建築家 隈研吾氏×オロル株式会社CEO木下 淳之、特別対談を公開  ~建築家の視点から見る発色ステンレスの可能性~

2022-04-13 11:15

オロル株式会社(本社:鳥取県鳥取市、代表取締役:木下 淳之)は、建築家 隈研吾氏と対談し発色性ステンレスの可能性、新型コロナウイルス感染症を経験した後の第二次産業の今後、中小企業の在り方について語りました。対談の様子を2022年4月13日にオロル株式会社公式サイト、Youtubeにて公開いたします。

対談風景

対談風景

対談の概要

オロル株式会社が展開する「ORORU(R)(オロル)」は、世界で唯一の色調均一化を可能としたステンレス発色技術です。この技術や発色性ステンレスがどうデザインとして機能していくのか、世界で最も影響力のある100人として選ばれた建築家の隈研吾氏に機会をいただき、隈研吾氏のファンでもあるオロル株式会社のCEO木下 淳之と共に対談を行いました。対談では“発色性ステンレスの可能性”をテーマに、新型コロナウイルス感染症を経験した後の第二次産業の今後、中小企業の在り方について語っています。

対談の様子

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特設ぺージ

隈研吾氏プロフィール

1979年、東京大学大学院建築学専攻修了。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授を経て、2009年より東京大学教授。1997年、「森舞台/登米町伝統芸能伝承館」で日本建築学会賞、2010年、「根津美術館」で毎日芸術賞、その他 国内外からの受賞多数。近作に、「浅草文化観光センター」(2012年)、「アオーレ長岡」(2012年)、「歌舞伎座」(2013年)、「ブザンソン芸術文化センター」(2013年)、「FRAC マルセイユ」(2013年)、「北京茶室」(2014年)、「EPFL ArtLab」(2016年)、「ポートランド日本庭園カルチュラル・ヴィレッジ」(2017年)等。新国立競技場の設計にも携わる。

「ORORU(R)(オロル)」とは

「ORORU(R)(オロル)」とは、オーロラ(aurora)の仏語読みです。ステンレス表面の腐食を防ぐ薄い酸化皮膜(不動態膜)を化学的に厚くすることで光の反射度合いを変え、23色の色を見せる技術です。従来、ステンレスの発色処理は、酸化皮膜の厚さを精密制御することが難しく、材料やロット間で色のばらつきが出ていました。
当社では約7年の月日をかけ、酸化皮膜の精密制御をすることに成功。そして大型化や複雑形状へ対応しました。世界で唯一の色調均一化を可能としたステンレス発色技術です。なお、本技術は、介護機器・医療機器・自動車産業・金属加工各メーカー、機械部品メーカー、作業工具メーカー、厨房機器メーカー、住宅エクステリアメーカー及び娯楽用機械メーカーなど様々な業界でご利用いただくことが可能です。

「ORORU(R)」のメリット

ORORU(R)

ステンレス用品や部品に使用することで、「色調・デザイン性の向上」、「経年的使用による錆等の劣化の減少」といったメリットがあります。ステンレスは銀色が多く無機質で冷たいイメージが強くなりますが「ORORU(R)」の技術を活用することにより、温かみや意匠性を持たせることも可能になります。
なおこの技術は光の反射や屈折により様々な色彩変化を表現することが可能で、塗装の色合いとは違った表現により意匠面に表現性を与えることが出来ます。実際に店舗外壁などに施工頂いており意匠性が高まるだけではなく耐食性、耐候性ともに向上しており、塩害や雨などからステンレスへの浸食を保護します。

今後の展望

当社のステンレスの発色技術で「ステンレスは銀色」という既成概念を壊し、無機質な銀色のステンレスに温かみのある色彩を添えて、世界に新しい価値観をもたらしたいと考えています。
大型部品や、量産製品の建材、エクステリア、自動車部品など、その他工業製品に新しい価値観を届けるべく販路拡大を目指します。

会社概要

商号  : オロル株式会社
代表者 : 代表取締役 木下 淳之
所在地 : 〒689-1121 鳥取県鳥取市南栄町1番地
設立  : 平成30年2月1日
事業内容: トレーディング
資本金 : 10,000,000円
URL   : https://ororu-inc.co.jp

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