JMDCとRIZAPが業務提携し、 健康経営・健康増進サービスの提供を2019年度中に開始

~健康増進効果と費用対効果をデータで可視化し、社員・加入者をより豊かに~

2019-12-02 15:00

株式会社JMDC(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:松島 陽介、以下「JMDC」)とRIZAP株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:瀬戸 健、以下「RIZAP」)は、業務提携契約を締結し、2019年度中に企業・健康保険組合に対して、健康経営・健康増進を目的としてデータとコーチングの統合サービスの提供を開始します。

JMDC×RIZAP

業務提携の背景

超高齢社会が到来し、国民医療費の増大が社会課題となっている日本では、健康寿命の延伸が求められています。現在、多くの企業が健康経営に取り組んでおり、また、健康保険組合は保険者インセンティブの評価項目になっている体育奨励をはじめとした健康増進事業に積極的な取り組みをしておりますが、成果を上げるために2つの課題がありました。

課題(1):健康増進事業に対して社員・加入者の参加人数が少ない。
課題(2):データに基づいた事業の効果検証ができていない。

この点から事業成果が可視化できず、より積極的な健康投資に踏み切れない状況となっています。これらの課題を解決するためにJMDCとRIZAPは業務提携を行い、参加者の拡大及び健康数値や医療費の変化の可視化を目指し、企業・健康保険組合を支援するサービスを提供します。

2社の強み

・JMDCは、現在207組合から703万人分(2019年4月末時点)の健診・レセプトデータを受領しており、堅牢なデータベース構築を土台として、分析ツールの提供、健康課題の分析、健康増進ソリューション提供(各種通知サービスやICTサービス「Pep Up」)、健康増進事業の効果検証、ビッグデータによる統計予測モデル開発、コンサルティングといった健康増進事業を一気通貫で支援するサービスを提供しています。

・RIZAPは、パーソナルトレーニングジム事業で培った独自ノウハウと、高いブランド認知力を活かした、魅力的な法人向けプログラムを提供しています。徹底的に寄り添いやり切らせるサポート体制、お客さまの情報を利用した健康増進に関する取り組みと、運動指導、栄養指導、メンタルサポートを柱とするRIZAPメソッドを通して参加者の行動変容と健康増進のためのサービスを展開しています。

業務提携の狙い

JMDCとRIZAPは両社の強みを組み合わせ、社員・加入者が積極的に参加いただけるようプログラムの開発・提供、健康増進効果・投資対効果を検証することで、社員・加入者がより豊かになれる社会の発展に貢献してまいります。

本サービスの概要

2019年12月上旬より「JMDC×RIZAP 健康経営・健康増進統合パッケージ」の共同提案を開始し、健康課題分析・コーチングプログラム・プログラム効果検証といった一連のサービスを提供します。さらにこれらのサービスを通じ、健康経営の促進状況を評価するための新しい評価指標開発を目指します。

・健康課題分析:健診・レセプトデータを突合した健康課題分析(JMDC独自統計モデル「健康年齢」「保健指導対象者予測モデル」含む)と対象者抽出

・コーチングプログラム:RIZAPウェルネスプログラム(「結果にコミットコース」「参加型セミナーコース」)

・プログラム効果検証:プログラム参加者の健診・レセプトの経年変化から健康増進効果や医療費抑制効果を検証

サービス概要PDCA

株式会社JMDCについて

医療ビッグデータ業界のパイオニアとして2002年に設立。独自の匿名化処理技術とデータ分析集計技術を有しています。3億3,000万件以上のレセプトデータと1,700万件以上の健診データ(2018年3月時点)の分析に基づく保険者向け保健事業支援、医薬品の安全性評価や医療経済分析などの情報サービスを展開しています。また、健康度の単一指標(健康年齢)や健康増進を目的としたWebサービス(PepUp)など、医療データと解析力で健康社会の実現に取り組んでいます。
URL: https://www.jmdc.co.jp/

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