ヨシタケシンスケの新作「子どもあるある」絵本 『あきらがあけてあげるから』4/14発売決定
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2021年4月14日に『あきらがあけてあげるから』(ヨシタケシンスケ作/絵、税別1,000円)を発売します。本書は、お菓子の袋やジュースのふたが開けられなくて「くやしい」と思っている男の子の物語です。子どもの「あるある」を独自の視点でユーモラスに描きだす絵本作品で、数々のヒットを飛ばしてきた著者の最新刊です。
初版部数は8万部
本書は、『おしっこちょっぴりもれたろう』(2018年6月刊、累計39万部)、『なつみはなんにでもなれる』(2016年11月刊、30万部)、『わたしのわごむはわたさない』(2019年11月刊、15万部)というヒット作に続く最新絵本ということもあって、発売前から書店の注文や問い合わせが殺到しています。ヨシタケシンスケ作品の人気と期待度の高さがうかがえる反響の大きさを受けて、初版部数は8万部に決定しました。
『あきらがあけてあげるから』あらすじ
ボクは、くやしい。ボクは、このチョコが食べたいけれど、ふくろがあけられない。ボクも大きくなったら、なんでもあけられるようになるはずだ!――「まだちっちゃいから、あけられない」。あきらは、幼いなりにちゃんと理解しています。袋のギザギザもペットボトルのふたも、今に、自分のぶんもみんなのぶんも、ぜーんぶあけてあげたい。大きくふくらむあきらの夢が、ユーモアたっぷりに描かれます。「なつみ」「もれたろう」「わごむちゃん」ら、既刊の主人公たちがページのどこかに登場する、ミニ探し絵のお楽しみつきです。
2児の父ヨシタケさんが全お父さんの気持ちも代弁
おかあさんは、何かをあけてくれた時に「なんていうの?」とうながします。お礼をいって受け取りながらも、なんだかくやしいあきらの気持ちは、子どもなら一度は味わったことがあるものです。あきらのおとうさんは、「これあけて」がうれしそうです。「おとうさんは、あけるのすきなの?」という息子の質問にうなずいて、理由を説明するおとうさんの表情や言葉からは、著者であるヨシタケシンスケさんの、男の子2人の父親の顔も垣間見ることができます。
書誌情報
書名:あきらがあけてあげるから
著者:ヨシタケシンスケ作/絵
定価:1,000円(税別)
仕様:B5判変型上製/48ページ
発行:PHP研究所
発売日:2021年4月14日
https://www.amazon.co.jp/dp/4569789935/
著者
ヨシタケシンスケ
1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。『りんごかもしれない』『もうぬげない』(以上、ブロンズ新社)、『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(以上、PHP研究所)でMOE絵本屋さん大賞第1位、『りんごかもしれない』で第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。著書に、『ぼくのニセモノをつくるには』『このあとどうしちゃおう』『こねてのばして』(以上、ブロンズ新社)、『ふまんがあります』『わたしのわごむはわたさない』(PHP研究所)、『つまんないつまんない』『それしかないわけないでしょう』(以上、白泉社)、『あるかしら書店』(ポプラ社)、『みえるとかみえないとか』(アリス館)などがある。2児の父。
累計144万部突破!PHP研究所のヨシタケシンスケ絵本
【39万部突破】
第11回MOE絵本屋さん大賞2018、静岡書店大賞、沖縄書店大賞
『おしっこちょっぴりもれたろう』(2018年6月発売)
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-78778-7
【30万部突破】
第10回MOE絵本屋さん大賞2017
『なつみはなんにでもなれる』(2016年11月発売)
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-78606-3
【15万部突破】
『わたしのわごむはわたさない』(2019年11月発売)
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-78900-2
【34万部突破】
第8回MOE絵本屋さん大賞2015
『りゆうがあります』(2015年3月発売)
https://www.php.co.jp/riyuga/
【26万部突破】
『ふまんがあります』(2015年9月発売)
https://www.php.co.jp/fumanga/