賃貸の住み替え。裏ワザを使えば誰にでも簡単に初期費用を抑えられます。
転勤などによる賃貸の住み替えをされる方をする場合、契約自体を改めないといけない事から、初期費用をまた支払わなければなりません。初期費用は物件や管理会社ごとで異なることからできるならば初期費用は抑えたいところ。
実は裏ワザを使えば「誰も簡単に初期費用を抑えられる」ことをご存知でしょうか?
これは特段難しいことではなく、賃貸の住み替えを今まで行ったことがない方でも、簡単にできます。
目 次
1.管理会社を変えずに住替えする
2.契約日を月末にする
3.敷金・礼金なし物件を選ぶ
4.フリーレント物件を選ぶ
5.入居時期をずらす
6.まとめ
1.管理会社を変えずに住替えする
賃貸物件を住替えする時、同じ管理会社が管理している物件に入居するだけで、初期費用の中に必ず含まれている「仲介手数料」が無料になる場合があります。
仲介手数用は、不動産仲介会社にとっては「売上」そのもの。法律によって上限が定められているので、それが無料になることは管理会社にとっては、一見すると痛手に見えます。
ただ、同じ管理会社同士の物件に住替えることにより、管理会社としては毎月の家賃は引き続き入ってくることから、あえて仲介手数料を無料にしている所があります。
詳細に関しては、管理会社までお問い合わせください。
2.契約日を月末にする
もし契約日を気にされていない方。場合によっては余計なお金を支払っている可能性が高いと言わざるを得ません。
賃貸の初期費用の中には、前家賃と呼ばれる費用が含まれています。
前家賃とは、契約時に当月分と翌月分の家賃を一度に支払う費用のことですが、契約される月の家賃は「日割り家賃」が適用されますが、契約日を「月末」にすることにより、当月分の日割り家賃分を少なくすることができるので、オトク度が増します。
3.敷金・礼金なし物件を選ぶ
新築物件、築年数が浅い物件では難しいですが、築10年以上の物件においては、敷金や礼金が設定されていない場合が意外に多いです。
敷金は入居時に管理会社に「預け入れる」お金であり、ご入居期間中「故意に破損」「夜逃げ」「家賃滞納」しない限り、退去時には原則返金されます。
礼金は、入居時にオーナーさんに支払う謝礼金みたいなもので、退去時には返金されない費用。
管理会社の担当者の話によると、最近のお客様は、室内を丁寧に使用している感じが強く、退去時にお客様責任における「退去費用」が発生することは、めっぽう少なくなっているとのことですので、礼金はともかく、敷金に関しては預け入れる必要性はありませんよね。
4.フリーレント物件を選ぶ
フリーレントとは、家賃が一定期間無料になるもので、フリーレントがついている物件においては、初期費用の中に含まれている「前家賃」の家賃部分と相殺することができるので、初期費用を抑えることが可能となります。
但しフリーレント物件を選ぶ時、1点だけ注意が必要なのが、短期間で退去されてしまうと「短期解約違約金」が発生し、違約金を支払わなくてはならなくなること。参考までに当物件の場合は、契約日から1年未満でご退去された場合には、違約金として家賃1か月が発生します。
5.入居時期をずらす
賃貸業界においては、毎年1月~3月までは、新生活が始まることから入退去がものすごく多くなります。ただその一方で4月後半~8月お盆前、10月~12月はお部屋探しをされる方は極端に少なくなることから、繁忙期では「家賃交渉」が難しい場合があっても、閑散期には比較的交渉が成立する可能性があります。
もし入居時期をずらせられる方は、ずらすというのもひとつの手です。
6.まとめ
賃貸の初期費用は高額になりやすいですが、ただ誰にでもできる裏ワザを使えば、簡単に初期費用を抑えることは可能です。
今回ご紹介した「契約日を月末に設定する」に関しては、お客様の方から「お願い」をしなければ、仲介会社の方で一方的に決めてしまうので、注意が必要です。