治療などにお金を使っている傾向があるようです。

最もアレルギー反応が多い花粉は「スギ」
症状がある回答者のうち約73.9%は薬・サプリを使用
対策費用として「5,000円未満」と回答した人が約63%と多数

今回のアンケートでは、「軽い」「一定の」「毎年ひどい」症状を合わせて約85.7%の回答者が花粉症の自覚があると回答しています。
反応する花粉の種類としては「スギ」が圧倒的に多く、「ヒノキ」や「ブタクサ」など他の花粉も一定の割合で報告されました。
対策としては「マスク」「市販薬・処方薬の使用」が主流ですが、室内環境の整備や食事による体質改善を取り入れる人も一定数存在。
1シーズンにかける対策費用は「〜5,000円」が最多で、1万円以上かける人は少数派でした。
花粉の飛散量が多くなり、今後も花粉症の患者は増加すると考えられます。
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