「栄養の日・栄養週間 2023」市民公開講座 収録イベントレポート  スペシャルゲストとしてアンバサダーの溝端淳平さんが登場!

~朝イチで体重計に乗って 自分自身に合った“間食”スタイルを見つけることが大事~

公益社団法人 日本栄養士会は、「間食の、すすめ!」をテーマとして開催する「栄養の日・栄養週間 2023」の一環として、市民公開講座オンライン『溝端淳平さんと学ぶ「間食の、すすめ!」の極意』の収録イベントを、8月2日(水)、東京・港区の「竹芝ポートスタジオ」で実施しました。

■実施日:2023年8月2日(水)12時20分~13時30分
■登壇者:溝端淳平(「栄養の日・栄養週間 2023」アンバサダー)
     鈴木志保子(公益社団法人 日本栄養士会 副会長)

フォトセッション1
フォトセッション2
市民公開講座

颯爽とステージに登壇した溝端さん。管理栄養士・栄養士のイメージを問われると、次のように語りました。
「以前のマネージャーさんが栄養士の資格を持っていたので、『朝、何を食べたらいいですか?』と相談をしたりしていました。僕らの仕事は時間が不規則で食生活もかたよってしまうので、非常に助けていただきました」

演じる役によって、食の好みは変わりますか?という質問に対し、
「僕らの仕事は現場によって、演じる役も違えば、毎回職場が変わるようなものなので…逆に言えば普段の生活は一定に保ちたいとは思っています。
いま演じているのが小説家の役なのですが、ほとんど家にいて、あまり体を動かしたり、運動をしたりしないので、少し痩せ細っているくらいが良いのではと思い、体重を落とす意味でも朝食をバナナと豆乳だけにしています。大河ドラマで(今川)氏真を演じている時は血の気の多い役だったので、エネルギーが出るようにお肉をたくさん食べてみたり、そういう意味では役によって食事の変化はあるかもしれないですね」と語りました。

公益社団法人 日本栄養士会 鈴木志保子副会長とのトークを通じて、通じて、現代日本が抱える様々な食の課題や、多様化するライフスタイルに合わせて「間食」を取り入れた食生活を学んだ溝端さん。本日収録した「市民講座オンライン」は8月4日(金)より公開となります。
「今日、一番に学んだのは、朝イチに体重計に乗るということ。朝起きて体重を測って健康状態を考えながら、『じゃあ、あれを食べよう』と臨機応変に考える。自分の体と対話しながら、自分自身に合った(間食の)スタイルを見つけることが大事だと教えていただきました」

概要

・タイトル: 「栄養の日・栄養週間 2023」市民公開講座 収録イベント
       溝端淳平さんと学ぶ「間食の、すすめ!」の極意
・実施日時: 2023年8月2日(水)12時20分~13時30分
・会場  : 竹芝ポートスタジオ
       (東京都港区海岸1丁目7-1 東京ポートシティ竹芝8F)
・URL   : https://www.nutas.jp/84/2023/
・主催  : 公益社団法人 日本栄養士会
・登壇者 : 溝端淳平(「栄養の日・栄養週間 2023」アンバサダー)
       鈴木志保子(公益社団法人 日本栄養士会 副会長)

関連イベント「間食レシピ」オブ・ザ・イヤーの表彰式も実施

管理栄養士・栄養士が考案し、SNSに投稿した「間食レシピ」の人気投票を行い、獲得票数の多かった5点の作品を「間食レシピ」オブ・ザ・イヤーとして表彰しました(レシピ投稿数:427/総投票数:11,558)。その代表として、「もちもちフルーツヨーグルト」を投稿された松尾真里さんが表彰式のステージに登壇しました。

松尾さんコメント
「間食の、すすめ!」というテーマでレシピを考えさせていただいて、これまで三食が大事と思っていたのですが、食べられない方というのがすごく多く、ご高齢者さんだとどうしても栄養不足になることが本当に多いので、ぜひこの機会に“もっと作りやすい、食べやすい”ような、間食を考えて、皆様にご提供させていただけたらと思います。

表彰式

「間食レシピ」オブ・ザ・イヤーを受賞したレシピと日本栄養士会からのコメント
・もちもちフルーツヨーグルト/松尾真里さん
「食事で主菜や副菜等のおかずに使用されることが多いライスペーパーを、間食としてフルーツと組み合わせたところが新しいレシピ。間食の目的によって、エネルギーを摂取したい人には、ヨーグルトをカスタードに変えたり、エネルギーの摂取量を抑えたい人には、果物の甘みを生かしているので、砂糖の使用量を抑えたりすることでアレンジできます」

・旨のりポテト/奥野由さん
「こどもが3食の食事だけでは摂り切れないエネルギーを補うための補食レシピ。こどもたちが大好きな食べ物であるフライドポテトを、トースターで調理することで脂質を抑えたところと、うま味調味料やあおさの風味をいかすことで、食塩の使用量も控えることができたところに創意工夫が見られました。こどもたちの笑顔が見えるレシピです」

・カラフル涼しげ★フルーツたっぷり牛乳寒天/葉梨静香さん
「カルシウムは成長期のこどもの補食で重要な栄養素ですが、大人も不足していることが多いと言われています。この牛乳寒天を間食にすることで、カルシウム摂取が補えます。キウイフルーツを利用することで彩りもよく、酸味が爽やかで暑い夏にぴったり。家族みんなで一緒に楽しく食べられる点がおすすめです」

・キウイと桃のトロピカルマリネ/菱沼未央さん
「果物を食べるたびに皮をむくのは面倒…、そんな手間を解消する間食レシピの提案です。「マリネ」にすることで保存期間を長くし、時間がないときや食事時間があいてしまいそうなときに、手軽に間食として取り入れられるところが役立ちます。香り高いパッションフルーツを組み合わせることで満足感が得られるところも工夫されています」

・カッテにじゃがいもになった、おはぎ!/佐藤貴子さん
「じゃがいもそっくりな見た目が印象的な「おはぎ」の間食レシピです。すべて北海道の食材を利用し「オール北海道!」と地産地消を意識され、サステナブルな観点も含まれているところが魅力です。おはぎの材料として意外な食材がたくさん使われているところもポイント。食べるときにワクワクが止まらなさそうです。間食だけではなく、軽食としての活用もできます!」

ご参考 「栄養の日」および「栄養週間」について

公益社団法人 日本栄養士会は、全ての人びとの健康の保持・増進を実現するために、「栄養の日(8月4日)」、「栄養週間(8月1日~8月7日)」を制定しました。栄養について一般生活者に親しみを持っていただくことを目的とし、“8(エイト)”と“4(よん)”で、「えいよう」の日としています。7月31日栄養改善法公布、8月1日公益社団法人設立日、8月2日健康増進法公布など、栄養や当会に関連する記念日が多数あることにも由来しています。

公益社団法人 日本栄養士会 公式サイト: https://www.dietitian.or.jp/

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