アシスト、IoKソリューションの第1弾としてエンタープライズ動画管理基盤「Panopto」を販売開始
株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、URL: https://www.ashisuto.co.jp/ 、略記:アシスト)は、2020年7月22日に発表した「IoK(Internet of Knowledge)構想」*1に基づくソリューションの第1弾として、エンタープライズ動画管理基盤「Panopto(パノプト)」(開発元:米Panopto Inc.)の販売を本日付けで開始します。
アシストは、知識と人とをつなぐIoK構想の中で「動画」に注目しました。わずか1分の動画に含まれる情報量は、テキストにして180万語、Webページにして3,600ページに相当し、単純なテキストと比較して記憶への定着が2倍以上と言われています*2が、ビジネスの世界ではまだ活用が進んでいるとは言えません。今後動画による知識の共有が新しいコミュニケーション手段として重要となると考え、企業における動画活用を強力に支援する手段として「Panopto」を選択しました。
Panoptoは動画の作成、編集、共有を誰でも簡単に行えるだけでなく、高度な検索機能や豊富な管理機能を搭載し、動画作成者だけでなく動画視聴者にも使いやすい製品です。エンタープライズレベルで動画を使いこなす文化の醸成を強力に支援し、ビジネスのスピードアップにも貢献します。Amazon Web Service上で稼働するサービスとして年間サブスクリプション形式で提供し、アシストは、販売目標として、2021年末までに50社の顧客企業への導入を目指します。
*1 「IoK (Internet of Knowledge)」:東京大学大学院人文社会系研究科 准教授 大向一輝氏が提唱している「知のインターネット」を表す用語。アシストでは社員自身が持つ「知識」をデジタル技術を活用し社内外に循環させることで、人とのつながりを進化させ、企業をさらに強くすることを「IoK(Internet of Knowledge)構想」と定義。
https://www.ashisuto.co.jp/news/release/1211680_1675.html
*2 出典:Forrester Research
■アシストがPanoptoを取り扱う背景
アシストでは「IoK(Internet of Knowledge)構想」に沿った具体的なソリューション提供にあたり、第1弾として「動画」に着目しました。距離や時間を越え、圧倒的なスピードで正確に情報を伝えられる動画には、コミュニケーション手段の変化に留まらず、ビジネスや企業を変革する力が秘められています。
Panoptoは複数の調査会社から動画プラットフォーム分野におけるリーダーとして高く評価され、全世界で500万人以上が利用している製品です。アシストでは企業内に動画を浸透させるための基盤として、以下の3点を高く評価し、Panoptoの販売を決定しました。
1.コンテンツ作成の容易性:専門家ではなく「誰もが」直感的な操作で簡単に作成可能
2.コンテンツ管理と共有の柔軟性:エンタープライズ企業におけるガバナンスの観点を強力にサポート
3.動画コンテンツの検索性:動画内の音声、資料内の文字を含めたあらゆる言葉を検索可能
動画を活用することで、例えば会議では、時間調整、会議中の説明、議事録作成などの時間短縮やコミュニケーション改善を可能にし、協議や意思決定の場にシフトさせることができます。プレゼンテーションでは、文字だけでは表現できないプレゼンテーターの「想い」が伝わります。マニュアルだけでは伝わらないナレッジの共有、スキルの伝承、チーム形成など、Panoptoはこれまで共有が難しかった企業内の様々なシーンで役立つ製品です。
また、動画の活用を企業文化として定着させることで、これまで形式知化することが難しかった知識や社員個人が持つ情報を企業内外に循環させ、一方的な伝達ではなく、社員全員の双方向でのコミュニケーションが活性化する姿をPanoptoは実現します。
■今後の展開
アシストではPanoptoの全社導入を決定し、7月より、全社員による自己紹介コンテンツの作成、会議の録画、勉強会など、コミュニケーション活性化、情報共有、スキルアップのために、自社でもPanoptoを積極的に活用し始めました。社内で蓄積されたノウハウや経験を「知識」として集約し、今後、Panoptoの活用方法に留まらず、顧客企業の変革に伴走するための各種支援メニューを順次リリースしていく予定です。
■「Panopto」について
<概要>
Panoptoは動画を作成、編集、共有するという基本機能はもちろん、それらの機能を簡単に使えるユーザーインターフェースにより動画作成を容易にします。音声から自動的に作成されるキャプションや、資料中の文字まで含めた高度な検索機能により、動画作成者だけでなく動画視聴者にとっても使いやすいツールです。また、管理機能も豊富でエンタープライズレベルで動画を使いこなす文化の醸成を強力に支援します。Panopto Cloud for EnterpriseはAmazon Web Service上でSaaSサービスを提供します。
<主な機能>
(1)ビデオコンテンツ管理
フォルダ構造を作成することができ、フォルダ、動画コンテンツ単位で管理者や参照権限の設定が可能。フォルダに対してはロゴや配色を統一したブランド管理ができるなど、ガバナンスを利かせた状態で動画を効率的に管理可能。また、任意のタイミングでの動画公開、保管期間の設定、視聴されていない動画の自動削除なども可能。
(2)レコーディング
録画ボタンを押すだけでプレゼンテーションや画面操作の動画ファイルが自動生成されるだけでなく、音声認識によりキャプションを自動生成。カット・チャプタ設定・クイズの挿入など動画編集に必要な機能がブラウザ上で簡単に実施可能。
(3)視聴統計
動画コンテンツの視聴者や視聴日時、視聴の完了率(どこまで視聴したか)などを管理。ダッシュボード機能で視聴統計を確認することで、動画コンテンツの利用状況を細かく把握可能。
(4)ライブストリーミング
プレゼンテーションをライブ配信し視聴者と相互にコミュニケーションすることも可能。ストリーミング配信中でも最初から再生できるライブDVR機能も搭載。
(5)インテグレーション
Salesforce上のアカウント、案件、商談に動画コンテンツを共有したり、Zoom連携によりWeb会議を動画で自動保存できるなど様々なプラットフォーム製品との連携が可能。
(6)モバイル動画
iOSやAndroidといった主要なモバイル端末のアプリにより、動画コンテンツの検索、視聴、録画、公開スケジュールの設定、コンテンツ承認、共有まで視聴や管理に関する全操作が可能。
<販売価格>
■スタートモデル 4,700,000円(1年間/税別/ユーザー数1,000名まで)
※すべてのユーザーが動画作成可能
※利用者数がライセンスカウント対象
※どんなに動画を作成してもストレージフリー
<詳細URL>
■Panopto Asia Pacific Limited General Manager Elle Hosek様からのエンドースメント
Panoptoは、日本におけるビジネスオペレーション、コミュニケーション、知識共有を変革するための戦略的パートナーとして、株式会社アシストを迎えることができたことを大変嬉しく思います。アシストは、ソフトウェアの代理店販売において成功を収めており、日本市場に新しいソリューションを導入してきた素晴らしい実績があります。私は、このパートナーシップに対する彼らのプロフェッショナルで創造的なアプローチに感銘を受けました。また「Internet of Knowledge」というコンセプトを日本で展開しようとするこのチームと協業できることを楽しみにしています。この関係が両社にとってプラスになると確信しています。
■「Panopto」に関するお問い合わせ
株式会社アシスト IoKプロジェクト 担当:木村、板木、山下、松山
URL: https://www.ashisuto.co.jp/pa/contact/iok.html
■ニュースリリースに関するお問い合わせ
株式会社アシスト 広報担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL: https://www.ashisuto.co.jp/contact/press/
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