世界初、防爆型後付けIoTセンサユニット「Salta®-Ex」を2月1日より販売開始

~ 防爆エリアでの設備巡回点検業務を遠隔監視可能に! ~

株式会社木幡計器製作所(本社:大阪市大正区、 代表取締役:木幡 巌 以下、木幡計器)は、石油コンビナート等の防爆エリア(特別危険個所 Zone0※1対応)での使用が可能な、“後付けIoTセンサユニット”としては世界初の防爆型センサ「Salta®-Ex」を開発し、2024年1月17~19日にインテックス大阪で開催の「第8回関西IoTソリューション展」5号館ブース番号:16-18 東亜無線電機/ベルチャイルド共同ブース)で製品発表を行うとともに、2024年2月1日より販売を開始します。 防爆型後付けIoTセンサユニット「Salta®-Ex」製品サイト:https://kobata.co.jp/product/iot-dx/salta-ex/

今回、新たに発売する防爆エリア対応品 Salta®-Exは、石油コンビナート、高圧ガスコンビナート、各種化学プラントや、塗装ラインなどの爆発危険エリアでの計器類の検針による設備点検業務を省力化し、遠隔監視できるもので、機械式の計器に直接後付けする指針読取センサとしては、世界発の防爆対応製品と言えます。本開発には、大阪の総合電子部品メーカーのホシデン株式会社(本社:大阪府八尾市、代表取締役社長 古橋 健士、以下 ホシデン)との技術連携により、実現したものです。 これまで、木幡計器は、「簡単レトロフィットDX」をコンセプトに、工場やビル施設の設備に多用されている圧力計、温度計等の既設機械式計器類を簡単に後付けでIoT/DX化できる製品 “後付けIoTセンサユニット”「Salta®(サルタ Sensor Add-on Lead To Action.)」を2022年1月より販売し、既存の設備に後付けを行うことで余計な設備投資を排除し、コストを意識したDX化に寄与できる製品を開発発売してきました。  https://kobata.co.jp/product/iot-dx/salta/ (※1:特別危険個所 Zone0:爆発性雰囲気が通常の状態において、連続してまたは長時間にわたって、もしくは頻繁に存在する場所) 木幡計器は、2016 年 10 月に独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の第2回先進的IoTプロジェクト支援事業の採択を受け、“後付けIoTセンサユニット”「Salta®」を開発、販売開始から2年間で、化学、鉄鋼、機械、自動車分野などで、既に2,500台以上の採用実績を有しています。 令和5年4月には、第35回中小企業優秀新技術・新製品賞優秀賞、令和5年10月にはKANSAI DX AWARD 2023企業連携賞を受賞する等、経済界においてもそのコンセプトと製品に対する評価をいただいております。

 製造現場の人材不足が深刻化する中で、火災や自然災害が発生すると大事故発生にも繋がりかねない防爆エリアの重要なインフラ設備の点検業務は、これまで人に頼らざるを得ない危険作業で、人材不足からの業務負荷は深刻な課題となっています。 コロナ禍を経て、各種プラントでの点検業務はDX化を各社が本格的に検討を進めておりますが、防爆エリアでの計測に関しては、現在も機械式計器が現場に多く採用されており、電源確保の問題や、通信課題などから、それら既設のアナログ計器のDX化は、これまで防爆対応製品がないため改善されてこなかったという現状があります。 木幡計器の開発、販売する本製品は、本質安全防爆構造の専用電池駆動で、通信規格はBluetooth5.1と、LPWAのLoRaの2つの通信規格を搭載、対応できる防爆エリアは最も危険な、特別危険個所といわれるZONE0まで対応が可能であり、各種プラント等で課題となっているDX化と安全性の両面を解決するものです。 対応ガス種も、水素ガスにも対応し、防爆エリア内での電池交換も可能な製品で、利用用途範囲の広いものとなるものと考えております。 Bluetoothでの通信は約20~50m、LoRa通信であれば約200~300m※2の通信距離が確保でき、データ送信頻度と電池寿命の条件で通信方法を選択可能。電池寿命は、通信頻度と通信距離などの条件によるが、1年以上。展示会では、防爆対応の通信器も同時発表を予定しています。(※2:いずれも通信距離は現場環境による) 価格はオープン価格、初年度3,000台の販売を見込んでおります。

防爆型後付けIoTセンサユニットSalta®-Ex
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