SVP注目市場分析「小型原子炉(SMR)」5/17公開

~工場生産性と安全性の向上、立地・運転の柔軟性があるSMR、世界で開発進む~

株式会社SVPジャパン

 会員企業に対して公開情報を⽤いたビジネス情報提供を行う、株式会社SVPジャパン(本社:東京都中央区、代表取締役社⻑:橋本 雅、以下「SVPジャパン」)は、本日、SVP注目市場分析レポートの「小型原子炉-世界市場の現状と将来展望-」について会員企業向けに公開いたしました。

■小型原子炉の国内市場

 SMRはモジュール式の小型原子炉を指すが、厳密な定義はなく、各国の定義も異なる。国際原子力機関(IAEA)では、電気出力300MWe(30万kWe)以下の原子炉をSMRとしており、本レポートではこの定義に当てはまる原子炉で、世界で稼働・開発されているものを調査対象とする。
各年の市場規模は、現時点で具体的な建設計画が発表されているSMRについて、予定されている着工から運転開始までの期間に、それぞれ1,000億円程度の建設費が発生すると想定して算出した。また、着工の予定年が不明な場合、他の計画を参考に建設期間を想定した。

■小型原子炉の市場概況

・ IAEAによると、これまでに世界で70種類以上が開発されている。
・特に開発に積極的な米国とロシアの2国で、全体の半数近くを占めている。日本では7件の開発案件がある。
・実⽤炉の建設では、ロシアと中国が先行。
・その他の国では、米国とカナダの規制当局がいくつかのSMRの基本設計の審査を行っている段階。
・日本では具体化しているSMRの建設計画はない。
・経済産業省では日本企業によるSMRの開発について、2020年代を通じて海外での実証への参画を支援していく方を示しており、国内で実⽤化が進むのは
早くても2030年代以降になるとみられる。

■本レポートの構成

Ⅰ.市場の定義
Ⅱ.市場動向
Ⅲ.市場規模・予測
Ⅳ.マーケットシェア
Ⅴ.海外の開発・導入動向
Ⅵ.業界構造

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■SVPジャパンについて

「成功に導くビジネスの知を、もっと身近に」をミッションとした、会員制ビジネス情報提供サービスプロバイダー。
会員企業には、ビジネス公開情報に基づくクイックリサーチ、カスタムメイド型プロジェクトリサーチを提供。日本は1974年に創業し、現在世界40カ国に渡るネットワークのメンバーとして、大手企業を中心とした会員企業の意思決定を情報力でサポートしています。
 2021年には事業継承のため、経営体制を一新し、ガバナンスの強化、情報提供サービスの拡大、そして進化することを目指し、第二の創業をスタートしています。

《会社概要》
社名: 株式会社SVPジャパン
代表取締役: 橋本 雅
所在地: 東京都中央区日本橋蛎殻町1-38-9 宮前ビル2F
設立年月日: 1974年7月1日
事業内容: 会員制のビジネス情報提供サービス
URL: https://www.svpjapan.com/