[プレスリリース]飛鳥資料館令和5年度秋期特別展「川原寺と祈りのかけら」
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仏教文化が花開いた飛鳥時代、現在の明日香村大字川原の地に川原寺が創建されました。大官大寺・飛鳥寺・薬師寺とともに飛鳥の四大寺として栄えた川原寺は、発願の由緒や創建当時の記録が残らない、謎多き古代寺院として知られています。これまでの発掘調査では、広大な寺域や川原寺独自の伽藍配置が明らかになりました。さらに近隣の遺跡からは、火災後に埋納されたとされる大量の塑像断片や磚仏が発見されています。
本展覧会では、その多くが「かけら」の姿で発見された塑像や磚仏に焦点を当て、これまでの調査研究の成果を交えながら、大小さまざまな形の祈りのかけらをご紹介します。火災による焼損を受けながらも奇跡的に残った繊細な造形と美しい彩色の痕跡にぜひご注目ください。
会期
令和5年10月6日(金)~12月10日(日) 月曜日休館
※10月9日(月・祝)は開館し翌10日(火)が休館
※11月3日(水・祝)無料観覧日
会場
奈良文化財研究所飛鳥資料館(〒634-0102 奈良県高市郡明日香村奥山601)
主催
独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所 飛鳥資料館
後援
文化庁、近畿日本鉄道株式会社
特別協力
明日香村教育員会、関西大学文学部考古学研究室
開館時間
午前9時から午後4時30分 入館は午後4時まで
入館料
一般:350円 大学生:200円
高校生及び18才未満、70歳以上(年齢のわかるものが必要)は無料
心身に障がいのある方と付添者1名は無料。手帳などのご提示が必要です。
交 通
近鉄橿原神宮前駅・飛鳥駅から 明日香周遊バス(赤かめ)で「明日香
奥山・飛鳥資料館西」下車、または近鉄・JR桜井駅から 奈良交通(36系統:明日香奥山・飛鳥資料館西行)バスで「飛鳥資料館」下車
展示点数
展示品 142点
パネル 22点
展覧会図録「川原寺と祈りのかけら」
販売価格 1部 1,000円