FIBA 3x3 World Tour Utsunomiya Final 2019 ~「Novi Sad」(セルビア)が、2年連続4回目の優勝~
国際バスケットボール連盟 正式競技3人制バスケットボール「3x3」 宇都宮で初めてのクラブチーム世界一最終決定戦 約7.8万人が観戦
FIBA 3x3 World Tour Utsunomiya Final 2019実行委員会(実行委員長:宇都宮市長佐藤栄一)は、3人制バスケットボールのクラブチーム世界一決定戦「FIBA 3x3 World Tour Utsunomiya Final 2019」を11月2日(土)・3日(日)に開催しました。
宇都宮市で初めてのクラブチーム世界一最終決定戦を約7.8万人が観戦
世界11都市で行われた「World Tour Masters」における優勝チームを含む計12チームが宇都宮に集結。昨年王者の「ノビサド・アルワルダ」(セルビア)などが、2019年クラブチームNo1の覇権をかけ、世界最高峰の迫力あるプレイを繰り広げました。11月2日(土)には、3チーム・総当たり戦を行い、3日(日)には勝ち抜いた8チームがトーナメント方式で対戦。決勝では、「Novi Sad」(セルビア)が7月に行われたW杯優勝メンバー3名が所属する「Princeton」(アメリカ)を21-17で抑え、2年連続4回目の優勝を果たしました。宇都宮での初めての「3x3」クラブチーム世界一最終決定戦として注目が集まる中、宇都宮二荒山神社の大鳥居をバックに設置された特設会場に、2日間で延べ7.8万人が観戦に訪れました。
大会前日には、「オリンピック出場国発表記念イベント」も開催
大会前日の11月1日(金)には、「3x3」が初のオリンピック正式種目となるTOKYO2020大会の出場国発表が、同会場にて行われました。男女各8カ国の出場枠中、各4カ国が公式発表され、開催国枠として、男子日本代表のTOKYO2020大会出場が発表されました。また当日は、大会実行委員長の佐藤栄一宇都宮市長やFIBA会長ら関係者による鏡開きや、縦20m×横50mの大規模プロジェクションマッピング、アーティストによる多彩なパフォーマンス等が行われました。
「3x3」TOKYO2020大会出場国一覧 ※2019年11月3日現在
『FIBA 3x3 World Tour Utsunomiya Final 2019』 試合結果
11月2日(土)グループ予選
※赤枠チームは11月3日(日)の決勝トーナメントへ進出
11月3日(日)決勝トーナメント
大会当日の様子
【ご参考】国際バスケットボール連盟 正式競技「3×3」について
「3x3」とは、かつてストリートなどで「3on3」として知られていた3人制バスケットボールに世界統一の競技ルールを設け、正式競技種目として国際バスケットボール連盟(FIBA)が推進している競技です。
Points/特徴
●都市を象徴するランドマークを舞台に“整備されたインフラ”を活用する都市型スポーツ
● “SPORTS” ”MUSIC” “DANCE”などが融合した新しいスポーツエンターテイメント
●ハイトラフィックな場所にコートを設置することで多様な人々を魅了
Rule/ルール
History/歴史
2007年:Youth Olympic Gamesにおける競技採用が決定
2010年:Youth Olympic Games in Singaporeで3x3競技開催
2011年:国別代表戦 FIBA 3x3 World Cup 初開催
2012年:クラブチーム世界選手権 FIBA 3x3 World Tour 初開催
2014年:世界に先駆けて日本のプロリーグ「3x3.EXE PREMIER」開幕
2017年:IOC総会にて「3x3」オリンピック正式種目化決定
2020年:東京オリンピック
Federation Ranking/国別ランキング ※2019年11月18日現在
-男子:9位
-女子:11位
宇都宮市と3人制バスケットボールの歩み
宇都宮市は、2016年から国際バスケットボール連盟(FIBA)が主催する「3人制バスケットボール」のクラブチーム世界一決定戦「FIBA 3x3 World Tour」を、約1600年にわたって宇都宮の街を見守り、歴史・文化と近代的な街並みが融合したロケーションの「宇都宮二荒山神社」を舞台に誘致し、「3x3のまち、宇都宮」をスローガンに掲げ、多くの宇都宮市民及び県外、国外から集まった人々へ世界最高峰の戦いを体感できる機会の提供と、宇都宮の食や文化、魅力を世界へ発信してきました。
また、市内小中学校への3x3公式球の配布や屋外バスケットゴールの設置、大会本番のコートで決勝戦を行う「宇都宮市長杯」U12 3x3大会の開催、更には大会出場選手が小学校を訪問し、子どもたちとの交流を行う学校訪問事業など、3人制バスケットボールを通して子どもたちが3人制バスケットボールに親しみやすい環境づくりにも積極的に取り組んで参りました。