【300万人⁉︎増加するビジネスケアラー】経産省主催OPEN CARE PROJECTに仕事と親の介護の両立を支援する『まごとも』の運営企業(株)whickerが選ばれました。
40代後半から増える仕事をしながら介護をするビジネスケアラー。世界でも最先端の課題の超高齢社会の課題をどのように解決していくのか。その取り組みが表彰されました。
経済産業省が主催『OPEN CARE PROJECT』
株式会社whickerは、この度、経済産業省が主催するOPEN CARE PROJECTに参加する企業として選ばれたことを発表いたします。『まごとも』は、学生が高齢者のもとを訪問し、外出や外食のサポート、スマートフォンやタブレットの使い方指導など、介護保険ではカバーされないサービスを提供しています。このサービスは、特に自宅で親の介護を必要とするが、仕事や自身の家庭の事情で十分なサポートが難しいビジネスケアラーにとって、大きな支えとなっています。
今後の展望
OPEN CARE PROJECTは、介護サービスのイノベーションを促進し、介護と仕事の両立を支援することを目的とした経済産業省の取り組みです。このプロジェクトに選ばれたことは、『まごとも』が提供するサービスが、社会的な課題解決に貢献しているという高い評価を受けた証と言えます。
『まごとも』のサービスは、孫世代の若さと活力を介護サービスに取り入れることで、高齢者に新たな刺激と楽しい時間を提供します。また、サービス利用者の家族には、訪問時の写真付き報告を通じて、遠く離れた場所からでも安心して親の様子を見守ることができます。
株式会社whickerは、OPEN CARE PROJECTを通じて、さらに多くのビジネスケアラーが直面する課題に対応し、社会全体で介護と仕事の両立を支援する環境を整えていくことを目指しています。今後も、『まごとも』を通じて、高齢者とその家族に寄り添ったサービスの提供を続けてまいります。
「まごとも」とは
「まごとも」は、株式会社whickerが高齢者に提供するサービスです。
学生が、高齢者の話し相手になったり、スマホの使い方や外出を支援をしていく中で、高齢者にとって「まご」世代の「とも」だちができることを目指します。
高齢者のQOLの向上や高齢者と触れ合うことによる学生の成長に貢献します。
株式会社whickerは、高齢化社会の新しいあり方を常に模索しています。
まごとものビジョン
「親の介護」と「仕事の両立」は、多くの家族世代が直面する深刻な課題です。経済産業省の推計によると、2030年には約318万人がこの問題を抱え、仕事と介護を両立するビジネスケアラーによる経済損失額は約9兆円に達するとされています。
また、2025年には団塊世代が全員後期高齢者になり、高齢者の増加に伴う医療・介護費負担の増加や介護事業所の倒産、介護士の高齢化といった課題が一層深刻化します。
こうした社会問題に対処するため、弊社は『まごとも』という新しい世代間交流サービスを提供しています。『まごとも』では、介護福祉士の監修を受けた若者がシニアを訪問し、外出やデジタルサポートなど、介護保険では対応できない幅広いニーズに応えます。
特に注目すべき点は、シニアと若者の交流がもたらす精神的な活力です。『まごとも』を利用し始めたシニアが、精神的に前向きになり、自主的に歩行訓練を行うようになり、数週間で補助器なしでの歩行が可能になった事例もあります。
こうした交流は、シニアの元気を引き出すだけでなく、ビジネスケアラーとして働く家族の介護負担を大幅に軽減する効果があります。
さらに、サービスの透明性を重視し、ご家族には終了後に笑顔の写真付きレポートを提供しています。実際に利用されたご家族からは「親の日常にハリが出て嬉しい」「親がポジティブになった」という嬉しい声が多く寄せられています。
また、京都大学および京都橘大学との共同研究により、世代間交流の価値を学術的に探求しており、今後もこの取り組みを通じて高齢化社会の課題解決に貢献してまいります。
株式会社whickerは、OPEN CARE PROJECTへの選出を機に、『まごとも』のさらなるサービス向上と普及に努め、介護が必要な高齢者とその家族、そしてビジネスケアラーの支援に積極的に取り組んで参ります。私たちは、一人でも多くの方が仕事と介護の両立を実現できる社会の実現に貢献していく所存です。
ご興味のある方は以下の連絡先にご連絡ください。
株式会社whicker(ウィッカー)
本社所在地:〒602-0853 京都府 京都市上京区宮垣町91-102
代表取締役:山本 智一
TEL:050-6863-7272
設立年月日:2022年2月8日
事業概要:高齢者に対する家事代行を含む見守り・生活支援事業
サービスHP:https://whicker.info/
各種SNS:https://lit.link/magotomo