鈴木勝大、天木じゅん、酒井敏也ほか出演 劇団±0(プラスマイナスゼロ)『象』(作:別役実)上演決定 カンフェティでチケット発売
±0第七回本公演『象』が2023年9月22日 (金) ~2023年9月30日 (土)にザムザ阿佐谷(東京都杉並区阿佐谷北2丁目12-21 ラピュタビル B1F)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
別役実氏の『象』を通し“生”を問う ±0第七回公演上演決定
社会に浮き彫りになっている問題・事柄を中心に描く±0(プラスマイナスゼロ)は、2023年9月22日(金)~9月30日(土)、東京・ザムザ阿佐谷にて第七回公演『象』(作・別役実)を上演することを発表いたします。
あらすじ
入院中の「病人」をその甥である「男」が訪ねてくる。「病人」はヒロシマへの原子爆弾によるヒバクシャで街頭で裸になって背中のケロイドを見せ喝采を浴びていたが、既に病状が悪化し今は入院をしているようだ。二人の会話から「男」もヒバクシャであることが明らかになる。
男:静かに死んでしまいたいとは思いませんか?
病人:思わないね。俺はむしろ、死ぬ前に殺されたいと思っている。
男:何故?
病人:知らん。情熱的に生きたいのさ。
「病人」はまた元気になってあの町でケロイドを見せたいと願っているが、「男」は静かにそのときを待つべきだと主張する。二人の生き方の違いを主軸に据えながら、「病人の妻」、医者」、「看護婦」など二人をとりまく様々な人々の姿から、ヒバクシャの抱える問題、それをとりまく世の中の問題が垣間見えてくる。そして遂に「男」も発病し、「病人」の隣のベットへと入院することとなる。あくまでも行動的な「病人」とは対照的に静かに死を迎えたいと願う「男」。ある雨の日、ついに「病人」はあの町へ出かけることを決意するのだが・・・。
劇団±0(プラスマイナスゼロ)とは?
2017年、旗揚げ公演『記憶の果て』を皮切りに年2~3本のペースで新作を発表。
社会で浮き彫りになっている事柄を抽象的に表現していく作風。自分たちが気づかない、
無視しているような「黒い部分」「後ろめたい部分」などを押し出す。
それらを、たはらの芝居の基盤にある海外の演劇⼿法を通して・リアリズム演剤”という⼀つの舞台を作り上げる。近年劇団では、近代劇作家の作品や古典作品の演出にも⼒を⼊れている。
2016年
±0(プラスマイナスゼロ)立ち揚げ
2017年
±0旗揚げ公演『記憶の果て』
±0浅草短編演劇祭参加作品『カタルシス』
2018年
±0阿佐ヶ谷短編演劇祭参加作品「カゾクノカタチ」
±0第二回本公演「アレハテタ、チニテ」
2019年
3月『熊』作チェーホフ 都内施設公演
フェスタ543Vol.2参加作品『この部屋の風景』 エリア543
フェスタ543参加作品Vol.3『歪み』エリア543
2020年
オンライン配信限定公演 一人芝居三部作公演「私と私の距離」
オンライン配信限定公演「私という名の存在」
公演概要
±0第七回本公演『象』
公演期間:2023年9月22日 (金) ~2023年9月30日 (土)
会場:ザムザ阿佐谷(東京都杉並区阿佐谷北2丁目12-21 ラピュタビル B1F)
■出演者
鈴木勝大
天木じゅん
中澤隆範
小池亮介
酒井敏也
藤澤まな(±0)
山田貴之(±0)
■スタッフ
作:別役実
演出:たはらひろや
音楽:YUZUKI
舞台監督:木ノ枝 棒太郎/須藤旭
舞台美術:村上薫
照明プラン:紺野浩史(Lukeo)
照明オペレータ:島田雄峰(LST)
音響:奥村ココア(零ʼs record)
衣裳:梶⼭ゆめ乃
宣伝美術:⽥原⿓⾺
広報:Tamami
制作:±0制作部
±0 :林俊介 豊島れいか 中浜未来
■公演スケジュール
9月22日(金)18:00
9月23日(土)13:00/18:00
9月24日(日)13:00/18:00
9月25日(月)18:00
9月26日(火)13:00/18:00
9月27日(水)18:00
9月28日(木)18:00
9月29日(金)13:00/18:00
9月30日(土)13:00
受付開始:開演の45分前
開場:開演の30分前
■チケット料金
S席(最前列):7,500円
A席(2列目以降):6,000円
U-22割:3,000円
(全席指定・税込)
※別途、手数料が掛かります。