大根足に悩む20代女子が部分痩せ&バストアップ!嬉しいWの効果で恋も仕事も順調に
脚だけ痩せない! 太ももだけが太い!
そんな悩みを抱える若い女性たちがいます。南クリニックにも、太ももの痩身の相談で来院される20代の女性の割合が高くなっています。
彼女たちの話を聞くと、最近の筋トレブームで、スリムで筋肉ついた美ボディに憧れているのだけれど、筋トレをしたことで余計に太ももが太くなってしまったと嘆いているのです。
なぜ、太もも痩せが難しいのか、そして太ももを効果的に細くする方法はないのか考えていきましょう。
なんで太ももがこんなに太い?20代女子の抱える悩み
中肉中背だけれど、太ももだけが目立って太い
24歳の今田さんが南クリニックを訪れたのは秋の終わり頃のことでした。オフィスワークが中心のOLで、童顔のかわいらしい方です。
身長は159㎝、中肉中背ですが、バストはちょっと小さめです。
全身のチェックを行うと、確かに上半身はどちらかというと痩せているのに、下半身、特に太ももの太さが気になります。
理想の太ももは身長×0.3㎝
全身のバランスとして美しい太ももは、身長×0.3と言われています。159㎝の今田さんの場合は47.7㎝が理想ですが、計測してみると55㎝でした。やはり太目です。
また、脚の太さのバランスとしては、「太もも:ふくらはぎ:足首」=「5:3:2」であると、脚が長く見えて美しいのですが、今田さんの場合、6:3:2。バランスを整えるためには、太ももを細くする必要がありそうです。
今田さんが太ももの太さを気にするようになったのは高校3年生のとき。小学校からバスケットを続けてきてため、スタイルを気にする余裕はなかったそうです。ジャージばかりで私服を着る機会も少なかったことも気にならなかった要因かもしれません。
一度筋肉のついた太ももは痩せにくい
今田さんのように太ももの筋力を使うスポーツをされていた人は、太ももに筋肉がついてがっちりした印象になりがちです。運動をやめても、太ももの筋肉は簡単に落ちませんし、落ちても今度はそれが脂肪に変わり、太さはそのままという人が多いのです。
大人になって筋トレに目覚めた人が、自己流のトレーニングをしているうちに太ももの筋肉を発達させ過ぎてしまうケースも最近よく目にします。筋トレは専門家のアドバイスを聞きながら、正しい方法で行うようにしたいものです。
丈の短いスカートは履けないし、パンツルックなんてもってのほか
私服を着るようになって気づいた「似合う服がない!」
部活を引退し、私服を着るようになって自分の体型に驚いた今田さん。スキニーパンツは入らないし、ミニスカートに至っては、とても着れたものではありませんでした。
大学生になってからはロングスカートで太ももを隠し続け、それ以外のファッションには手を出せません。
リクルートスーツは太ももを隠せないという事実
大学3年になったときに大問題が発生しました。就活用のスーツが必要になったのです。でもロングスカートのリクルートスーツを着ている女子など見たことがありません。
タイトスカートかパンツスタイルをチョイスしなければなりませんが、パンツは太ももが張り詰めてしまい動きづらくて仕方ありません。タイトスカートを選び、丈を可能な限り長めにして、太ももが人目にさらされないようにしました 。それでもちょっと歩くと、太ももの太さのせいで、裾が上がってきます。時々気を付けてスカートの裾を下に引っ張りつつ、面接会場に向かいました。
そして面接のときには気になって、太ももの上に置く手が汗でびっしょりになるほど緊張したそうです。
このままコンプレックスを抱えたまま生きるなんてイヤ!
新たな職場はひざ上のスカートが制服。どうする⁉
気に入らないリクルートスーツでの就活でしたが、なんとか就職も決まり、いよいよ社会人。服装に規定はなかったので、再びロングスカートを履く毎日になりました。
ところが、就職して3年目に再び問題が発生します。半年後にオープンする会社のショールーム担当に今田さんが選ばれたのです。今田さんの会社は福祉器具を扱うメーカーですが、新事業のチームではショールームの案内役を務めなければなりません。
服装はスーツ。ひざ上スカートのデザインがすでに決定しています。そのチームへの転属は、今田さんのこれからのキャリアにとって重要なポストで、絶対に断りたくありません。
とはいえ、コンプレックスを抱えたまま、夢に向かって走るのはどうにもすっきりしません。そこで「半年で太ももを細くして制服の似合うスタイルになろう!」決意し、南クリニックにいらっしゃったのです。
えっ、足を細くできるうえ、バストアップも!?
せっかく脂肪吸引をするなら豊胸も!
今田さんは太ももの痩身が目的ですから、脂肪吸引を希望されました。ただ、全身のチェックをしてみると、上半身にボリュームがないせいで、余計に太ももの太さが目立っているように感じられました。
そこで、太ももから採取する脂肪を使って、バストアップをしてみてはどうかと提案をしてみました。
「えっ⁉ 一石二鳥にそんなことができるのですか?」
今田さんは目を丸くして驚かれていましたが、脂肪吸引+脂肪注入の豊胸術がポピュラーな施術だと紹介すると安心されたようでした。
美しい太ももをつくるためのデザインとは
施術前には必ず、体にデザインを書かせてもらいます。どの場所から脂肪を取り、バストはどのように形成するか、ドクターがイメージを形にするためです。
太ももに関しては、外側、内側、前面からバランスよく脂肪を吸引する必要があります。特に太ももの外側は、全体的なシルエットを決定する重要なポイントになります。
内側は脂肪がつくと下垂しやすい構造になっています。放置しておくと、太もも全体がどんどん太く見えるようになってしまうので、余分な脂肪は除去しておくのがお勧めです。
前面は横から見たときのシルエットを確認しながら吸引する脂肪の量を決めます。形の良い太ももをつくるためには、前面の脂肪をどの範囲でどれくらい取るか……ここを見極められるのがセンスの良いドクターとそうでないドクターの分かれ道とも言えます。
もっとも難しい太もも後面のデザイン
最も大切なのが太ももの後面です。太ももの付け根の後面は、すぐ上にヒップが接し、太ももがヒップの受け皿のようになっています。ここには脂肪組織を隔てる繊維が存在し、ヒップと太ももの脂肪が互いに移動しないような構造になっています。しかし太もも側の脂肪を吸引して細くしてしまうことで、ヒップの支えがなくなり、ヒップが垂れてしまうことがあるので注意が必要です。
今田さんの場合、後面の脂肪も除去する必要があったので、加えて、わずかですがヒップの脂肪も吸引することにしました。こうすることでヒップの重さが減少し、ヒップの下垂を防止することができます。
外向きバストを改善し、AカップをCカップに
バストに関しては、全体のボリュームに加えて、やや外を向いた形をしていましたので、バストの中央に近い部分とバスト上部を中心に脂肪を注入することにしました。
目標はAカップからCカップです。脂肪注入法では、注入した脂肪の半分くらいが失われてしまうケースがあるのですが、南クリニックの脂肪注入ではそのようなことはありません。注入した脂肪の8割は生着すると考えていますので、Cカッププラスαくらいのイメージで脂肪を注入しました。
術後1カ月でスキニージーンズが履けるようになった!
施術を終え、1カ月後の検診で、すでにダウンタイムも終わり、美しいボディバランスの今田さんに会うことができました。バストは思った通り、Cカップに。太ももは今田さんのふくらはぎや足首とのバランスが取れたサイズ感です。
「もう、ミニスカートもスキニーパンツも怖くありません」と笑顔を見せてくれた今田さん。新たな職場での活躍をお祈りしています。
南クリニック院長:南晴洋
京都第二赤十字病院形成外科勤務、大手美容外科院長を経て1997年 南クリニック開業。創業以来、豊胸に力を入れている。注射で豊胸を行う「成長再生豊胸」を海外の学会でも発表。