明治学院歴史資料館で 「〈楽譜〉でたどる 北村季晴の音楽世界」開催 長野県歌「信濃の国」を作曲した音楽家の生涯を紹介
明治学院歴史資料館では、現在企画展「〈楽譜〉でたどる 北村季晴の音楽世界」を開催しています。北村季晴(きたむら・すえはる、1872-1931)は明治・大正期の作曲家、作詞家、演出家です。明治学院普通学部入学後、ヘボンの薦めで、東京音楽学校に転学。日本人最初の本格的な歌劇である「露営の夢」、桃太郎を題材にしたオトギ歌劇「ドンブラコ」(宝塚少女歌劇第一回演目)が知られています。作曲をした「信濃の国」は1968年正式に長野県歌に制定され、広く愛唱されています。音楽がテーマである本展示では、スマートフォンを二次元コードにかざすことで楽曲のピアノ演奏を聴くことができる新たな試みも行っています。
◆展示情報
展示名:明治学院歴史資料館企画展「〈楽譜〉でたどる 北村季晴の音楽世界」
第一期:2024年10月1日(火)~2024年12月20日(金)
第二期:2025年1月14日(火)~2025年4月18日(金)
▼企画展についてはこちらもご覧ください
https://shiryokan.meijigakuin.jp/event/685/
場所 :東京都港区白金台1-2-37 明治学院記念館1階
開室時間:月曜日から金曜日 9:00~16:00
土曜日・日曜日・国民の祝日・学院の定める休日は休室となります。
詳しくは開室カレンダーをご覧ください。
https://shiryokan.meijigakuin.jp/#carender
◆明治学院歴史資料館について
明治学院は日本で最も歴史のあるキリスト教主義教育を行った学校で、歴史的資料を数多く所蔵しています。明治学院歴史資料館ではこれらを積極的に公開し、学生・生徒の教育、多方面における研究、同窓生との協力事業や地域における諸活動にも活用し、博物館文化の「共創」を目指しています。また当館では展示室を設置し、本学に縁のある人物などを取り上げ、定期的に企画展示を実施し、教育機関が有する博物館(資料館展示室)として、実物の資料を見ることができる機会を提供しています。
展示室のある明治学院記念館は「神学部校舎兼図書館」として1890(明治23)年に完成した歴史的建造物です。1979年には「港区指定有形文化財」に指定され、2002年に東京都「特に景観上重要な歴史的建造物等」の指定を受けました。
■明治学院大学について■□
創設者は“ヘボン式ローマ字”の考案や和英・英和辞書『和英語林集成』の編纂、聖書の日本語訳完成などの業績があるヘボン博士。建学の精神である「キリスト教による人格教育」と学問の自由を基礎とし、ヘボン博士が貫いた“Do for Others(他者への貢献)”を教育理念としています。2024年は本学初の理系学部「情報数理学部」を開設し、既存の学部・組織との有機的な連携、産学官連携を行うため「情報科学融合領域センター」も併せて開設しました。スポーツ分野では2028年度までに箱根駅伝本戦出場を本気で目指し、MG箱根駅伝プロジェクト「Road to HAKONE 2028」をスタートしました。
▼大学公式Webサイト
https://www.meijigakuin.ac.jp
▼MG箱根駅伝プロジェクト特設サイト
https://www.meijigakuin.ac.jp/campuslife/ekiden