津南醸造は、ゼブラ企業とその周りのエコシステムを集めたゼブラフェス『ZebraHood 2024』に参加しました

2024-06-28 08:00

津南醸造株式会社(本社:新潟県中魚沼郡津南町、代表取締役:鈴木健吾、以下津南醸造)は、2024年6月21日に東京・下北沢にて開催されたZebraHood 2024(ゼブラフッド)のマルシェ&ショーケース(体験/体感する)にブース出展しました。ブース内では、2024年6月18日に発売した『郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition』の試飲の提供を実施し、開発背景についての説明を行いました。

ZebraHood 2024は、新たなビジネスモデルと持続可能な経済を推進するためのイベントで、国内外から多くの企業やスタートアップや有識者が集まりました。当イベントには、次世代のリーダーやイノベーターが一堂に会し、津南醸造としてもネットワーキングやパートナーシップを築く貴重な機会となりました。

ゼブラ企業とは

ゼブラ企業とは、ユニコーン企業への過度な期待や資源の集中に対する反動として、2016年にアメリカ西海岸で生まれた概念です。株式会社ゼブラアンドカンパニーは、ゼブラ的経営者や企業の特徴として以下の4点を挙げています。
(1) 事業の成長を通じてより良い社会を実現することを目的としている
(2) 時間、クリエイティブ、コミュニティなど、多様なリソースを組み合わせる必要がある
(3) 長期的でインクルーシブな経営方針を持つ
(4) ビジョンが共有され、行動と一致している

津南醸造の出展内容

津南醸造は、地元である新潟県魚沼で生産されたコシヒカリを使用した日本酒『郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition』の試飲を提供しました。また、提供する日本酒の開発背景や味についての説明を行いました。他には、当社の日本酒が購入できるインターネット販売サイトの案内も行い、一部の来場者にはその場で購入を決定していただきました。

トークセッションでの発表

北沢タウンホールで13時~14時半に開催された「食べる:未来の美味しいに向けて、今できること」のセッションに、津南醸造の代表を務める鈴木健吾がパネラーの一人として登壇し、100年後の未来の食の在り方についてのディスカッションに参加しました。登壇者それぞれのバックグラウンドをベースにした現状の食への取り組みと、そこから想像される未来の食の考え方についての活発な意見が交わされてました。鈴木からは、過去から現在に至るまで、日本酒が米の利用可能性を広げて、食文化の形成に寄与して、海外での需要が高まりつつある話などがされました。全体の議論としては、生命維持としての栄養供給の手段として食べることが必要でなくなるかもしれない技術革新があったとしても、食文化などを軸にした人類としてのアイデンティティーの中で食べることの重要性が尊重される未来も予測されるという話にもなりました。

今後の展望

今回のZebraHood 2024への参加を通じて、津南醸造は多くの新しい顧客との接点を持つことができました。今後もこうしたイベントへの積極的な参加を通じて、津南の日本酒の魅力を広く伝えてまいります。また、インターネットでの情報発信についてさらなる充実を図り、より多くの顧客に日本酒の可能性を認知してもらう活動を推進していく予定です。

津南醸造について

津南醸造株式会社は、新潟県中魚沼郡津南町秋成に本社を置く日本酒蔵です。この地域は豪雪地帯で知られ、標高2,000mの山々からの天然の湧水を仕込み水に使用しています。地元特産の酒米「五百万石」を用いて、自然と共生する酒造りを行っており、「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」をブランドコンセプトにしています。2023年からの新体制で、酒蔵とサイエンスの融合をベースに新たな価値創造ならびに海外展開を目指しています。

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