SaaSセキュリティサービス「ブレイクアウト」新機能の発表  ランサムウェア感染遮断に加え、内部不正も防御する新機能を搭載

アセンテック株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松浦 崇)の100%子会社である株式会社ブレイクアウトは、SaaSセキュリティサービス「ブレイクアウト」の新機能を開発し、10月11日より提供を開始します。

セキュリティ脅威として、(1)ランサムウェアをはじめとするマルウェア感染、(2)ID/PWの流出、(3)内部不正による社内情報資産の持ち出し等があります。「ブレイクアウト」は、エンドポイントセキュリティ、ID認証技術、SaaSポータルをパッケージ化した統合SaaSセキュリティサービスです。SaaSを利用する端末用OSとして、セキュアブラウザを搭載し、ストレージ領域を持たない当社オリジナルOSにより、ランサムウェア感染を遮断します。また、端末用OSの起動パスワード、LTE over IPによるデバイス認証、ワンタイムパスワードによる3要素認証、さらにパスワードレスのシングルサインオン技術を包含した次世代のSaaSセキュリティ技術です。

今回発表の新機能は、Google Workspaceをご利用のお客様において、内部不正の防御を実現する「テナント制限」機能です。
「テナント制限」機能は、会社が認めたGoogle Workspaceを利用するエンドユーザが、個人所有のGoogle Workspaceにデータをコピー、保存することを禁止します。例えば、会社が所有し利用を認めているGoogle Driveアカウントとは別の個人のGoogle DriveやGmailアカウントを用いて、ファイルのコピーや添付することを完全に遮断します。この機能により、悪意をもったユーザが会社情報資産を持ち出すことを防止します。

当機能は、既にMicrosoft 365においては実現していましたが、この度、ブラウザベースOffice製品として洗練されているGoogle WorkspaceにおいてWebプロキシサーバを使用せずに、その機能を実現しました。
ブレイクアウトは、会社が認めていないSaaSアプリケーションへのデータのアップロード、ダウンロードを禁止しており、本日発表の「テナント制限」機能と合わせ強力に内部不正を防御します。

Google Workspace、Box、その他SaaSアプリケーションで事業を完結されている先進的なクラウドネイティブなお客様においては、ランサムウェアの遮断、内部不正の防御、ID/PWの流出を「ブレイクアウト」一つのサービスで実現可能となります。

当社グループは、お客様におけるセキュリティ対策コスト、運用負荷の大幅削減に貢献することを目的とし、今後も、SaaSセキュリティサービス「ブレイクアウト」の機能拡張に向け開発投資を進めてまいります。

純国産SaaSセキュリティプラットフォーム ブレイクアウト

アセンテック株式会社について

「簡単、迅速、安全に!お客様のビジネスワークスタイルの変革に貢献する。」の企業理念のもと、仮想デスクトップに関連する製品開発、販売及びコンサルティングサービスを主な事業とし、サイバーセキュリティ対策ソリューションにも力を入れています。また、ESGへの取り組みを強化し、持続可能な社会に向けて貢献してまいります。
東証プライム市場上場【証券コード:3565】

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