海上技術安全研究所が4月10日(水)からの「Sea Japan 2024」に出展_最先端の研究・技術を紹介
「自動運航・省力化技術」、「GHG削減」、「洋上風力発電」、「海洋無人機」の主要4テーマの展示ほか、セミナーも開催!
展示ブース:Japan Pavillion 内「1J-26」
海上技術安全研究所は、4月10日(水)~12日(金)に東京ビッグサイトで開催される国際海事展「Sea Japan 2024」に参加し、「自動運航・省力化技術」、「GHG削減」、「洋上風力発電」、「海洋無人機」の4つのテーマに関する研究を広く知っていただくためのブース展示を行います。また、4月11日には「海上技術安全研究所セミナー」として展示内容に関連した講演を行います。
皆様のご来場、ご参加を心よりお待ちしています。
Sea Japan 2024 の詳細は下記からご覧ください。
【主な展示内容】
○自動運航・省力化
船舶の自動運航・省力化技術や、陸上サポートシステム等に関する展示を行います。
○ GHG削減
舶用機関への新燃料(水素、バイオ燃料等)の適用に関する展示や、空気潤滑法及びOCTARVIAプロジェクトフェーズ2に関する展示を行います。
○洋上風力発電
浮体式洋上風力発電の研究開発に関する展示や、洋上風力発電施設の維持・管理のためのアクセス船に関する展示を行います。
○海洋無人機システム
高度な海洋調査に向けた先進的海洋無人機システムに関する展示を行います。
○「海上技術安全研究所セミナー」関連
「海上技術安全研究所セミナー」で講演する、船舶分野の自動運航・デジタル化・省力化技術、OCTARVIAプロジェクトフェーズ2、浮体式洋上風力発電、海洋無人機システムなどに関する取り組みをパネルや動画で紹介します。
【海上技術安全研究所セミナー】 4月11日(木)10:30 ~ (セミナーは満席となりましたので申し込みを締め切らせていただきました)
10:30~11:00
船舶分野の自動運航・デジタル化・省力化技術
特別研究主幹 平田 宏一
内航海運においては船員の不足が深刻な問題となっています。そのため,デジタル技術や自動化技術の導入による船員負荷低減が検討されています。本講では,海上技術安全研究所らが検討・実装を進めております船員負荷低減のための新技術や研究動向を紹介します。
11:00~11:30
船舶の実海域SDGsアクションーOCTARVIA/周期吹出空気潤滑システム-
研究監 辻本 勝
グリーンイノベーションが求められる中、海事クラスター共同研究:OCTARVIAでは、船舶の実海域での性能をライフサイクルで評価する「ものさし」の開発を行い、透明性をもって燃費・GHG排出量を評価することが可能となりました。その技術による今後のイノベーションと周期吹出空気潤滑システムについて説明します。
11:30~12:00
海上技術安全研究所における浮体式洋上風力発電の研究開発 洋上風力発電PT
プロジェクトチームリーダー 中條 俊樹
浮体式洋上風力発電は再生可能エネルギーの切り札として期待が高まっています。浮体式洋上風力発電の商用利用、産業化に向け、海上技術安全研究所で実施している研究開発の概要と成果、およびその他海洋開発分野の研究開発について紹介します。
12:00~12:30
高度な海洋調査に向けた海洋無人機システム 次世代海洋無人機PT
プロジェクトチームリーダー 金 岡秀
本講演では、複数AUV(Autonomous Underwater Vehicle)同時運用技術を中心に、高度な海洋調査の実現に向け、(国研)海上・港湾・航空技術研究所海上技術安全研究所が取り組んでおります海洋無人機システムの研究開発について概説します。