東京パラ水泳日本代表 南井 瑛翔選手×中村ブレイス トレーニング用義足 試作品完成!2/8にプールでテスト装着

令和4年(2022年)12月に中村ブレイスを訪れ、型取りをする様子
令和4年(2022年)12月に中村ブレイスを訪れ、型取りをする様子

近畿大学(大阪府東大阪市)体育会水上競技部所属で、東京パラリンピック水泳日本代表の南井 瑛翔選手は、令和6年(2024年)に開催されるパリパラリンピックを見据えた筋力強化のため、義手や義足等の製作を手掛ける中村ブレイス株式会社(島根県大田市、以下中村ブレイス)の協力のもと、トレーニング用義足を製作しています。その試作品が完成したため、令和5年(2023年)2月8日(水)、近畿大学クラブセンター内50mプールで試作品をテスト装着し、水中での感触を確かめます。

【本件のポイント】
●東京パラリンピック水泳日本代表の南井 瑛翔選手が、中村ブレイスとトレーニング用義足を製作
●完成した試作品を実際に着用し、水中での感触を確かめる
●義足を付けることで、足に効率的に負荷をかけるトレーニングが可能になる

【本件の内容】
南井 瑛翔選手は、先天性の左足欠損により、くるぶしから先がありません。今回、中村ブレイスで製作する義足を使用してトレーニングを行うことで、体の左右の筋肉バランスを整えることができるだけでなく、より効果的な筋力トレーニングが可能になり、水泳の競技力向上の一助となります。
中村ブレイスは、創業当時から現在まで、世界遺産石見銀山の地で義肢装具や人工補正具等の医療用具を製作してきました。製品は日本だけでなく世界でも使用されています。
以前、中村ブレイスの創業者で本学OBの中村 俊郎氏が、リオデジャネイロパラリンピック水泳日本代表の一ノ瀬 メイ氏(本学体育会水上競技部OB)にトレーニング用の義手を提供したことがあり、一ノ瀬氏の紹介で、南井選手のトレーニング用義足を製作することになりました。
令和4年(2022年)12月2日(金)に南井選手が中村ブレイス本社にて義足の型取り等を行い、今回、試作品が完成したため、実際に装着し、水中での感触を確かめます。
南井選手はこれらのサポートを受け、令和6年(2024年)に開催されるパリパラリンピック出場を目指しています。

【訪問概要】
日時  :令和5年(2023年)2月8日(水)9:00~11:00
場所  :近畿大学東大阪キャンパス クラブセンター内50mプール
     (大阪府東大阪市宝持3丁目11-35、
      近鉄奈良線「八戸ノ里駅」から徒歩約20分)
出席予定:中村ブレイス株式会社
     代表取締役 中村 宣郎
     大森 浩己
     那須 誠
     近畿大学体育会水上競技部
     選手 南井 瑛翔
     コーチ 貝桝 晴哉

【南井瑛翔選手 プロフィール】
南井 瑛翔(ミナイ アキト)
近畿大学経営学部2年、体育会水上競技部
平成14年(2002年)10月15日生まれ(20歳)
滋賀県守山市出身
平成30年(2018年)比叡山高等学校に入学
令和3年(2021年)近畿大学経営学部に入学
<主な成績>
第37回日本パラ水泳選手権大会
 50mフリー優勝、100mフリー優勝、100mバタフライ優勝
2021ジャパンパラ水泳競技大会
 50mフリー優勝、100mフリー優勝、100mバタフライ優勝
2020東京パラリンピック水泳
 100mフリー、100mバタフライ出場
2022マデイラ世界選手権
 50mフリー、100mフリー、100mバタフライ、200m個人メドレー出場
2022ジャパンパラ水泳競技大会
 50mフリー優勝、100mフリー優勝、100mバタフライ優勝、400mフリー優勝
<所有するアジア記録>
50m・100mバタフライ(S10)
<所有する日本記録>
50m・100m自由形(S10)、50m背泳ぎ(S10)、200m個人メドレー(SM10)

【中村ブレイス株式会社】
所在地   :島根県大田市大森町ハ132
代表者   :代表取締役 中村 宣郎
設立    :昭和49年(1974年)12月
資本金   :2,000万円
事業内容  :オリジナル義肢装具の開発など
ホームページ:http://www.nakamura-brace.co.jp

【関連リンク】
近畿大学
https://www.kindai.ac.jp/


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