「フィールドサイン」がわかると野鳥たちの生態や行動を推測できるようになる!!『鳥の落としもの & 足あと図鑑』5月14日発売
おもしろふしぎ鳥類学の世界 第4弾!
株式会社カンゼンは、ふだんは見すごしてしまう鳥の落としものや痕跡の見つけ方、そこから読みとれる鳥の種類や生態、嗜好などについて紹介した『鳥の落としもの & 足あと図鑑』(小宮輝之 監修、ポンプラボ 編集)を2024年5月14日に刊行いたします。
本書を読めば、キミも“野鳥探偵”だ!!
鳥たちがいた場所に残されたもの(落としもの)、足あとをはじめ、鳥たちがそこにいたことがわかるあと(痕跡)。これらを「フィールドサイン」と呼びます。
日常的に見られるいちばん多い鳥の落としものは、排せつ物です。地上、木の上、そして空や水中と、鳥にはあらゆる場がトイレになります。そして、生きるためになくてはならない羽毛も時期によってたくさん落としますし、せっかくとった食べものも空や樹上から落としてしまうことがあります。
この本では、そんなさまざまな落としものや、足あとをはじめ、鳥がその場所にいたしるし(痕跡)にフォーカスします。日中行動することの多い鳥たちは、やはりその姿を目にすることに価値がおかれがちですが、彼らが去ったあとに残される落としものや足あとも、鳥たちについて多くのことを教えてくれます。
本書ではふだんは見すごしてしまう鳥の落としものや痕跡の見つけ方、そこから読みとれる鳥の種類や生態、嗜好などについて紹介していきます。
※文章すべてにふりがながふられており、小学校中学年以上対象の書籍です。
サンプルページ
目次
◆プロローグ 鳥の落としものの現場をキャッチ!
◆鳥の落としもの&痕跡にまつわる基礎知識
鳥の「落としもの」って? │ 鳥ならではの落としもの │ 落としものが見られる場所
鳥の「痕跡」って? │ 鳥のさまざまな「痕跡」
◆鳥たちの落としもの図鑑 ふん編①
COLUMN 鳥のふんをマネる生きもの │ ひなのふんを運ぶ親鳥たち │ 鳥の落としものと種子散布
◆鳥たちの落としもの図鑑 ふん編②
COLUMN ふん&足択コレクション │ 足択で歴史のなぞとき
◆鳥たちの落としもの図鑑 ペリット編
COLUMN ざんねんな落としもの〈人間編〉 │ いちばんざんねんな落としもの
現場コレクションⅠ ざんねんな落としもの
◆鳥たちの痕跡図鑑 足あと編
COLUMN 足あとが刻まれたスポット
現場コレクションⅡ 足あと交差点
◆鳥たちの痕跡図鑑 そのほか編
◆さまざまな巣 子育ての痕跡編
樹上、人工物の上部に │ 自然物、人工物のすきまに │ 自然物、人工物の壁に
木の幹に穴をあけて/木のほらに │ 土崖などに穴を掘って │ 水上に/地上に
プロフィール
監修:小宮輝之(こみや てるゆき)
1947年東京都生まれ。1972年に多摩動物公園に就職。以降、40年間にわたりさまざまな動物の飼育に関わる。2004年から2011年まで上野動物園園長。日本動物園水族館協会会長、日本博物館協会副会長を歴任する。2022年から日本鳥類保護連盟会長。現在は執筆・撮影、図鑑や動物番組の監修、大学、専門学校の講師などを務める。動物足拓コレクター、動物糞写真家でもある。近著に『人と動物の日本史図鑑』全5巻(少年写真新聞社)、『366日の誕生鳥辞典-世界の美しい鳥-』(いろは出版)、『いきもの写真館』全4巻(メディア・パル)、『うんちくいっぱい動物のうんち図鑑』(小学館クリエイティブ)、監修に『にっぽんのスズメ』『にっぽんのメジロ』『鳥のしぐさ・行動よみとき図鑑』『鳥の食べもの&とり方・食べ方図鑑』『鳥の親子&子育て図鑑』(カンゼン)などがある。
編集:ポンプラボ
出版物・Web 媒体等コンテンツの企画・編集制作・出版を行う。企画・編集書籍に『鳥のしぐさ・行動よみとき図鑑』からスタートした鳥図鑑シリーズ、『にっぽんスズメ歳時記』をはじめとする「にっぽんスズメ」シリーズ、『にっぽんのスズメ』『にっぽんカラス遊戯 スーパービジュアル版』『にっぽんツバメ紀行』『にっぽんのシギ・チドリ』(以上カンゼン)ほかがある。
書誌情報
書名:『鳥の落としもの&足あと図鑑』
ISBN:978-4-86255-727-8
監修者:小宮輝之
編集:ポンプラボ
ページ数:160P
判型:A5判
定価:1,870円(本体1,700円+税)
発売日:2024年5月14日
出版社:カンゼン
商品URL:https://www.kanzen.jp/book/b10081558.html
【この件に関する問い合わせ先】
株式会社カンゼン
宣伝プロモーション部
担当:伊藤真
TEL:03-5295-7723
MAIL:ito@kanzen.jp