失語症・高次脳機能障害者の人生再生ストーリー月刊冊子 「脳に何かがあったとき」会員用サイトオープン! プレゼントキャンペーンも実施
NPO法人Reジョブ大阪(本社:大阪市都島区片町1-5-13 大手前センチュリービル4階、代表者:多田 紀子)は、社会に広く理解されにくい高次脳機能障害および失語症の当事者たちが自らの就労における課題と工夫を掲載した、失語症当事者の人生再生ストーリー月刊冊子「脳に何かがあったとき」の、会員読者向けのサイトを2024年5月10日にオープンします。
サイトURL: https://rejob-magazine.com/
この月刊冊子は、2021年2月から毎月発行、2023年4月からはPDF版も発行してきました。このたび、電子版の充実を図り、会員用サイトをオープンします。サイト内ではインタビューの動画や、オンライン交流会の動画が閲覧できます。今回、サイトオープンを記念したプレゼントキャンペーンも実施します。
本冊子は言語聴覚士と放送作家が毎月2名をインタビューし記事を執筆、医療や福祉の現場が知らないリアルな生活実態が描かれており、読者は同じ障害がある当事者やその家族、リハビリテーションを提供する病院や支援団体から成り、それぞれが全体の約1/3を占めています。
背景
失語症・高次脳機能障害は、外見では判別しにくく、本人にも自覚症状が少ない「隠れた障害」として知られています。この障害は復職率も低く、社会参加が課題となっています。
当事者の就労に関する実体験を基にしたこの冊子は、高次脳機能障害や失語症の生活実態を伝え、より多くの人々にその理解を促すことができます。また、当事者の社会参加と自立、就労機会をつくることも目的としています。
※失語症・高次脳機能障害とは
失語症は言語機能の障害であり、多くの当事者が日常生活においてコミュニケーションの困難に直面しています。
高次脳機能障害は、脳卒中や脳損傷後に起こりうる、物忘れ、注意障害、言語や社会的行動の障害などを含む状態です。
サービスの詳細
当社は、失語症の理解を深め、当事者やその支援者たちに役立つ情報を提供することを目的として、当事者の声をのせた冊子を月刊で発行します。
この冊子は、紙媒体とPDF形式の2種類で提供されています。現在は、紙媒体は郵送、PDF形式はメールで送信していますが、今回、会員用のサイトを構築、ログインすると電子版がいつでも閲覧できます。
また会員は無料で参加できる交流会が年に6回開催、記事に書ききれなかった部分を深堀りします。交流会のアーカイブ動画もサイト内に掲載します。
キャンペーンの詳細
会員用サイトオープンを記念し、お申込みがあった方には、PDFを3か月分、冊子は1か月分(先着10名まで)、無料でお届けします。下記お申込みフォームにご記入下さい。
お申込みフォーム: https://forms.gle/LABg9nTBkAVjgBci8
冊子の内容
4月号では、失語症になったスポーツライターが自らの復職過程を詳述しています。
また60年前に医療ミスで失語症になった男性の生涯を多田が取材しています。
5月号では、失語症になったオペラ歌手と、会社員が、それぞれの復職の過程を語ります。
6月号では、10代で交通事故にあった2名が、事故後に大きく変わった人生設計、これからの夢を語ります。
また4月号から、当事者セラピストとして活躍の言語聴覚である関 啓子先生のインタビュー連載もスタートします。関 啓子先生は、高次脳機能障害の研究者として第一線で活躍中に、ご自身が脳梗塞で倒れました。
・多様な形式:読者の好みやアクセスしやすさに応じて紙媒体またはデジタル版を選択可能です。
・オンライン交流会:年4~5回、特集された人物と直接対話ができる交流会を開催。これらは多田がファシリテーターを務め、記事だけでは伝えきれない内容を掘り下げ、参加者からの質問に答えます。
冊子は毎月1回発行され、紙媒体版は月額1,000円(税込)、PDF版は月額500円(税込)で購読可能です。
当社は、この冊子を通じて失語症や高次脳機能障害についての正しい知識の普及と理解促進を図り、より豊かなコミュニケーションにつながるよう支援します。
会社概要
商号 : NPO法人Reジョブ大阪
代表者 : 多田 紀子
所在地 : 〒534-0025 大阪市都島区片町1-5-13 大手前センチュリービル4階
設立 : 2018年5月
事業内容: 高次脳機能障害者、失語症の啓発と当事者支援
URL : https://rejob-workers.com/