東京カンテイ、内部統制を目的に情報システム部門の案件管理システムを刷新
日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町、代表取締役社長:新宅正明、以下 日本オラクル)は本日、株式会社東京カンテイ(本社:東京都品川区上大崎、代表取締役社長:松村優一郎、以下 東京カンテイ)が、内部統制を目的に、オラクルのSaaS型CRMアプリケーション「Oracle Siebel CRM On Demand」の営業支援(SFA: Sale Force Automation)機能を導入し、情報システム部門の案件管理システムをこのたび刷新したことを発表します。新システムは、直感的で簡易なカスタマイズ機能を活用することで、わずか2日間での短期導入を実現し、10月より本格稼動を開始しています。
東京カンテイは、分譲マンションや土地、戸建の不動産情報の提供を主軸にビジネス展開しています。同社の不動産関連の豊富で精度の高い情報と不動産担保評価算出システムにより、金融業界や不動産業界との情報取引を多数行っていますが、金融機関内のシステムと直接ネットワークで結ぶ条件として、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS*)と内部統制への早急な対応が求められていました。社内で構築されていた既存の作業管理システムでは、一人一人の作業の詳細や経費の内訳がわかり難いなどの課題があり、リスク管理が困難であったため、新システム導入の検討を開始しました。新システムでは「Oracle Siebel CRM On Demand」の営業支援アプリケーションを一部変更し、社内のシステム開発、保守、運用において、情報システム部門とその責任者向けには開発案件のリアルタイムな検索、承認、進捗管理やリスク管理、さらに経営者向けには開発費用や保守、維持等の経費の分析と報告を行っています。
*ISMS: 組織管理者が保護すべき情報資産について、必要なセキュリティレベルを設定し、機密性、完全性、可用性について計画、維持、改善しながらシステムを運用すること
迅速なシステム導入が求められたため、固定資産を持たずに手軽に導入できるSaaS型アプリケーションに同社は着目しました。経営者にも通用する豊富な分析機能、強固なセキュリティや高可用性などのシステム運用環境の信頼性と短期かつ低価格での導入を高く評価した結果、「Oracle Siebel CRM On Demand」の採用を決定しています。現在はシステム部門の約10名が活用しており、今後は各営業担当者からの問題発生報告での利用も検討中で、順次ユーザー数も拡大していく予定です。
●「Oracle Siebel CRM On Demand」について
「Siebel CRM On Demand」は、Web上で提供されユーザーが月当たり定額でインターネットブラウザからアクセスできるSaaS型CRM製品です。「Siebel CRM On Demand」は迅速に、簡単に、事前のIT投資なしに手軽なコストで導入することが可能です。「Siebel CRM On Demand」には営業、マーケティング、サービスなどの全機能が備わり、顧客分析ツール、バーチャルコールセンター技術、ベストプラクティスも組み込み済みで、グローバルのSaaSサービスとサポートを提供します。
●東京カンテイについて
東京カンテイは不動産専門のデータバンクです。法人会員制にてデータ配信しています。全国の分譲マンションをデータベース化し、図面や、売買・賃貸事例などの情報を提供するほか、土地・建物の担保評価算出プログラムも提供しています。 不動産鑑定評価およびエンジニアリングレポート作成業務、土壌汚染調査も行っております。
●日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数:1,712 名(2007年5月末)。
■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 広報部 石川
TEL: 03-6238-8179 FAX: 03-5213-6990 E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
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