PLAY/GROUND Creation #5『Spring Grieving』(井上裕朗演出/須貝英新作書き下ろし二本立て)上演決定 カンフェティでチケット発売
俳優・演出家の井上裕朗が代表を務めるPLAY/GROUND Creationの新作、PLAY/GROUND Creation #5『Spring Grieving』が2023年5月19日 (金) ~2023年5月31日 (水)にサンモールスタジオ(東京都新宿区新宿1丁目19-10 サンモール第3M-B1)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて4月15日(土)10:00より発売開始です。
カンフェティにて4月15日(土)10:00よりチケット発売開始
http://confetti-web.com/playgroundcreation/
公式ホームページ
https://www.playground-creation.com/springgrieving
Twitter(@_playgroundnews)
https://twitter.com/_playgroundnews
これまで海外戯曲を上演してきたPLAY/GROUND Creationが、初めて日本人作家による新作を二本立てにて上演します。
昨年上演された新国立劇場『私の一ヶ月』など活躍の場を広げているMo'xtraの須貝英を作家に迎え、PLAY/GROUND Creationの井上裕朗が演出を担当。
二作品ともに、家族と死別し遺された者たちが、その死といかにして向き合っていくかのドラマを描きます。
side-A「桜川家の四兄弟」では、鍛治本大樹、林田航平、小早川俊輔、河原翔太が母親と死別した四兄弟を演じ、亡くなった母親を永井幸子が、四兄弟を訪ねてくる母親の知人を池田努が演じます。
side-B「春を送る」では、辻親八が息子と死別した父親を、三津谷亮が遺された兄を演じ、亡くなった弟および彼らの従弟の二役を竹田光稀が演じます。
チケットの一般前売は4月15日(土)10時より開始予定。一部公演では出演者らによるアフタートークも実施。
また、公演終了後に公演の配信も予定しています。
PLAY/GROUND Creation #5『Spring Grieving』詳細
side-A「桜川家の四兄弟」
side-B「春を送る」
あの日 私の世界は変わった
春は忘れない 私の悲しみを
『Spring Grieving』side-A「桜川家の四兄弟」作品詳細
【人物】
桜川恵一:桜川家の長男
桜川勇気:桜川家の次男
桜川制多:桜川家の三男
桜川正義:桜川家の四男
白水舞花:勇気の恋人
桜川佳澄:四兄弟の従妹
桜川裕美:四兄弟の母
奥谷基次郎:裕美の友人
【時間・場所】
山形県米沢市
2022年4月。桜の開花予想日付近。
【あらすじ】
2022年3月、母はこの世を去った。古い家と、桜の木と、たくさんのメモを遺して。
個人塾を経営する長男「恵一」、高校教師の次男「勇気」、居酒屋で働く三男「制多」、ミュージシャンになりた
い四男「正義」。
お母さん、僕はあなたに愛されていましたか。
『Spring Grieving』side-B「春を送る」作品詳細
【人物】
奥谷曾太郎:杜子春の父
奥谷基次郎:杜子春の兄
東風元:杜子春の親友
川神早月:曾太郎の元教え子
美甘春人:杜子春の従弟
奥谷杜子春:基次郎の弟
【時間・場所】
東京都国立市
2011年3月から2013年3月にかけて。全て春。
【あらすじ】
2011年3月、弟はこの世を去った。通っていた大学の渡り廊下から落ちて死んだ。
その大学で准教授だった父と、商社で働く僕はどうもそりが合わない。正直、弟のことも苦手だった。
だけどあいつのことばかり考えてしまう。こんな春の日には。
PLAY/GROUND Creation とは
2015年6月、俳優の井上裕朗が中心となり、俳優のみが集まる勉強会「actors’ playground」を開催。その後も活動を継続し、同年10月、actors’ playgroundの発展形として、企画・制作ユニット『PLAY/GROUND Creation』を始動。名称には「playground(遊び場)=PLAY(演じる・演劇)+GROUND(土台・根付かせる)」という意味が込められており、俳優をはじめとするシアターアーティストが緩やかに集い、それぞれが自主的かつ能動的に参加できる豊かな「遊び場」作りを目指している。
2016年1月には、actors’ playgroundの延長線上にあるワークショップ公演『背信|ブルールーム 』(シアター風姿花伝)を上演。2020年9月には、初の本格的な劇場公演『BETRAYAL 背信』を製作・上演(赤坂レッドシアター)。その際共同プロデュースにあたった齋藤厚子と共に、2021年1月法人化。
2021年12月、第2回公演として、アジア初演となる『Navy Pier 埠頭にて』を製作・上演(横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール)。2022年7月、第3回公演として、アレクシ・ケイ・キャンベル作『The Pride』を製作・上演(赤坂RED/THEATER)。2022年12月、第4回公演として、パトリック・マーバー作『CLOSER』を製作・上演(シアター風姿花伝)。
PLAY/GROUND Creation 代表 、『Spring Grieving』演出プロフィール
井上 裕朗(いのうえ・ひろお)プロフィール
1971年10月24日生まれ。東京都出身。
東京大学経済学部経営学科卒業後、外資系証券会社に勤務。退社後、2002年より北区つかこうへい劇団養成所にて俳優活動を開始。以降、TPT・地人会・流山児★事務所・T Factory・演劇集団砂地・乞局・箱庭円舞曲・DULL-COLORED POP・Theatre des Annales・イキウメ・風琴工房・serial number・TRASHMASTERS・unratoなど、小劇場を中心にさまざまな団体の作品に出演。
2015年、自身が主宰するユニット『PLAY/GROUND Creation』を立ち上げ、俳優主体の創作活動をスタート。2016年1月には、シアター風姿花伝にてワークショップ公演 the PLAY/GROUND vol.0『背信 | ブルールーム』を企画・上演。『背信』を演出、『ブルールーム』に俳優として出演する。2019年2月には、劇団DULL-COLORED POPにて『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』を演出。
PLAY/GROUND Creationの公演においては、#1『BETRAYAL 背信』(2021/9 赤坂RED/THEATER), #2『Navy Pier 埠頭にて』(2021/12 横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール) にて翻訳・演出を担当。#3『The Pride』(2022/7 赤坂RED/THEATER)にて出演および演出を担当。#4『CLOSER』(2022/12 シアター風姿花伝)にて演出を担当。
『Spring Grieving』作家プロフィール
須貝 英(すがい・えい)
1984年11月20日生まれ。山形県出身。早稲田大学第一文学部美術史学科卒。
2007年~13年まで「箱庭円舞曲」に俳優として所属。2010年、演劇ユニット「monophonic orchestra」を旗揚げ。俳優・脚本家・演出家・ワークショップ講師として活動する一方、演劇サークル「Mo'xtra」を主宰。
これまでの主な劇作・演出作品に、穂の国とよはし芸術劇場PLAT主催・高校生と創る演劇『滅びの子らに星の祈りを』、海外ミステリーを原案としたMo'xtra Produce『グリーン・マーダー・ケース×ビショップ・マーダー・ケース』などがある。そのほか『オリエント急行殺人事件』の構成協力、『照くん、カミってる!~宇曾月家の一族殺人事件~』の脚本を務める(共に演出・河原雅彦)。北区王子小劇場主催佐藤佐吉賞にて2009年度最優秀主演男優賞を受賞。また、脚本を担当した映画『カラオケの夜』(山田佳奈監督) が門真国際映画祭2019にて映画部門最優秀作品賞を受賞。最近は新国立劇場で2022年11月上演の『私の一ヶ月』を執筆し、2024年4~7月上演予定の『デカローグⅠ~Ⅹ』(演出・小川絵梨子/上村聡史) では上演台本を務める。
公演概要
PLAY/GROUND Creation #5『Spring Grieving』
公演期間:2023年5月19日 (金) ~2023年5月31日 (水)
会場:サンモールスタジオ(東京都新宿区新宿1丁目19-10サンモール第3M-B1)
■出演者
side-A「桜川家の四兄弟」
桜川恵一 : 鍛治本大樹
桜川勇気 : 林田航平
桜川制多 : 小早川俊輔
桜川正義:河原翔太
白水舞花:森川由樹
桜川佳澄:小向なる
桜川裕美:永井幸子
奥谷基次郎:池田努
side-B「春を送る」
奥谷曾太郎:辻親八
奥谷基次郎:三津谷亮
東風元:伊藤白馬
川神早月:内田靖子
美甘春人/奥谷杜子春:竹田光稀
■スタッフ
作:須貝英
演出:井上裕朗
音楽:オレノグラフィティ
音楽協力:絢屋順矢
美術:岩本三玲
照明:富山貴之
音響:今里愛
音響操作:深澤大青
衣裳:小林巨和
演出助手:石塚貴恵
舞台監督:鳥養友美
宣伝美術:藤尾勘太郎
宣伝写真/舞台スチール撮影:保坂萌
宣伝衣裳:岩田友裕
宣伝ヘアメイク:武部千里
文芸協力:今井浩一
制作:亘理智子
運営:近藤侑里子
プロデューサー:齋藤厚子
企画・製作:一般社団法人PLAYGROUND Creation
■公演スケジュール
5/19(金) 19:00(A)
5/20(土) 13:00(A)
5/21(日) 13:00(B)
5/22(月) 14:00(B)/19:00(A)
5/23(火) 休演
5/24(水) 14:00(A)※/19:00(B)※
5/25(木) 14:00(☆)※
5/26(金) 14:00(B)
5/27(土) 13:00(B)/18:00(A)
5/28(日) 13:00(A)/18:00(B)
5/29(月) 14:00(B)/19:00(A)
5/30(火) 14:00(A)/19:00(B)
5/31(水) 13:00(☆)
☆二作品一挙上演
途中短い休憩を挟んで二作品を一挙上演いたします。
※終演後アフタートークあり
5/24(水) 14:00の回 登壇者 鍛治本大樹/林田航平/小早川俊輔/河原翔太
5/24(水) 19:00の回 登壇者 井上裕朗/三津谷亮/伊藤白馬/竹田光稀
5/25(木) 14:00の回 登壇者 須貝英/鍛治本大樹/林田航平/伊藤白馬
■チケット料金
前半日程(5/19-5/22) 一般:5,000円, U-24: 2,500円
後半日程(5/24-5/31) 一般: 5,500円, U-24:3,000円
特別料金(二作品一挙上演回) 一般:10,000円 U-24:5,000円 公演特製クリアファイル付き
(全席指定・税込)