【ノア】武藤敬司が現役引退を発表!「来年の春までには引退します」
CyberFightは6月12日、さいたまスーパーアリーナで「CyberFight Festival 2022」を開催。武藤敬司が現役引退を発表した。
1月から欠場していた武藤は5月21日の大田区大会で4ケ月ぶりに復帰をしたが試合後にバックステージで「痛みが走り気持ちが落ちるよ。今はあんまりしゃべりたくないというか、近々報告することがある」と語っていた。
そして「CyberFight Festival 2022」に来場して大切な報告があるとお知らせされていたが、これにはファンからも心配の声が多くSNSなどに寄せられていた。
第9試合終了後にリングに登場した武藤は「さいたまスーパーアリーナ多数のご来場ありがとうございます!」と挨拶すると「かつてプロレスとはゴールのないマラソンと言った自分ですが、ゴールすることに決めました。来年の春までには引退します。あと数試合はするつもりです。最後までご支援よろしくお願いします!」とリングを後にした。
バックステージにて武藤は決意に至った理由について「股関節がやっぱり膝と同様に疲弊してきてですね、このまま続けててもいずれは股関節自体も人工関節にしなきゃいけない。人工関節にした時点ではもうプロレスはできないんですよどのみち。だから遅かれ早かれという中で…本当はプロレスやりたいよ、続けていきたい。まあある意味ドクターストップというか、断腸の思いというかね。まだやりたいこともいっぱいあると思うし。まあ決断した以上は引退しますよ。ただいつなんどきどのようにというのはまだ決まってないんですよ、あと何試合やるかっていうのも。やめるということ、引退するということだけ決断してて、その過程はまだいつなんどきどういうふうにやるかは、まだ会社と相談しながら、元々のスケジュールもあるし、邪魔もしたくないし。その中でおいおい発表していきたいと思います」と語った。
また、化身のグレート・ムタについて聞かれると「ムタもおそらく魔界の門が開かなくなってる。たぶん、もう1回、2回は開くな。開いたら閉じて出て来れなくなると思います」と語り、ムタも封印することになる。