FLL全国大会開催!!
教育図書・教材の出版および各種教室やスクール運営を行う中央出版株式会社(名古屋市名東区、代表:前田 哲次)は、全国でロボット科学教育を展開する株式会社ロボット科学教育(神奈川県横浜市青葉区、代表:鴨志田 英樹)と共同で日本各地に展開しているレゴ(R)ブロックを使ったプログラミング学習「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座を運営しています。
FLL全国大会開催!
中央出版株式会社Kicks講座では毎シーズン、FIRST(R) LEGO(R) League(以下 FLL)に参戦しています。FLLとは、ロボット競技・プロジェクト学習・プレゼンテーションを通じて、ハンズオンによる「体験的な取り組み」を重視した教育プログラムです。子どもたちに不足しがちな「ひとつの課題について、主体的に深く考え取り組み、解決していく」経験の場・機会を提供し、子どもたちの思考力・科学への関心と理解、表現力・チームワークといった力を鍛えることができる場です。


2025年2月15日、16日にFLL Explore(15日)とFLL Challenge(16日)の全国大会が東京国際交流館で開催されました。中央出版株式会社Kicks講座からも予選大会を経て全国大会の切符を手に入れた、FLL Exploreの「LEGO しんかい 6500」「エネルギー・オーシャン・ファインダー」「LEGO★よこはまりん★KESKE」 3チームとFLL Challengeの「ロボットワールドSY」が出場しました。
今シーズンのテーマは「海洋探査」でタイトルは「SUBMERGED℠」です。子どもたちはチームで、海洋を探査し、発見を形にするという壮大なテーマに取り組みました。
当日はチーム毎におそろいの衣装を着て、ブース展示やロボットゲーム(FLL Challengeのみ)、プレゼンテーションに臨みました。また、名刺交換などを行い、チームでの交流も楽しみました。プレゼンテーションでは、身振り手振りを使い、これまでの活動を自分たちの言葉で伝えることができました。ロボットゲームでは、チームで話し合った作戦で何度も練習や調整を繰り返し、活動の成果を最大限発揮することができました。
FLL Explore大会では、出場した全チームに、その活動をたたえて賞が贈られます。
LEGO しんかい 6500とエネルギー・オーシャン・ファインダーは「コアバリュー賞」を受賞しました。コアバリュー賞とは、FLLのコアバリューをよく理解しながら課題を探求し、素晴らしいチームワークを発揮したチームに贈られる賞です。
LEGO★よこはまりん★KESKEは「チームポスター賞」を受賞しました。チームポスター賞とは、目にとまる優れたデザインのポスターを制作したチームに贈られる賞です。
今回は世界大会への出場はかなわず、悔し涙も見られました。これから子どもたちは、チームで今回の大会の振り返りを行い、次のシーズンへと想いをつないでいきます。
FLL Exploreについて
FLL Exploreは6~10歳(日本では小学1年~4年)までの子どもたちに楽しくSTEM教育を学んでもらうためのものです。STEMとはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)のことです。
毎年、新しくて興味深いテーマが選ばれます。チームは2~6人で組み、動くレゴモデルとポスターを使って、調べたことや新しく発見したことを発表します。チームメンバーは、お互いを尊敬し、話し合いながらチームワークを育てていきます。
FLL Challengeについて
FLL Challengeは9歳~16歳の青少年を対象とした世界最大規模の国際的なロボット競技会です。競技は自律型ロボットで2分30秒の間にミッションの攻略を目指す『ロボットゲーム』と「イノベーションプロジェクト」「ロボットデザイン」の『プレゼンテーション』で構成されます。また、競技の中で「コアバリュー」の審査も行われます。「イノベーションプロジェクト」では毎年大会から出されるテーマに対する研究活動を行い、大会では専門家の前で問題解決策を提案します。子どもたちが科学技術に親しみながらチームで取り組むFLLの活動は、プログラミング教育、アクティブ・ラーニングの実践であり、21世紀型スキルを身につけるのに適した教育プログラムとして世界中の教育機関で導入されています。
全国大会結果
◆大会日程
FLL Explore :2/15(土)
FLL Challenge:2/16(日)
◆大会会場
東京国際交流館
◆中央出版から出場チーム、受賞
FLL Explore 3チーム(以下出場チーム名称)
・LEGO しんかい 6500 / コアバリュー賞
・エネルギー・オーシャン・ファインダー / コアバリュー賞
・LEGO★よこはまりん★KESKE / チームポスター賞
FLL Challenge 1チーム(以下出場チーム名称)
・ロボットワールドSY
Kicks講座とは?
◆Kicks講座には、じっくり考えて、あきらめずに、やりぬくチカラを育てる4つのポイントがあります。
1)ハンズオン 2)プログラミング 3)STEM教育※ 4)プレゼンテーション
※STEM教育とは?
( Science [ 科学 ] / Technology [ 技術 ] / Engineering [ 工学 ]/ Mathematics [ 数学 ] )
教科ごとに断片的に学ぶのではなく、さまざまな分野を横断的・統合的に学び、課題発見・解決能力を養います。
中央出版 ロボット科学教育Kicks